ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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「09年エリザベート王妃国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門-受賞結果

2009/05/31(日) 17:46:58

第1位はレイ・チェンさん(オーストラリア)

○Ray CHEN (AUSTRALIA)

FIRST PRIZE | INTERNATIONAL QUEEN ELISABETH GRAND PRIZE
QUEEN FABIOLA PRIZE

○Lorenzo GATTO (BELGIUM)

SECOND PRIZE
BELGIAN FEDERAL GOVERNMENT PRIZE

○Ilian GÂRNET (MOLDAVIA)

THIRD PRIZE
COUNT DE LAUNOIT PRIZE

○KIM Suyoen (KOREA)

FOURTH PRIZE
PRIZE OF THE GOVERNMENTS OF THE BELGIAN COMMUNITIES, THIS YEAR AWARDED BY THE GOVERNMENT OF THE GERMAN-SPEAKING COMMUNITY

○Nikita BORISOGLEBSKY (RUSSIA)

FIFTH PRIZE
BRUSSELS CAPITAL REGION PRIZE

○YOON Soyoung (KOREA)

SIXTH PRIZE
CITY OF BRUSSELS PRIZE



09年国際コンクールTB:0CM:0

『1Q84』と、「ヤナーチェク」と、「コンクールで勝つためのポイント」

2009/05/30(土) 18:39:48

村上春樹氏の『1Q84』に読み浸っている。

小説の冒頭、タクシーの車内で、レオシュ・ヤナーチェクのシンフォニエッタを聴くシーンが登場する。

プログレッシヴ・ロックの伝説バンドEL&Pによる編曲もある、このすべての価値が紊乱されるような驚天動地の小交響曲は、「カルト」的なるものをテーマにした今回の作品の展開を暗示しているようでもある。

ページを繰る毎に、心身の隅々がゆっくりと、しかし否応なく、その独特の世界へと誘い込まれていく。

一つ一つのセンテンス、その語り口と間、そして多用される卓抜な比喩が、小説の世界観を構成する重要なパーツとしてはめこまれていく。

その「構築されていく感じ」の、尋常ならざる律動のうねりに、陶然となる。

そして一方で、偶然にも、「エリザベート王妃国際」ファイナル第1日目。

最初に登場したコンテスタントが演奏したのが、ヤナーチェクのソナタであった。

ソナタの伝統様式を「こうではなかったかもしれない」と排する意図を奥底に秘めたような、そんなソナタである。

ビデオ・オンデマンドは不調がちなので、ポッド・キャストでこの曲から始まるファイナルの演奏を聴きながら、『1Q84』を読み続ける。

そうやって、前半の何人かのコンテスタントの演奏が過ぎて行く。

『1Q84』の世界から、一瞬でも、ワンフレーズでもいい、音楽の方に引き戻してくれるような、そんな演奏に出逢うことを期待しつつ、「聴く」。

しかし、「聞いただけ」に終わった。

話は変わる。

今年3月25日に、「第5回クールシュヴェール国際音楽アカデミーinかさま」のイヴェントの一環として、梅津時比古氏の「コンクールと留学は必要か否か?」という演題の講演会が催された。

そこで、「コンクールで勝つためのポイント」が言及されたのは事実である。

その内容は、こちらのブログ(「建築家エビネンコの極楽日記」)で詳細に紹介されているので、今更、イグラーユも、「(非)公式ブログ」も、出る幕ではなさそうだ。

「どんな音を出したいかという渇望があるか否かで、その意識はかならず演奏に出る」

その「渇望」が、小説でも音楽でも、作品世界の構築に大きく関わっている。

ファイナルも後半に入り、初めて、『1Q84』のページを繰る手を止めることがあった。

しばし、そのブラームスに聴き入る。

彼女が構築せんと志向する世界観が仄見えた。

木嶋さんの演奏に、確かにその「渇望」のようなものを感じ取ったのは、私だけであろうか。


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日々のザ・痛感・毒吐くTB:0CM:0

「音楽は生活の一部。でも、早稲田に行く。」

2009/05/30(土) 00:39:13

音大進学とは異なる選択肢。

しかも、音楽をより広く究めていく道。

「早稲田大学交響楽団のソリストにして、 コンサートマスター 安田 真理奈さん」(『早稲田ウィークリー』)

