「第62回全日本学生音楽コンクール」課題曲・予想結果(中学校の部)
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2008/04/29(火) 19:36:28
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中学校の部の予選曲は、ヴィエニャフスキ:新しい手法 op.10 ( Ecole Moderne for solo violin ) より第6番「プレリュード」。
これで予選は4年連続の無伴奏曲。本選も含めると、2003年から6年連続で無伴奏曲が課題となった。
小学校の部同様、伴奏ピアニスト業界の収入は長期低落傾向に歯止めがかからない状況である。
ヴィエニャフスキ:新しい手法は、2005年にバッハ:無伴奏とのセットで、第5番が出たことがある。各「お題」毎に、名人芸をご披露するという、お馴染みヴィエニャフスキの定番。「メニューイン国際」の第1ラウンドでは、エチュード・カプリース op.18 が課題となっていた。
美しくかつ凄い模範演奏を聴いてみたいところだが、CDはあまり出ていない。
サイドバーの「旬のCD」に挙げたルジェロ・リッチの録音は、kohji 氏も思わず「ポチッと」されたようだが、「夏の名残のバラ」(アイルランド民謡<庭の千草>による演奏会用変奏曲)を含むエルンスト:無伴奏ヴァイオリンのための6つの多声的練習曲も収録している。
冒頭30秒でよければ、こちらで無料試聴が可能。
本選曲はサン=サーンス:協奏曲第3番第3楽章。最近では2001年に1楽章が出ている。
今年の高校の部は、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ。中高揃って演奏効果の高いサン=サーンスの曲が選ばれたが、全国大会自由曲としても好まれる傾向にあったこの2曲。「全国は何にしようかしら」と今から皮算用に余念がないおけいこニストもいることだろう。
○第62回学生音コン・中学校の部・予選曲を予想してください。[投票期間] 2008/04/12 ~ 2008/04/24 [投票数] 33票
バッハ:無伴奏ソナタ1番より (5票/15.2%)
バッハ:無伴奏ソナタ2番より (0票/0%)
バッハ:無伴奏ソナタ3番より (1票/3.0%)
バッハ:無伴奏パルティータ1番より (1票/3.0%)
バッハ:無伴奏パルティータ2番より (0票/0%)
バッハ:無伴奏パルティータ3番より (1票/3.0%)
パガニーニ:24のカプリース2番 (1票/3.0%)
パガニーニ:24のカプリース5番 (1票/3.0%)
パガニーニ:24のカプリース9番 (6票/18.2%)
パガニーニ:24のカプリース14番 (1票/3.0%)
パガニーニ:24のカプリース16番 (0票/0%)
パガニーニ:24のカプリース18番 (0票/0%)
パガニーニ:24のカプリースその他 (1票/3.0%)
ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース op.18より (5票/15.2%)
ヴィエニャフスキ:新しい手法 op.10より→第6番プレリュードが予選曲となった。 (2票/6.1%)
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ (2票/6.1%)
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ1番 (1票/3.0%)
サラサーテ:序奏とタランテラ (2票/6.1%)
タルティーニ:悪魔のトリル1・2楽章 (1票/3.0%)
その他 (2票/6.1%)
(コメント)
■その他 ・ エルンスト:「魔王」・・・このブログっぽい? ・ エルンストの「魔王」
○中学校の部・本選曲を予想して下さい。 [投票期間] 2008/04/14 ~ 2008/04/24 [投票数] 25票
ヴュータン:協奏曲5番1楽章 (4票/16.0%)
サンサーンス:協奏曲3番1楽章 (4票/16.0%)
サンサーンス:協奏曲3番3楽章→本選曲 (0票/0%)
サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ (3票/12.0%)
メンデルスゾーン:協奏曲1楽章 (1票/4.0%)
メンデルスゾーン:協奏曲2・3楽章 (4票/16.0%)
チャイコフスキー:協奏曲3楽章 (0票/0%)
シュポア:協奏曲8番1楽章 (0票/0%)
パガニーニ:協奏曲1番1楽章 (3票/12.0%)
ブルッフ:スコットランド幻想曲3・4楽章 (3票/12.0%)
サラサーテ:チゴイネルワイゼン (0票/0%)
サラサーテ:カルメン幻想曲 (1票/4.0%)
シベリウス:協奏曲1楽章 (1票/4.0%)
その他 (1票/4.0%)
(コメント)
■その他 ・ ドボルザーク
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「学生音コン」課題曲予想結果|TB:0|CM:1|▲
