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【COVID-19】収束が見えない状況下でのコンクール 中止も延期もしない方策について考える

2020/04/25(土) 21:30:00

全国に拡大した非常事態宣言は5月6日までとなっているが、さらに延長される可能性が取り沙汰されている。

事態がかなり長期化するとの観測も出ており、ワクチンの開発と量産化に少なくとも3〜4年はかかり、完全な終息は数年〜10年先になるだろうとの厳しい見方もある。

▶︎ 東大の前田恵理子先生、「収束まで何年?親の覚悟」

このような状況の中、2020年春以降に開催予定の国内外のコンクールは非常に難しい判断を迫られた。

その対応は、概ね以下の5つに分かれている。

1)予定通り開催
2)今年の秋に延期
3)来年に延期
4)判断保留
5)中止

1)は3月中旬〜下旬開催の国内コンに見られた。 無観客等の感染予防対策が講じられた。

2)は5〜6月開催の国際コンに多く、その時点での「夏から秋には収束だろう」との期待感に基づく判断だった。状況次第では再延期または中止のリスクがある。

3)はメニューイン国際やアイザック・スターン国際など世界各国から多くのコンテスタントが参加するメジャーなものに見られた。東京オリンピックと同じスパンの延期幅だが、こちらも時間が経つにつれ状況次第では再延期または中止のリスクをはらむ。

4)現時点(4月末)では8月以降の多くのコンクールが開催可否について公表していない。封鎖や宣言の解除、収束に期待するスタンスだが、「数ヶ月で風向きが変わる」可能性は未知数だ。

5)をいち早く決断したのは4月末開催のドイツのアンリ・マルトー国際。3月半ばの決定だった(次回は2023年)。日本のピティナも4月初旬に5月末〜8月末までの全ラウンドの中止を発表、次回(来年)開催を期している。

「中止」は多くの損害を被ることになり、「開催」はそれを避ける替わりに感染リスクと評判リスクを背負う。

損害を回避するのか、感染リスクを回避するのか。

その狭間で悩み、「風向きの変化」に期待するのが「延期」や「判断保留」である。

収束は誰にも予見できない以上、正解は存在しない。

考え得る適切な解は、時期と状況によっても異なってくる。

実は少数派だが、中止でも延期でもない、もう一つの対応が見られた。

ホールでの実演審査をやめ、YouTube 等の動画審査で入賞者を決めるもので、ドイツのルービンシュタイン国際とベルギーのレオニード・コーガン国際の13歳以下のカテゴリーが急遽取り入れた。

不完全な開催の形となり、審査の公正性が損なわれる可能性はあるが、授賞で参加者を後押しするコンクールの機能は果たせる。

収束後に徐々に規制が解除されていく中で、過渡的なコンクールの実施形態の一つとしても、導入が検討できる方法だろう。

さらに少人数でのホール運営が許される状況になれば、無観客で演奏をライヴ配信し、審査員は在宅でリモート審査するという方法もあり得る。

また、従来もあった配信を視聴したオーディエンスの投票により聴衆賞を決める方式を応用し、在宅中の多くの専門家による一斉投票方式で審査を行って客観性を担保する方法も考えられる。

「密室の協議」で入賞者を決める従来型の審査の負のイメージを払拭する機会になるかもしれない。

休校中のオンライン授業、出勤停止下の在宅テレワーク、無観客でのコンサートライヴ配信等と同様に、コンクールもまた、この常ならぬ事態に際して、実演審査に替わるICTを活用した新たな審査スタイルの導入を検討しても良いのではないだろうか。

風向きの変化に期待するのではなく、状況にアジャストして帆を調整し風向きに合わせる努力をする。

収束が全く見えない状況だからこそ、一歩でも新しい方向に向け歩み出すリアリストとしての対応をコンクール主催者の皆さんには期待したいと思う。






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