「ワセオケ」公式サイト

ベルリン公演は、Digital Concert Hall (ベルリン・フィル専属のインターネットコンサート放送)上で生中継されたとの事だ。



気になる話題・ニュースよりTB:0CM:0

早々と更新が滞ってしまった「毎日クラシック公式ブログ」に変身してみる♪(3)

2009/05/28(木) 20:43:44

皆様、こんにちは。

ときどき更新、ドキドキ変身、「毎日クラシック(非)公式ブログ」です。

FさんとAさんが登場したので、「今度は俺にちがいない!」とドキドキのTさん、残念でした♪

「事務局の人間を皮肉るだけが取り柄の、にわか仕立ての記事なんだから、ほっとけほっとけ。すぐに書くことなくなって終わるよ」と思っているWさんも、残念でした♪

「公式ブログ」の更新が始まるまで、しつこく続けますよ。

さて今回は、私なんか新米は普段なら絶対に相手にしてもらえない方の登場です。

そう、「思索する新聞記者」、超多忙なUさんです♪

恐る恐るUさんにインタヴューを申し込んだら、意外にあっさりと了承! よかった、よかった。

「あのお、Uさん。さっそくですが、そのネクタイ素敵ですね。」

「えっ?」

「奥様のチョイスだったりして。」

「そんな。鳩山さんじゃないんだから。」

「じゃあ、ご自分で選ばれるんですか?」

「あのさあ、何なの? インタヴューのテーマは、ネクタイ?」

「あ、いえ、すみません。ネクタイは単なるマクラ振りでして。」

「マクラか。僕ならマクラはこんなふうに振るな。“5月の夜のとばりが、人の心をそそのかすように、そば殻枕の上にゆっくりと降りてきた。” おお、いいなあ、この書き出し。次週のコラムにでも使おう!」

「はあ・・・ で、今日の本題ですが。コンクールです。」

「コンクール?」

「ええ。確かUさん、3月末に某所のアカデミーで講演されましたよね?」

「ああ、あれね。」

「その時に、『コンクールで勝つためのポイント』についてお話しされたと伺っています。」

「確かに話したね。」

「ぜひその時のお話、あらましでいいので教えていただけませんか?」

「うーん。」

「お願いします。」

「コンクールの主催者側の人間が、ここで、そんな話をするのもどうかねえ。」

「えーっ。でも、一回講演している内容じゃないですか。」

「そうだけど。」

「ゆるい話題にガシンと一発カツを入れる意味でも、話していただけませんか? アクセスアップ間違いなしですよ。」

「じゃあ、ちょっとだけ話すとしようか。」

「やったあ!!」

と、いいところですが、本日はここまで。

この続きは次回掲載しますね。

続きが読みたいと思われる方は、ぜひ、こちらをポチっとね。

アクセスをアップさせたいので、ご協力お願いします♪

以上、時々更新、ドキドキ変身、「毎日クラシック(非)公式ブログ」でした。

それでは、また。



第63回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:2

12人のファイナリストにおける、「大魔王」分布状況

2009/05/28(木) 00:17:04

「09年エリザベート王妃国際」-ファイナリストのプロフィールより、「大魔王」(世界の有名教授陣)への師事状況と主要国際コンクール受賞実績をまとめてみた。

デュメイ、チュマチェンコ、ブロン、キム・・・

さすがに、下に掲げた書籍の180~190ページに登場する名教師の名前が続々と登場する。

※敬称略

○Noah Bendix-Balgle (アメリカ)