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雪解けの大地に、清らかに鳴り響くチャールダッシュ-「サントリー天然水(南アルプス)」のCM
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2008/04/27(日) 09:13:17
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4月21日からオンエアされている「サントリー天然水(南アルプス)」のCM。
雄大な山頂を背景に、あるいは雪解けの白樺やブナの森の木陰で、美しい女性がヴァイオリンを奏でている。曲は、モンティ:チャールダッシュ。3篇からなる印象的なこのCMの動画と撮影メモはこちらから。
ヴァイオリンという楽器も、森の木々から生まれた自然の恵みの工芸品である。
すべてが「天然水」のコンセプト通り。
当然ながら演奏シーンそのものも、「不自然」であってはならない。
おけいこニスト&ペアレントであれば、CM中の演奏を一目見ただけで、これがこの種の映像にありがちな「弾きまね」では決してないことに気づかれるであろう。左手と右手、全身の動きは、確かにチャールダッシュのフレーズを紡いでいる。
出演し、実際にヴァイオリンを演奏しているのは、中村アヤサさん(高校2年生・16歳)。
3歳からヴァイオリンを始め、現在も練習に励む現役のおけいこニスト・アクトレスである。
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気になる話題・ニュースより|TB:0|CM:2|▲
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「第62回全日本学生音楽コンクール」課題曲・予想結果(小学校の部)
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2008/04/26(土) 20:45:12
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予選曲は、バッハ:無伴奏パルティータ第3番から Gavotte en Rondeau( ロンド風ガボット)。
これで3年連続で無伴奏曲が続いたことになる。近年では例がなく、無伴奏曲が定着する可能性が高まったと言えよう。
昨年度のプレリュードはかなり難物であったが、そもそもバッハ無伴奏から小学校の部の予選曲にできそうなものとなると限られてくる。するとローデやクロイツェルが引き続き来年以降の課題曲候補に登ってくることになろう。
本選曲は6年ぶりのモーツァルト:協奏曲である。2002年は4番。今年は3番でフランコのカデンツァ付。ちょうど12年前の1996年と同じである。
コンクールを目指すおけいこニストにとってこれほどポピュラーな曲はなく、一応、皆「弾ける」が、問題はその先にある。
「メニューイン国際」シニア部門の第1ラウンドはモーツァルトが課題の一つであったので、ネット配信で各コンテスタントの演奏を聴き比べてみるのも良いだろう。
ともかく、予選:ガボット、本選:モツ3番となれば、出場を検討するおけいこニストの食指は動きっぱなしとなる。
東京大会の参加者数がどれくらいになるのか、今から楽しみになってきた。
○第62回学生音コン・小学校の部・予選曲を予想してください。[投票期間] 2008/04/09 ~ 2008/04/24 [投票数] 83票
ヘンデル:ソナタ1番1,2楽章 (1票/1.2%)
ヘンデル:ソナタ2番1,2楽章 (0票/0%)
ヘンデル:ソナタ3番1,2楽章 (1票/1.2%)
ヘンデル:ソナタ4番1,2楽章 (1票/1.2%)
ヘンデル:ソナタ5番1,2楽章 (1票/1.2%)
ヘンデル:ソナタ6番1,2楽章 (1票/1.2%)
クライスラー:前奏曲とアレグロ (18票/21.7%)
クライスラー:コレルリの主題による変奏曲 (2票/2.4%)
モーツァルト=クライスラー:ロンド (5票/6.0%)
ベリオ:協奏曲9番1楽章 (7票/8.4%)
ローデ:24のカプリースより (19票/22.9%)
クロイツェル:42の練習曲より (5票/6.0%)
バッハ:無伴奏パルティータ1番 (2票/2.4%)
バッハ:無伴奏パルティータ2番 (2票/2.4%)
バッハ:無伴奏パルティータ3番→ガボットが予選曲となった。 (5票/6.0%)
ドント:24のエチュードとカプリースより (7票/8.4%)
その他 (6票/7.2%)
(コメント)
■ヘンデル:ソナタ1番1,2楽章 ・ そろそろヘンデルが来るかな ■ヘンデル:ソナタ5番1,2楽章 ・ まだでてないのはこれだけですね。 ■クライスラー:前奏曲とアレグロ ・ 個人的に好きだから ・ 中学は,しないのですか? ・ ピアノ伴奏復活ならこれかな、、、 ■ベリオ:協奏曲9番1楽章 ・ いつも楽しく拝見しております。(^^)
