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【書籍】『チャイコフスキーがなぜか好き』(亀山郁夫著 PHP新書)

2012/03/14(水) 20:26:56

「カラマーゾフの兄弟」等の新訳で、近年のドストエフスキー・ブームに火を付けたロシア文学者亀山郁夫氏による、「死ぬまで聴いていたい」ロシア音楽へのオマージュである。

亀山氏は、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012」のアンバサダーに就任しており、本書は、音楽祭の公式ブックともなっている。

「ゲルギエフとサンクトペテルブルグの奇蹟―マリインスキー劇場のサバイバルと挑戦」という著書もある亀山氏にとって、ロシア音楽は専門領域と言ってよい。

10歳の時に聴いた「くるみ割り人形」に端を発したチャイコフスキーへの傾倒、大学学部での4年間のドストエフスキー研究の後、新たに研究テーマに選んだ20世紀初頭のロシア前衛文化に触発されて聴いたストラヴィンスキーの「春の祭典」やプロコフィエフの「スキタイ組曲」。

そして、指揮者ゲルギエフの挑戦的なロシアオペラへの取り組みを媒介に出会った、ショスタコーヴィチの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」。

留学体験も交えて語られる作曲家は、19世紀のグリンカから現代のペルトやクバイドゥーリナまで多岐にわたる。

ロシア音楽の神髄は、異教の神へと傾倒する「熱狂」と、キリスト教の神を憧憬する「ノスタルジー」という、アンビヴァレントなロシア人の信仰形態にあるのではないか。

その独自の仮説を、確かめるためにも、亀山氏は自ら「熱狂の日」のコンサート会場に足繁く通うつもりらしい。

本のタイトルが、「チャイコフスキーがなせかスキー」という茶目っ気を含んだものかどうかはわからないが、「サクル・リュス」に出かける前にぜひ読んでおきたい、深みのあるガイド本である。


【著者は語る】東京外国語大学長・亀山郁夫氏(「Sankei Biz」)



チャイコフスキーがなぜか好き (PHP新書)チャイコフスキーがなぜか好き (PHP新書)
(2012/02/15)
亀山 郁夫

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