インディアナ大学音楽学部で、マウリツィオ・フックス
ミュンヘン音楽大学で、クリストフ・ポッペン、アナ・チュマチェンコ

「08年ロン=ティボー国際」第3位

○Nikita Borisoglebsky (ロシア)

モスクワ音楽院で、エドゥアルド・グラッチ
エリザベート王妃音楽大学で、オーギュスタン・デュメイ

「07年アンドレア・ポスタッキーニ国際」第1位
「07年チャイコフスキー国際」第2位

○Chen Jiafeng (中国)

英国王立音楽大学で、ヤン・レプコ

「03年ヴィエニャフスキ国際」第1位
「05年シベリウス国際」第2位
「08年メニューイン国際(シニア部門)」第2位

○Ray Chen (オーストラリア)

カーティス音楽院で、アーロン・ローザンド
デヴィッド・セローン、パメラ・フランク、ヨーゼフ・シルバースタイン

「08年メニューイン国際(シニア部門)」第1位

○Choi Ye-Eun (韓国)

韓国国立芸術大学で、キム・ナムユン
ミュンヘン音楽大学で、アナ・チュマチェンコ

「03年レオポルト・モーツァルト国際」第2位
「06年モントリオール国際」第2位

○Ilian Garnet (モルダヴィア)

シベリウス音楽院で、アレクサンドル・ヴィニツキー

「08年オイストラフ国際」第3位
「08年ティボール・ヴァルガ国際」第1位

○Lorenzo Gatto (ベルギー)

ブリュッセル王立音楽院で、ヴェロニク・ボガーツ
エリザベート王妃音楽大学で、オーギュスタン・デュメイ
ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学で、ボリス・クシュニール

「03年アンドレア・ポスタッキーニ国際」第1位

○Kim Suyoen (韓国)

ミュンヘン音楽大学で、アナ・チュマチェンコ

「03年レオポルト・モーツァルト国際」第2位
「06年ハノーヴァー国際」第1位

○Mayu Kishima (日本)

江藤俊哉、小栗まち絵
ケルン音楽院で、ザハール・ブロン

「03年パトラス国際」第1位
「04年ノボシビルスク国際」第1位

○Park Ji-Yoon (韓国)

パリ国立高等音楽院で、ロラン・ド・ガレイユ、ジャン=ジャック・カントロフ
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学で、イゴール・オジム

「04年ティボール・ヴァルガ国際」第1位
「05年ロン=ティボー国際」第4位

○Vineta Sareika (ラトヴィア)

パリ国立高等音楽院で、ジェラール・プーレ
エリザベート王妃音楽大学で、オーギュスタン・デュメイ

「08年大阪国際室内楽コンクール」第1位(ダリ・ピアノ・トリオの一員として)

○Yoon Soyoung(韓国)

韓国国立芸術大学で、キム・ナムユン
ケルン音楽院で、ザハール・ブロン

「05年ティボール・ヴァルガ国際」第2位
「06年オイストラフ国際」第1位


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この本の紹介記事




09年国際コンクールTB:0CM:0

6月はNHKで「学生音コン」課題曲の模範演奏を視聴する

2009/05/26(火) 20:05:07

6月6日(土) 23:00 ~ 翌 3:00 「ムターのメンデルスゾーン」(NHK・BSハイビジョン)

6月28日(日) 21:00~22:00 「庄司 紗矢香 20世紀の名曲を弾く!-プロコフィエフ : 協奏曲1番他」(NHK・教育テレビ)



おけいこニスト 必見・必聴・必読!TB:0CM:0

惜別-「江藤俊哉ヴァイオリンコンクール」

2009/05/26(火) 00:14:29

数々の俊英を輩出してきた「江藤俊哉ヴァイオリンコンクール」が、24日に行われた第11回の受賞者演奏会をもって、諸般の事情により終止符を打つとの事である。

11回の足跡は、地方公共団体主催の国内トップレベルのコンクールとして、実に貴重なものであった。

故江藤俊哉氏への顕彰であるとすれば、まさにこれからという感を強くするのだが・・・

極めて残念である。



09年国内コンクールTB:0CM:1

「第7回レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール」-受賞結果

2009/05/25(月) 20:10:01

受賞者が発表された。

第1位 Jehye Lee (Korea)

