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コンクール本番へ向け、 モチベーションをどうやって上げていくのか?

2014/07/02(水) 16:06:15

「学生音コン」 の申し込みが、7月8日から始まる。

夏から秋に本選を控えるいくつかのコンクールも、そろそろ予選を迎える時期だ。

コンクールの季節が到来すれば、誰しも当然、やる気のスイッチが入る。

これまではどうも中だるみで、モチベーションが上がってこなかったが、コンクールが近づくと急に上がってくる。

しかしそこには、やる気やモチベーションとは別の、ある「気分」も存在している。

大げさに言えば、一種のユーフォリア(熱狂的陶酔感)のようなもの。何となく気分だけが盛り上がってきて、地に足がつかない状態のことだ。

例えば、レッスンや練習では全く弾けていなかった箇所が、この時期になると「本番ではなんとかなるだろう」と気持ちが楽観の方へと切り替わってしまう。あるいは、追い込まれた末に、「これ以上やってもどうせ同じ」と都合よく吹っ切れてしまう。そんな心の動きだ。

準備不十分なまま本番を迎え、「ままよ」となってしまっては、結果がなかなか付いてこないのは自明の理であろう。

一方で、準備が万全であったとしても、ユーフォリアに浮かされてしまうと、本番で実力を発揮できないことにもなりかねない。

さらに、「浮き足立って」しまい、肝心な直前期のレッスンや練習に集中できなくなる事態に陥ってしまうこともある。

本番に向けて、浮かれることなく、適切にモチベーションを上げていくためにはどうすればよいのだろうか?

鍵はやはり、準備のあり方にあるようだ。

ピティナの審査員等を歴任した塚原利理氏が著した 「はじめてのピアノコンクール」 という本がある。

「先生と保護者のコンクール活用法」とサブタイトルが付された本書は、先生側へのアドバイスの体裁をとっているが、保護者側に欠けている考え方や視点が明確に示されており、保護者が読んでも有益だ。

・モチベーションを絶えず高くキープし続けることは不可能
・モチベーションは下がったものをすばやく上げることに意味がある

そのような認識に立って、「どうやったらモチベーションを上げられるか」をコンクールの準備のプロセスの中で常に考え、対策を実践していく必要性を本書は指摘する。

・同じ練習方法ばかり繰り返さず、視点を変えて、別のパッセージを熱心にやらせる
・異なった身体の使い方を身につけさせる
・「第2指導者」とのコンビネーションによる特別レッスンを取り入れる
・コンクール会場の環境に近いホールを借り切って「合同ステージ練習会」を行う(予選までに少なくとも3回は人前で弾く経験をさせる)

「第2指導者」は、公開レッスンや夏期講習・合宿で指導を受ける別の先生、「合同練習会」は予行演習的に受ける他のコンクールと捉えてもいいだろう。(ピティナの場合は、講評付きの成果発表会「ステップ」がこれにあたる)

常に、中だるみに刺激を与えるべく、異なった課題や新たな教授法に触れさせ、リハーサルによって本番力を身に付けさせていく。

言わば、本番直前に大きな「喝」を入れられ、飛び上がった途端に浮かれてしまうのではなく、普段から気が緩みそうだと思えば練習や指導内容に変化をつけ、リハーサルを行うなどして計画的に小さな「喝」を入れ続けていくということだ。

こうすれば、本番直前に現れがちの「浮かれた」精神状態は抑制され、適度なモチベーションを維持したまま本番を迎えることができる。

本書では他にも、コンクールへ向けてのレッスンの組み立て方(「引き算方式」)や、コンクール当日の心構え、結果が出た後のケア等、コンクール活用のための様々なノウハウが紹介されており、おけいこヴァイオリニストの父兄にとっても参考になる点が多い。

巻末データとして、日本のピアノコンクールの一覧(サイトURLを記載)が付されており、主要な26のコンクール(学コン・全日本ジュニアコン・クラコン・かながわ音コン・KOBE音コン・福山音コンを含む)については、「通過率」や点数・講評の開示状況といった興味深い切り口からの分析表も掲載しており、示唆に富む内容となっている。


はじめてのピアノコンクール~先生と保護者のコンクール活用法~はじめてのピアノコンクール~先生と保護者のコンクール活用法~
(2014/01/28)
塚原 利理

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