■ローデ:24のカプリースより ・ 根拠なく、ただのヤマです。 ・ muvannsou ・ 無伴奏エチュードでしょうか? ■バッハ:無伴奏パルティータ2番 ・ 今年も難曲だと思います。Gigaでどうでしょう。 ■バッハ:無伴奏パルティータ3番 ・ Loureになるような気がします。 ・ やっぱり無伴奏。ガボットかな、、、→的中! ・ もうわかっているでしょう ■ドント:24のエチュードとカプリースより ・ ドント
■その他 ・ ショスタコーヴィチ:コンチェルト1番3, 4楽章 ・ ルクレール、またはタルティーニなどのソナタに一票 ・ ベリオ:協奏曲7番1楽章 ・ バッハ:協奏曲2番 ・ クライスラー:シチリアーノとリゴードン ・ ベリオ:協奏曲7番1楽章
○小学校の部・本選曲を予想して下さい。 [投票期間] 2008/04/14 ~ 2007/04/24 [投票数] 43票
モーツァルト:協奏曲1番1楽章 (0票/0%)
モーツァルト:協奏曲3番1楽章→本選曲 (4票/9.3%)
モーツァルト:協奏曲4番1楽章 (3票/7.0%)
モーツァルト:協奏曲5番1楽章 (0票/0%)
ヴュータン:協奏曲2番1楽章 (1票/2.3%)
ヴュータン:バラードとポロネーズ (0票/0%)
ヴュータン:ファンタジア・アパッショナータ (1票/2.3%)
メンデルスゾーン:協奏曲1楽章 (5票/11.6%)
メンデルスゾーン:協奏曲3楽章 (4票/9.3%)
ヴィオッティ:協奏曲22番1楽章 (1票/2.3%)
ヴィオッティ:協奏曲22番3楽章 (1票/2.3%)
ヴィエニヤフスキ:協奏曲2番1楽章 (3票/7.0%)
ブルッフ:協奏曲1番3楽章 (6票/14.0%)
シュポア:協奏曲2番1楽章 (1票/2.3%)
シュポア:協奏曲8番3楽章 (0票/0%)
サンサーンス:協奏曲3番1楽章 (8票/18.6%)
ヴィターリ:シャコンヌ (3票/7.0%)
その他 (2票/4.7%)
(コメント)
■モーツァルト:協奏曲4番1楽章 ・ そろそろ、また来るかも・・・ ■メンデルスゾーン:協奏曲3楽章 ・ そろそろどうですか?定番中の定番 ■ヴィエニヤフスキ:協奏曲2番1楽章 ・ ラロ、ヴュータンと来たらこの曲でしょう。 ・ たぶん。難曲ですね。 ■ブルッフ:協奏曲1番3楽章 ・ 定番で
■サンサーンス:協奏曲3番1楽章 ・ 歌いこみの難しい曲になるのでは? ■ヴィターリ:シャコンヌ ・ 楽しく練習できそう♪ ■その他 ・ サンサーンス協奏曲3番3楽章
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「学生音コン」課題曲予想結果|TB:0|CM:0|▲
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「招き neko」プロジェクト(37)-無理して難易度の高いロマン派を弾かせるのではなく・・・
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2008/04/26(土) 01:44:26
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2002年3月の投稿である。
前年(01年)の「学生音コン」小学校の部・本選曲はヴィエニャフスキ2番1楽章、この年はモーツァルト4番1楽章、翌年(03年)はブルッフ1番3楽章であった。
<<毎コン小学生の部本選課題曲にヴィエニヤフスキやブルッフが出される昨今です。そこで音高狙いの生徒は小学校高学年ともなると、かなり難易度の高い曲を弾きこなすようになります。あるいは弾ければ音高・音大へ行こうと考えます。
しかし実のところ、毎コンに出てくる生徒でも自力で楽譜が読めるかと言えばそうではありません。読譜力は初級で演奏能力は中級、その差は指導者が埋めているのが実情です。
この事実に目をつぶったままひたすら演奏能力のみに磨きをかけていると早々と壁にぶつかります。エチュードのような比較的単純な構成のものを題材にアナリーゼ⇒その解釈を音にする指導を行なうべきで、それをしないのは実技指導者の怠慢です。クロイツェルでさえ旋法を知らないと解けない個所があったりします。
この話はよく弾ける子に限ったことではありません。「演奏能力=音楽的資質」と短絡的なとらえ方をするから指導者も保護者も本人も「弾けない=資質なし」としか考えられなくなるのです。おくての子には無理して難易度の高いロマン派を弾かせるのではなく、音符の少ない古典で音楽を考えさせる訓練をすべきです。それで音高は充分間に合います。 >>
(楽譜を読む 2002/ 3/16 1:17)
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nihonnnoneko 先生・全発言|TB:0|CM:0|▲
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「第62回全日本学生音楽コンクール」-(速報)小学校の本選曲はモーツァルト3番!
