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「魔王のスタジオ」-さらう

2006/02/03(金) 20:08:53

「放せよ、放せってば。また噛むぞ! 噛むぞ!」

ガリッ!

ショウゾウが噛み付いたのは今度は手の甲ではなかった。新しいリンゴ飴だった。

夢うつつの状態でうなされながら父に抱かれていたショウゾウの傍らに、いつの間にかコバちゃんが立っていた。コバちゃんは、忘我の状態でシューベルトの魔王の世界にたゆたっていたショウゾウの半開き状態の口に、買ってきたリンゴ飴を突っ込んでやったのだ。

「うわあ、リンゴ飴。ボビのリンゴ飴。」

夢から醒めたショウゾウは、口中の幸せに再び我を忘れて、飴をボリボリかじり始めた。

ショウゾウを抱きしめていたスキムラ父は顔を上げて、音もなく突然現れたコバちゃんを不思議そうに見つめていた。

「いつの間に。帰ってこられたんですね。」とスキムラ父。

「魔王先生のかわりに、僕がしばらくショウゾウ君の基礎的なレッスンをさせていただくことになりました。魔王先生にもさきほど了解していただきました。」

コバちゃんが言った。

「・・・。 たしかに、小林先生だと、なぜかこの子も、言うことを聞くようです。」

「そのようですね。」

コバちゃんはそう言うと、ショウゾウの体を優しく起こしてやった。なよなよしていたショウゾウの体に、不思議なことに一本筋が通ったようだった。

ショウゾウはリンゴ飴を口から離すと、決然と言った。

「先生、ボビはマオーにさらわれたくありません。だから、ちゃんとヴァイオリンをさらいます。教えてください。お願いします。」

ペコリと頭まで下げたわが子に、スキムラ父は目を疑った。意味不明のことを言っているが、その口調は今までのわが子のものとはまったく異なっていた。

-これもすべて小林先生のおかげだ。

スキムラ父はそう思った。
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