第2位 Ricke Starkloff (Germany)

第3位 Roman Patočka (Czech Republic)


第5回(03年)第6回(06年)に続き、3大会連続で韓国勢が1位を獲得した。



09年国際コンクールTB:0CM:0

早々と更新が滞ってしまった「毎日クラシック公式ブログ」に変身してみる♪(2)

2009/05/24(日) 23:17:17

皆様、こんにちは。

ときどき更新、ドキドキ変身、「毎日クラシック(非)公式ブログ」です。

前回は上司のFさんでしたが、「次は一体誰が登場するのだろうか?」と事務局内でもドキドキの波紋が広がっているようですよ♪

さて、今年から九州地区の会場が福岡から北九州に変ったことは、皆様すでにご存知ですよね?

「北九州大会」の会場は、音響の良さでは全国でも指折りの、その名も「響ホール」です。

そこで今回は、私の憧れの先輩、事務局一のクール・ビューティー、Aさんに、「北九州大会」について熱く語って頂きましたよ♪

「昨年まで、口の悪いイグさんに、『パピヨンガス欠ホール』などと揶揄されていた状況から一転、今年は、残響時間が何と1.8秒!、音響の良さでは定評がある『響ホール』でのコンクール開催となりました。

控え室などの設備も充実。客席もゆったりとしていて、リラックスして演奏を楽しめる素晴らしいホールです。

新しいホールでコンクール運営にあたる私たち事務局員も、出場者の皆様の演奏をよりグレードアップする環境を整えるべく、今まで以上に気合が入っています。

海外からの参加も定着し、ますますインターナショナルになっていく『北九州大会』。もちろん、『ふるさと出場』も大歓迎です。

どうぞより多くの方々にご来場いただき、素晴らしい音響空間で、未来のソリストたちのみずみずしい演奏をじっくりとご堪能いただければ幸いです。」

さすが、私の尊敬するAさん。きちんと正しくアピールできるんですね。私も見習いたい。

でも、たしかイグラーユさんが「ガス欠」と言っていたのは、名古屋の「今池ガスホール」のことではなかったでしょうか・・・

ともあれ、「パピヨン24ガスホール」の関係者の皆様、長い間お世話になりありがとうございました♪


以上、時々更新、ドキドキ変身、「毎日クラシック(非)公式ブログ」でした。

よろしかったら、ポチっとね。

それでは、また。



第63回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:0

「第7回レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール」-ファイナル進出3名

2009/05/24(日) 00:33:03

ファイナリスト3名が発表された。

Roman Patočka (Czech Republic)

Jehye Lee (Korea)

Ricke Starkloff (Germany)




09年国際コンクールTB:0CM:0

「さわやか世代」、コンサートもぞくぞくと(39)

2009/05/22(金) 20:38:43

台湾招待演奏、交流会にクラコン入賞者4名が出演。

IMAライジングスターコンサート /  Aspen のページより



リサイタル・演奏会情報TB:0CM:0

早々と更新が滞ってしまった「毎日クラシック公式ブログ」に変身してみる♪(1)

2009/05/21(木) 20:10:17

皆様、こんにちは。

開設早々の意気込みもどこへやら。他の仕事にかまけて、1か月近くもブログが更新できませんでした。申し訳ありません。

これからは心を入れ替えて、イグラーユさんを見習って、更新頻度を高めていきたいと思います。

応援よろしくお願いしますね♪

さて、規定書を購入された皆様。

「氏名と住所を何度も書くのがとっても面倒!」と悪名高き参加申込書の内容を確認されましたか?