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2008/04/25(金) 00:15:48
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○(予選曲)
小学校の部 J.S.Bach:Partita for solo violin No.3 E major BWV1006から Gavotte en Rondeau *繰り返しあり。
中学校の部 Wieniawski:Ecole Moderne for solo violin Op.10から No.6 Prélude *繰り返しなし。
高校の部 J.S.Bach:Sonata for solo violin No.1 G minor BWV1001から Siciliana, Presto *繰り返しなし。
○(本選曲)
小学校の部 Mozart:Violin Concerto No.3 G major K.216から 第1楽章(カデンツァはフランコ) * ピアノ伴奏は34小節目から演奏する。カデンツァの後すぐに一番最後の小節を弾くこと。
中学校の部 Saint-Saëns:Violin Concerto No.3 B minor Op.61から 第3楽章 * ピアノ伴奏のカットはAllegro non troppoから数えて 109小節目の1拍目まで演奏し、139小節目までカット、140小節目から弾くこと。 164小節目から179小節目までカット。 298小節目から304小節目までカット。 347小節目から354小節目までカット。
高校の部 Saint-Saëns:Introduction et Rondo Capriccioso Op.28
少し気持ちが晴れた。
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第62回(2008)学生音コン|TB:0|CM:0|▲
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「第62回全日本学生音楽コンクール」-課題曲は25日午前0時に発表
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2008/04/24(木) 21:06:17
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告知通りだとすれば、「第62回学生音コン」の課題曲は、25日午前0時の発表となる。
すでに何人かの方々から、メールやコメントで情報を頂いている。当ブログの「課題曲予想投票」が盛り下がっている原因の一端かもしれない、4月18日の匿名掲示板へのある書き込みについてである。
予想投票を主催する立場として、事実かどうかわからない情報に左右されるわけにもいかず、今まで何も言わずにきた。
が、当ブログの常連読者諸氏ならば、その情報はすでにキャッチされていることであろう。そして午前0時のドキドキの瞬間に期待しているものは、「課題曲予想投票」の的中などではなく、リークかもしれないその情報の真偽にあるに違いない。当然、投票にはすでに興味をなくされたであろう。
無論、今の段階では真偽のほどは不明であるが、来年度の「課題曲予想」については、昨年のヴュータン4番が事前的中していたことなどを勘案して、その意義については再考したいと思う。
例え匿名掲示板の情報とは言え、そのような情報が毎年流布している以上、もはや企画の意味がなくなったと思わざるを得ないからだ。
何か割り切れない思いを胸に、午前0時を迎える。ほっと胸をなでおろすのか、あきれ果ててしまうのか。
「全日本学生音楽コンクール」公式サイト
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第62回(2008)学生音コン|TB:0|CM:0|▲
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「第2回ベンジャミン・ブリテン国際ヴァイオリンコンクール」-第1位はアンドレイ・バラーノフさん!
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2008/04/23(水) 19:52:33
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受賞者が発表された。
第1位は、アンドレイ・バラーノフさん(ロシア)。「07仙台国際」の第4位で、「大胆ともいえる骨太の演奏で存在感を誇った」、「ヴァイオリニストしての潜在能力はファイナリストの中で最もある」と高く評価された。
Andrey Baranov - First "Benjamin Britten Prize"
Deborah Nemtanu - Second Prize
Stephanie Jeong - Third Prize
Jaroslaw Nadrzycki - Fourth Prize
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そろそろ夏のセミナー選考が始まる
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2008/04/22(火) 20:30:32
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毎年、その受講生と受講曲一覧が注目を集める「2008いしかわミュージックアカデミー」。
マスタークラスのヴァイオリンは41名の募集。5月9日までに最近の自身の演奏(10分程度)をMD等で送付する。
教授陣は国際級。秋の国内外の「コンクール決戦」対策を念頭に、海峡を超え、門下を超え、ハイパー・おけいこニストが一同に会する夏となろう。
昨年の様子(スライドショー)
リゾートセミナー in TOMAMUは、4クールの設定。教授陣7名で、各15名定員の募集である。書類選考のみのようで、すでに4月1日から応募を受け付けている。
ウィーン国立音大教授陣による「第9回インターナショナル夏期講習会」(徳島文理大・ウィーン国立音大共同主催)。最終日に、オーストリアでの夏期講習会参加のための奨学金給付者オーディションがある。応募受付は5月1日~6月10日まで。MD等による選考である。
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公開レッスン・マスタークラス情報|TB:0|CM:0|▲
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「さわやか世代」、コンサートもぞくぞくと(14)
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2008/04/21(月) 19:48:13
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こちらも「若い芽」と冠されたコンサート。
関西では「学生音コン」入賞者らが出演する「期待される若き演奏家の集い」。
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リサイタル・演奏会情報|TB:0|CM:0|▲
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「08メニューイン国際コンクール」-シニア部門:受賞者発表!
