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「第68回全日本学生音楽コンクール」東京大会・予選−中学校の部の結果【レヴュー①】

2014/09/08(月) 16:16:54

9月6日・7日、「学生音コン」東京大会・バイオリン部門は、千駄ヶ谷・津田ホールにおける「最後の」予選審査を行った。

学生音楽コンクールの最高峰として、幾多の若き俊英らが挑んできた“甲子園”。

その有終の美を飾るように、この両日、東京大会中学校の部では、実に水準の高いバッハとパガニーニが競演された。

今年の結果は、エントリー83名に対し、本選進出15名。競奏率は5.53倍だった。(昨年は、エントリー80名、本選進出16名、競奏率5倍。一昨年は、エントリー92名、本選進出13名、競奏率7.08倍)

競奏率は一昨年の7倍から、5倍台へと落ち着いたが、それでも小学校の部を上回る狭き門の状況が続いている。

昨年は第1位〜奨励賞までの入賞者が実に8名も出て、67年続く「学生音コン」バイオリン部門としては史上初の「椿事」となった。

今年もその流れを受け、過去の小学校の部での入賞入選者らが多く参戦し、高いレヴェルでの激戦の状況は予選段階からより鮮明になったと言えよう。

結果として、過年度の入賞・入選者ら「過年度実績組」が本選進出者のほとんどを占め、中学からの「学コン」初入選は至難の業となってしまった。

本選進出15名のうち、中学校の部での過年度入賞・入選者は6名。(2013年2位1名、奨励2名、入選3名) また、小学校の部での過年度入賞・入選者は8名。(2011年全国1位&2010年全国2位1名、2012年1位&全国2位1名、2011年奨励&全国3位1
名、2012年3位1名、2012年奨励1名等)

合わせると15名中、実に14名が「過年度実績組」で占められた。

もうあと数名だけ進出枠があればといつも思うのだが、審査には容赦ない合格ラインが引かれてしまう。実力通りの結果を手にしたコンテスタントがいた一方で、会心の出来なのに、結果が思わしくなかったと落胆するコンテスタントもいたはずだ。

合格ラインは、往々にして、僅かな差のところに無理やり入ってくる線引きであり、ラインがなぜそこに引かれたのかは、決して明らかにはされない。

多角的な採点項目から、審査員間で共有された明確な基準による採点が行われ、その集計結果が公表される。そうであれば納得度は増すが、そんな理想型のコンクールなど、世界のどこにも存在しないし、今後も現れようはないのかもしれない。

すると、数十の演奏を一回だけ並べて聴く。聴き逃しても再生は不可。(コンクールには“ビデオ判定”はない)

一回だけの大勝負である。

専門家が審査員といっても、細部まで集中して聴き取っているわけではない。

とすれば、主観や印象は避けようがないかもしれない。

そういうふうに、少々身も蓋もないけれど、コンクールを一歩引いて諦観をもって捉えた時に、「一体、何をすべきか?」と考えてみることも必要だ。

よりシンプルに言えば、相対評価の場で、誰が聞いても分かるような、明らかな「違い」が出せるかどうか。それが鍵となるのかもしれない。

客席での感想でも書いたが、ほんの小さなものでもいいから、「インパクト」があること。

それはダイナミックレンジの音量か、人を惹きつける音色か、細部まで明瞭な音か、冴え渡る技量か。それらを達成するための課題を、勿論すべてを達成できれば言うことなしだが、とりあえず1つでもそれを作ることを目指すという取り組みを、コンクールという短期間の目標への動きとは別に、長い時間をかけて継続していく。

それは魅力的な演奏家としての自分を創出していくプロセスそのものに他ならない。

そうしたことを意識的に行ったことの集積の先に、ひょっとしたらコンクールという他人が設定したどうしようもない壁を突破する方途も隠されているのかもしれない。

そんなことを、中学生としては申し分のないレヴェルにある多くの演奏を聴きつつ感じた。


橘和美優 さん(横浜市立原2年)

菊川穂乃佳 さん(東京都杉並区立高井戸3年)

清水伶香 さん(千葉県松戸市立根木内2年)

辻愛結実 さん(杉並区立高井戸2年)

佐々木つくし さん(東京都町田市立鶴川第二2年)

秋元源希 さん(埼玉県熊谷市立富士見1年)

山影頼楓 さん(東京都世田谷区立芦花3年)

外村理紗 さん(東京・吉祥女子1年)

大谷舞 さん(埼玉県入間市立藤沢3年)

平井美羽 さん(東京・東京女子学院2年)

子安出穂 さん(東京都中央区立晴海2年)

三谷本太一 さん(東京・カナディアン・インターナショナルスクール9年)

三好花奈 さん(横浜市立東山田2年)

安田理沙 さん(東京都文京区立茗台3年)

真田大勢 さん(横浜市・慶応義塾普通部3年)


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