今年はこんな記入欄が新しく加わりましたよ♪

「全日本学生音楽コンクールへのエントリー回数  (     )回」

うーん。一体どんな意図でこんな記入欄を設けたのでしょうか?

いつもダンディで、愛妻弁当がうらやましい上司のFさんに尋ねてみたら、

「えっ? 別に深い意味はないよ。」

ですって。なーんだ。

きっとイグラーユさんなら、いろいろと勘ぐるんでしょうねえ。

「エントリー回数を審査の参考資料にする可能性があるのでは・・・」とか、

「エントリー回数に応じた参加料割引サービスを次年度以降に検討しているのでは・・・」とか。

ところで、私、疑問に思ったんです。

過去に申し込んで参加料も払ったけれど、コンクール当日に棄権してしまった場合って、エントリーしたことになるのかしら?、って。

ほんとは事務局の私が答えられなければいけなんですけど。何しろ新米なもので。

皆様、もしお知りになりたい場合は、事務局に電話して、私の上司や先輩に尋ねてみて下さいね♪


以上、時々更新、ドキドキ変身、「毎日クラシック(非)公式ブログ」でした。

よろしかったら、ポチっとね。

それでは、また。


*上記内容は、「記入欄が新しく加わった」という事実以外は、言うまでもなくすべてフィクションである。



第63回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:0

庄司紗矢香 展-ペインティング "音楽の中の心象風景"+映像

2009/05/20(水) 20:49:47

プロコフィエフやブロッホのソナタから湧き出た視覚的なイメージが、キャンヴァスの上に表現される。ヴァイオリニストの絵筆によって。

多忙な演奏活動の傍らで、2年前から絵画と映像作品の創作に取り組んできた庄司紗矢香氏の初の個展が、5月22日より東京で開催される。

個展に寄せられた庄司氏の言葉は、ゆったりとした語り口の佇まいに、凛とした意志の感触を湛えている。

何故、絵画と映像作品の創作へと惹かれていったのか。自らの心の軌跡が次のように記されている。

ヴァイオリンを始めてから間もなく、画家である母のもとで絵も覚えた。当時私は母の横にイーゼルを並べよく一緒に油絵を描いていたが、15歳で青りんごとソーセージの国に旅立ってからは高校の授業とヴァイオリンとドイツ語の勉強に追われ、ギムナジウムの美術の授業以外では描くことはなくなっていた。

 でも私が8年間過ごしたケルンの街には、近代的なコンサートホールやローマ遺跡の他に、近代美術館と古い映画を上映している映画館がひとつずつあって、お気に入りの作品やまだ知らぬ作家を探すべく順繰りに訪れたものだ。また、演奏旅行に出るようになってからは、鞄に本を一冊入れて、時間に余裕ができれば美術館に出かけることをやめなかった。そこで出会った数々の「世界」は、私に幼いころ夢見たものを思い出させてくれ、再び新鮮な気持ちで音楽に向き合うことを促してくれた。そうしているうちに十代後半には、演奏するとき私が見る映像を実際に目に見えるものにしたいという漠然とした夢が私の内で出来上がっていた。

 音楽大学を終えてふと周りを見渡せばいろんなものが見えてきた。自身を含めて閉鎖的になりがちなクラシック音楽界の見えない扉、芸術がイメージ先行の商品になりつつある時代に疑問をもつアーティスト。パリに引っ越したのも音楽の映像化という夢に加え、そんなミネストローネのようにごちゃまぜな思いを抱えてのことだった。演奏会とその準備の合間に美術館やビデオテック、ギャラリーを巡り、数々の友人に出会えたことで美術評論家のマリー・ドゥパリ・ヤフィルを知ることとなった。私の夢を話し、彼女と一緒にビデオ・アーティストを探している頃、ある晩ひとつのフレーズが頭の中で鳴り続ける中、再びキャンバスに向かった。するとその時初めて、描くことによってその音楽と自分の無意識的なつながりが見えるのを知って驚いた。