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2008/04/20(日) 16:48:28
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シニア部門の受賞者が発表された。
○1st PRIZE RAY CHEN (Date of Birth: March 6, 1989 / Nationality: Australian) ○2nd PRIZE JIAFENG CHEN (Date of Birth: April 13, 1987 / Nationality: Chinese) ○3rd PRIZE and PRIZE for best Bach Performance EVGENY SVIRIDOV (Date of Birth: February 17, 1989 / Nationality: Russian) ○4th PRIZE STELLA CHEN (Date of Birth: December 7,1992 / Nationality: American)
第1位の Ray Chen さんは04年のジュニア部門・第3位。第4位のStella Chen さんは06年のジュニア部門・第5位である。
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13歳にして、創り上げられた音
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2008/04/20(日) 03:01:33
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(パールマン+レーピン)÷2=CHAD HOOPES
姿形のことではない。音だ。
6月でやっと14歳になる。
が、その音はまさに円熟の域にあると言ってよい。美しく芳醇、端正でかつ力強い。絹の触感。いつまでも聴いていたい音。
安定した技術、隙のないイントネーション感覚とヴィブラートの奥義。ソロでは際立ち、アンサンブルでは見事に溶け合っていた。
第1ラウンドの別格の音世界は、優勝を予感させるものだった。
ファイナルのチゴイネルワイゼンでは小さな事故があったが、それを補って余りある圧倒的な演奏。
クリーブランド音楽大学の2人の教授に師事。レッスンは週3回。「13歳にして完成された演奏家」との教授の評に、決して誇張はない。
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「08メニューイン国際コンクール」-ジュニア部門:受賞者発表!
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2008/04/19(土) 19:53:17
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ジュニア部門の受賞者が発表された。
○1st PRIZE CHAD HOOPES (Date of Birth: June 7, 1994 / Nationality: American)
○2nd PRIZE DMITRY SMIRNOV (Date of Birth: August 26, 1994 /Nationality: Russian)
○3rd PRIZE MINDY CHEN (Date of Birth: February 14, 1996 / Nationality: American) ○4th PRIZE KE ZHU (Date of Birth: December 18, 1993 / Nationality: Chinese)
○5th PRIZE SEOHYUN LIM (Date of Birth: October 16, 1994 / Nationality: South Korean)
○COMPOSER'S PRIZE YU-AH OK (Date of Birth: July 23, 1993 / Nationality: South Korean)
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「第62回全日本学生音楽コンクール」-やはり福岡大会事務局は違う!
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2008/04/18(金) 21:08:10
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「謎のさざ波」が暗示していた通り、東京大会に関する社告が、本日(18日)東京版・朝刊に掲載されると同時に、「毎日jp」にもアップされた。
もちろん日程・概要には何のサプライズもなし。一体何のために、昨年より発表を1週間近く遅らせたのか、よくわからない。
ところで「謎のさざ波」によれば、本日以降に、他の地区大会の日程も随時新聞紙面に発表される予定であった。
ところが、この曖昧な言い草を見事に裏切って、東京大会より先行して日程を発表していた地区大会があったのだ!
そう、イグラーユと 相思相愛の福岡大会事務局である。(このブログで「絵文字」を使ったのは初めてである。感動の程度が推測できよう。)
17日付「毎日新聞」西部版・朝刊及び同日の「毎日jp」に、福岡大会の日程が、すでに掲載されていたのである。
見出しも、「全日本学生音楽コンクール福岡大会 課題曲は25日発表」と、出場を考える人が一番知りたい情報を前面に出す。
そして記事では、「課題曲は25日発売の規定書に掲載、学生音楽コンクールのホームページ(http://gaccon.mainichi‐classic.jp/)でも25日午前0時から公開予定です。」とある。(太字強調はイグラーユによる)
おお、そうか。東京大会の社告は、「25日0時から公開予定」と記事の終わりにあっさりと書いてあっただけなので、注意が行かなかったが、「午前0時から」の公開なのである。昨年の「正午」とは違う!
