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「魔王のスタジオ」-アメとムチのデータ主義

2006/03/07(火) 18:55:02

コバちゃんは次のように考えた。

日々の上達が目に見えて確認できるようにすること。現状の問題点をあぶり出し、次の課題を数値として示し、モチベーションを高めること。科学的なスポーツトレーニングによって実践されているデータ主義の考え方を、ヴァイオリンのレッスンの中に取り入れられないだろうか。

例えば、姿勢・構え、音程や運弓など、各課題におけるチェックポイントをそれぞれ数十挙げ、その克服までの期間目標を提示する。

期間目標はスモールステップの積み重ねによって成り立っている。決して、目標を大きく、大雑把に設定してはならない。

各期間目標は、小刻みなスモールステップをこなし、いくつかの復習のためのチェックポイントを通過することによって、小さな努力の集積として達成されていくように工夫した。

スキムラ・ショウゾウの場合は、35の期間目標と、400数十のスモールステップをこなしていくことになった。

コバちゃんは、スモールステップ毎の成果を点数化し、毎回のレッスン毎に発表した。

「はーい。ショウゾウ君、今回の『姿勢・構え』(4)ステップ8の得点は・・・」

(その時、ショウゾウの耳には、決まって何故か、ドラムの音が聞こえてくるのだが。)

「65点でした。残念、5点足りず!」

「あーっ。連続3回合格だったのに。ボビ、悲しい。」

「はいはい、しょうがないね。罰ゲームだよ。」

ピシーン、ピシーンとショウゾウをむち打つ真似をするコバちゃん。

ショウゾウは「しょう(ぞう)が(いけ)ないなあ」、という顔をしながらも、楽しそうに、指定された音階を20回弾く。これが罰ゲーム。

むち打っても、無視しないコバちゃんをショウゾウは信頼していた。

そしてもちろん、70点以上の合格点を取った時は、

コバちゃん特製の、デリシャスな紅玉リンゴのリンゴ飴がいただけるのであった。

また例えば、ショウゾウの「ヘンデルのソナタ第3番2楽章」における音程のはずれは、その数と程度において、2か月間のレッスンによって6割程度改善できたのであるが、コバちゃんはその達成度を「音程改善率」という数値で表し、グラフ化し、本人と父親に常に提示し続けた。

それが、本人のモチベーションアップにつながり、課題達成にプラスに働くこととなった。

ショウゾウに比べれば、その他の「隠れ門」の小・中学生は皆いい子である。彼らは、目標が明確で、成果がきちんと評価されるレッスン、そしてゲーム感覚の楽しさ満載のレッスンを受けることによって、めきめきと上達していった。

家でもおさらいをきちんとし、親を困らせることがほとんどなくなった。親は、むちが出た、飴が出た、そうしたら成果が出た、と3拍子そろったデータ主義によるコバちゃんのレッスンに満足し、コバちゃんへの信頼を益々高めていくのであった。

コバちゃんの「データ証拠」勝負のユニークなレッスン法は、決して「出たとこ」勝負ではなく、慎重に練られ、計画されたものであった。

それは、ヴァイオリン・レッスン界における革命と言っても過言ではなかったのである。
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コメント
子供のためのヴァイオリンコンクール
イグラーユ殿

貴方のあたたかなご助言、どうも有難う存じます。車輪の片方がないのです。もうこちらは擦り切れてしまいそう。ヴァイオリン、ピアノ伴奏、ソルフェージュと鍛錬の日々を送っています。勝手は、スズキに所在していたので母親同士愚痴もありましたが、現在フリーです。

御園座のとなりの音楽学校に通います。味気ないブースの中でのレッスンです。現在は、中級クラスです。ちょうどヘンデルのソナタあたりですね。
私は、もったいつけないでビヴラート教えてくださいなんですが、この先生大丈夫かな?

夏に関西のコンクール出る予定です。
昨年は、ザイツを弾き、審査員に才能や音楽性があっても評価できないと云われました。そりゃそうじゃん、ヴァイオリン歴なしの私が先生ですものね。

わかっております。無名でもいい音鳴らす演奏者に育って欲しいです。
アマリリス #-|2006/03/30(木) 15:31 [ 編集 ]
Re.ご質問。
アマリリスさま

エデンをもとめての彷徨いのご心痛お察し致します。

親御さまのサポートと先生の御指導こそ車の両輪。アマリリス家のサポートの凄み、文章より拝察致しました。それに比べれば、お金も血統も、重要ではあっても決定的ではございませんん。乗り越えられる壁です。

「有名」教師のもとで、文字どおり、「門下」に位置付けられ、渡る世間の通行手形を手にするよりも、無名でも、基本を正しく熱心に、わが事として教えてくださる先生のもとで、「門上」としての道をしばらくは行く。周囲に惑わされず。それがベストなのではと思ったりもします。

あの、異次元の演奏レベルを表出するセルゲイ・ハチャトリアンの少年時代には、魔王も大魔王も介在せず、無名であるが正しい指導の道程が合ったとの由。

かくありたいものと感じ入っております。
イグラーユ #-|2006/03/30(木) 00:15 [ 編集 ]
ご質問。
どうも有難うございます。私自称、純潔のお稽古ニストの母でございます。音楽家でない家に生まれた、血統児の育成に救いを求め彷徨い、貴方様の記事に出くわし、ごもっともの説に楽しみました。お金もない、親が、音楽家でもない、どうしたらこの子が思う存分、彼の感性を発揮してヴァイオリンと親しむ過程を私は作ったら良いか?

貴方様の門下には、入れないかしら?
名古屋なんですけど。お金ないから実力だけなんです。
アマリリス #-|2006/03/28(火) 11:59 [ 編集 ]
Re.ディレイ式
アマリリスさま

コメントありがとうございます。

ディレイ式についてはあまり念頭にありませんでした。なにしろ、「隠れ門」対策の方法レベルです。(ショウ)ゾウの玉乗りが見れたら、それはもう万々歳と、スキムラ父は涙を流して喜ぶかもしれません。

もちろん、一定以上のレベルに行ったら、これはだめですね。

私の念頭にあったのはスモールステップ成果主義の公文式の学習法。やはりあるところで限界が来るという印象です。
イグラーユ #-|2006/03/26(日) 01:32 [ 編集 ]
ディレイ式?
そのチェック方式は、ジュリアードの
ドロシー・ディレイ式では?その養成では、まったくの管理養成ではないでしょうか?まるで畜生の曲芸を強制してるような・・・科学的で合理的ですが、結果主義のような。我が子にさせようかといつも躊躇しています。
アマリリス #-|2006/03/24(金) 10:01 [ 編集 ]
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