現代のヴィルトゥオーゾは、音楽に隣接する芸術・学問にも旺盛な関心を示す、思索する表現者だ。

外国語を徹底して学び、文学を耽読し、美術館に足繁く通い、絵画を描く。そして、映像作品の創作へと自らを駆り立てていく。

その中で、思索する。「世界」を深く理解しようとする。

その歩みを決してやめない。休息はないし、完成も、充足もない。ただ、求めて、ひたすら歩き続けることにのみ、表現者としての喜びがあるとでもいったように。

庄司紗矢香氏のありようは、「音楽」が古来から「リベラル・アーツ」(=人間を自由にする学問)のひとつとされてきた事実を我々に改めて気づかせてくれる。


○庄司 紗矢香 展
ペインティング "音楽の中の心象風景"+映像(映像共作 パスカル・フラマン)

場所 : プンクトゥム・フォトグラフィックス・トウキョウ (東京都中央区京橋)

日時 : 2009年5月22日(金)~6月13日(土)  13:00~19:00(最終日も同じ)

休館日 :(日)・(月)

入場無料

映像作品上映時間(予約不要)
(全日)14:00/15:00/16:00/17:00/18:00

*アーティスト・レセプション等の予定はなし。



気になる話題・ニュースよりTB:0CM:0

「第7回レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール」-セミファイナル進出5名

2009/05/19(火) 20:19:49

第2ラウンドの結果が公式サイト(ドイツ語版)にアップされている。

残念ながら、日本勢のセミファイナル進出はならなかったが、寺内詩織さんが現代曲(コンクール委嘱作)のベスト・インタープリテーション賞を受賞した。

○セミファイナリスト5名

Roman Patočka (Czech Republic)

Kang Suyeon (Australia)

Jehye Lee (Korea)

Hyeyoon Park (Korea)

Ricke Starkloff (Germany)


○ the best interpretation of contemporary contract work (1,500 euros) went to :
Shiori Terauchi. ( Japan )

○ Chamber Music Prize (1,500 euros) went to :
Roman Patočka (Czech Republic)
Jehye Lee (Korea)



09年国際コンクールTB:0CM:1

「第7回レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール」-第2ラウンド進出12名

2009/05/18(月) 19:54:16

「エリザベート王妃国際」への熱視線ゆえ、忘れてしまいそうになるが、ドイツ・アウクスブルクでも「第7回レオポルト・モーツァルト国際」の激戦が進行中である。

16日に終了した第1ラウンドの結果は、公式サイトのドイツ語版にアップされている。

事前審査通過69名のうち、第1ラウンドに出場したのは52名。

日本の寺内詩織さん・弓新さんを含む12名が第2ラウンドに進出した。

篠原悠那さんは審査員特別賞を受賞。


Bielow Andrey (Ukraine)

Marie Fuxova (Czech Republic)

Roman Patocka (Czech Republic)

Kang Suyeon (Australia)

Jehye Lee (Korea)

Hyeyoon Park (Korea)

Anna Markova (Belarus)

Jana Ozolina (Latvia)

Stephanie Radauer-Plank ( Austria)

Shiori Terauchi (Japan)

Arata Yumi (Japan)

Ricke Starkloff (Germany)

the jury awarded(Prizes of 1,000 euros each )to : 
Martha Cohen (Germany)
Yuna Shinohara (Japan)


第2ラウンドの課題曲は、コンクール委嘱の無伴奏曲、ソナタ1曲、自由曲1曲に加え、
Chamber Music Exam として、ドイツのヘンシェル・カルテットとモーツァルト(ハイドンセット 15番か19番)あるいはベートーヴェン(4番か6番)の弦楽四重奏曲の第1楽章を共演(第1ヴァイオリンパートを演奏)するというユニークな課題もある。