すなわち、深夜、日付が変わる時間に、公式サイトに皆さん殺到してね、ということである。
こういう重要なことを、きちんと記事冒頭に置く。見る側の気持ちに立った福岡大会事務局の細やかな心遣いに感謝したい。
だが、それじゃあ、盛り下がるよね、という読者の声もあろう。
得意先を訪問する振りをして、銀座に直行。某大型楽器店前から、、「はい、イグラーユです」と携帯によるライブ投稿を試みる、あのワクワク胸躍る人気企画が、意味をなさなくなってしまったのだから。
でも、早く課題曲を知ることができるのは何よりである。
25日深夜、アクセス集中で、なかなか公式サイトが開けない、別の意味での「瀕死」状況が到来しませんように。
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「第62回全日本学生音楽コンクール」-公式サイトに謎のさざ波
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2008/04/18(金) 14:07:13
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海の向こうのコンクールは、10代の素晴らしい演奏をネットで視聴でき、大変な盛り上がりを見せているというのに、国内最高峰のこのコンクールに対する興味・関心の低調ぶりはどこに原因があるのだろうか?
今年で3度目の「課題曲予想!」の投票も、盛り上がりに欠けている。今のところ、昨年を明らかに下回る投票率である。
これでは第62回大会への取材意欲が湧いてこないなあ・・・と、ひとり勝手に落ち込むイグラーユを元気づける意味でも、是非とも1票を投じていただきたいと思う。
さて、お馴染みの瀕死のサイトに、何やらまた謎のさざ波が立った。
4月8日の記事で紹介した時には、ダークな気分を醸し出す色調のサイト表紙のタイトル下の黒地に白抜き文字は、確かに以下のように書かれていたはずだ。
<<2008年度第62回全日本学生音楽コンクールの日程は4月18日の毎日新聞紙面にて発表いたします。課題曲他詳細については4月25日発売の規定書のほか、当サイトでも同日発表の予定です。>>
ところがこれが、いつの間にか、次のようにメタモルフォーゼ。
<<2008年度第62回全日本学生音楽コンクールの各予選の日程は4月18日以降の毎日新聞紙面にて随時発表予定です。課題曲他詳細については4月25日発売の規定書のほか、当サイトでも同日発表の予定です。>>(太字強調はイグラーユによる)
後者は4つの地方大会の予選日程の告知予定を言いたいのかもしれない。東京大会は18日に発表できるが、その他の大会は18日以降ですよ、ということを言いたいのかもしれない、と好意的に解釈する人の良さは、残念ながらもはやイグラーユには微塵も残っていない。
前者でははっきりと4月18日に発表と言っていたのに、後者は「4月18日以降に随時発表予定」と、言い淀んでしまったとしか思えないのだ。
「以降」「随時」「予定」というアバウトな言葉を弄して、結局いつ発表されるのか、まったくわからない内容の日本語となってしまった。
しかも前者は「コンクールの日程」となっているのに、後者は「予選の日程」にすり替わっている。
一体何を意図しているのか?
予選の日程問い合わせが多く寄せられたために、急きょ、内容を差し替えたのか?
問い合わせの多さは、関心の高まりを表していると読めないのか? ならばどうすべきなのか?
概要・日程の発表日を明確に告知すること、これしかないはずだ。
関心の高まりから平気で身をそらす。盛り下がる原因の一端がここにあるのかもしれない。
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第62回(2008)学生音コン|TB:0|CM:2|▲
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「第2回ベンジャミン・ブリテン国際ヴァイオリンコンクール」-第2ラウンド進出12名を発表!
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2008/04/17(木) 19:42:55
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イギリスでは同時期に、シニアのコンクールがもうひとつ開かれている。
4月14日からロンドンで開かれている「第2回ベンジャミン・ブリテン国際ヴァイオリンコンクール」の第2ラウンド進出12名が発表された。
Competitors selected to go to the Second round are (in the order of playing):
Sergey Malov
Jaroslaw Nadrzycki
Deborah Nemtanu
Orest Smowzh
Kana Sugimura
Andrey Baranov
Harim Chun
Stephanie Jeong
Satenik Khourdoian
Maxim Kosinov
Marisol Lee
Andrew Ling
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コンクール|TB:0|CM:0|▲
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