09年国際コンクールTB:0CM:0

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「第24回アンドレア・ポスタッキーニ国際ヴァイオリンコンクール(2017/5/20〜27 イタリア・フェルモ)

「第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」(2017/5/13〜21 大阪)

○【チェロ】「2017エリザベート王妃国際音楽コンクール」チェロ部門(2017/5/8~6/3 ベルギー・ブリュッセル)
事前審査結果発表済み

「2017プラハの春国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門(2017/5/7~15 チェコ・プラハ)
事前審査結果発表済み

「若いヴァイオリニストのためレオニード・コーガン国際コンクール2017」(2017/5/1〜6 ベルギー・ブリュッセル)

「第6回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」(2017/4/24~5/6 ドイツ・リヒテンベルク)
出場予定者発表済み


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2014年の国際コンクール

2013年の国際コンクール

2012年の国際コンクール

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「第86回日本音楽コンクール」(第1予選:9/13・14・15、第2予選:9/16・17、第3予選:9/18、本選:10/22)

「第71回全日本学生音楽コンクール」(【予選】東京小学:9/2・3、中学:9/9・10、高校:9/5・6、大阪小学:9/3、中学:9/2、高校:9/4、名古屋:9/10、北九州:9/24、【本選】東京小学・中学:10/15、高校:10/16、大阪:10/21、名古屋:10/22、北九州:10/21、【全国】小学・中学:12/3、高校:12/4)

「第11回全日本芸術コンクール」(予選:音源審査、本選:8/23・24)

「第10回国際ジュニア音楽コンクール」(予選:ビデオ・録音審査、本選:8/21・22)

「第4回刈谷国際音楽コンクール」(8/10・11)

「第21回松方ホール音楽賞」(予選:8/9、本選:8/10)

「第11回ベーテン音楽コンクール」(地区予選:7/26〜9/3、地区本選:9/24〜11/11、全国大会:11/23・12/25)

「第29回子供のためのヴァイオリンコンクール」(7/25・26)

「第19回日本演奏家コンクール」(第1次予選:7/23〜27・30、第2次予選8/19・20・23〜25・28〜30、本選:10/10・11)

「第18回大阪国際音楽コンクール」(予選:録音・映像審査、地区本選:7/22〜8/31、ファイナル:10/7・8)

「第27回日本クラシック音楽コンクール」(予選:7/15〜8/31、本選:9/21〜10/31、全国大会:12/6・7・9・15・18・19・20・26・27)

「第15回東京音楽コンクール」(第1次予選:7/1〜3、第2次予選:8/24、本選:8/31)

「第3回豊中音楽コンクール」(予選:2017/6/17・18、本選:7/2)

「第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:6/11〜8/8、本選:6/25〜8/16、全国大会:8/23・25・26・27、9/16)

「第5回 Kアンリミテッド弦楽器コンクール」(予選:6/3・4・10、本選:6/25)

「2017ハマのJACK コンチェルト ソリスト オーディション」(予選:5/4、本選:5/21)

「第33回かながわ音楽コンクール」(第1次予選:3/19・20、第2次予選:4/16、本選:5/14)

「第3回日本ジュニアヴァイオリンコンクール」(4/4)

「第1回赤坂ジュニア音楽コンクール」(予選:3/29、本選:3/31)

「第11回セシリア国際音楽コンクール」(予選:録音・録画審査、本選:3/29・30)

「第6回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」(第1次予選:3/28・29、第2次予選:3/30・31、本選:4/2)

「第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:2016/12~2017/2、本選:2017/1~3、全国大会:2017/3/25・26,・31、4/3)

「ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2017」(2017/3/13・21・22)

「第5回 Kジュニア&学生音楽コンクール」(予選:CDまたは実演2016/12/23・24、セミファイナル:2017/1/7・8、ファイナル:2/4)

「第22回KOBE国際音楽コンクール」(予選:音源審査、本選:2017/1/7〜9)

「彩の国 String Competition 4th(予選2017/1/4、本選1/5)

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