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ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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「ぼくがバイオリンを弾く理由」(西村すぐり著 / ポプラ社)

2008/10/13(月) 20:40:07

コンクールたけなわの秋は、読書の秋でもある。

おけいこニスト家族なら是非読んでみたい、バイオリン少年の成長をテーマにした児童文学の新作が、10月9日に、ポプラ社から刊行された。

「ぼくがバイオリンを弾く理由(わけ)」(西村すぐり著)

おけいこニストであるのなら、自分に問いかけ、あるいは、先生や親に問いかけられたことが一度ならずあるはずの命題が、ずばりそのタイトルになっている。

小学校4年生で、広島から神戸にバイオリン留学した主人公の少年カイトが、初めて挑んだ「キンキ若い芽音楽コンクール」。

その第2次審査会場は、このコンクールの優勝候補と目される中学生のツバサの華やかで圧倒的な演奏に沸き立った。ツバサの後に登場したカイトと同じ門下のライヴァル、モネは、普段とは異なる、派手なパフォーマンスに見える演奏をした。

それが、カイトにはツバサのまねだと思えてしまう。

そんなパフォーマンスなどするものかと、いつもより冷静に、ことさら感情を消そうと意識して演奏したカイト。

しかし、ロビーの掲示版に張り出された本選進出8名の中に、彼の名前はなく、モネの名前はあった・・・

(審査員にアピールするわざとらしい演奏をしなければダメなのか・・・)

絶望したカイトはバイオリンをやめる決意をし、広島に帰る。

バイオリンケースを開かなくなったカイトを、故郷の地と人々は優しく受け容れる。両親は一切、バイオリンのことを口にしない。以前はバイオリンを習っていることで、仲間はずれにされていたと思い込んでいた小学校の同級生たちも、とても暖かく、彼を迎えてくれた。

そして、ジャズみたいな関西弁を話す美大生のいとこのナギと、その友人で、広島に帰ろうとした途中で偶然に出会った、モーツァルトみたいな関西弁を話すカンナ。姉のような存在の、魅力的なふたりの女性の自然なユーモアと安らぎに身を任せ、押し付けがましくない導きを受けつつ、とうとう彼は、自分だけの答えを発見するのである。

おけいこニストなら、ラストの演奏シーンを読みながら、カイトの中に甦った熱いバイオリンへの想いを、きっと共有できるはずだ。

そして、コンクールで賞を得るためでも、両親を喜ばせるためでもない、本当の、自分だけの「バイオリンを弾く理由」を見つけるヒントを得ることができるだろう。

忙しいコンクールの秋だが、だからこそ一読をお勧めしたい作品である。

本作は、旧タイトルを、「踊れ!バイオリン」という。

ポプラ社主催の「第1回ポプラズッコケ文学賞」の奨励賞受賞作で、小学上級に向けた同社の創作児童文学の新シリーズ「ノベルズ・エクスプレス」の第2弾として、タイトルを変えて書籍化された。

タイトル変更の理由は、勿論、イグラーユ作のふざけた会話体小説、「歌えよ踊れ、分数ヴァイオリン」にタイトルが似ているからというわけではないが、この旧タイトルが含意するものは、主人公が見つける答えの重要な部分をなしており、「踊れバイオリン」はそのまま、作品中のひとつの章の表題となっている。

スカイエマ氏の挿絵も、まるでカイトのバイオリンの音色が聞こえてくるようで素敵だ。氏は絵を描くために、バイオリンを購入されたそうだ。(スカイエマブログより)

小学上級向けとなっているが、スカイエマ氏も指摘されているように、中学年でも十分読むことができる。


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(2008/10)
西村 すぐり

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What do you study under? -The big tree.

2008/10/13(月) 00:20:34

門下【もんか】

「おたく、何もんか?」と尋ねられて、

(「何者か?」ですって、失礼な! 不審者みたいに言わないでよ。)と誤解してはいけない。

通常、コンクールでは、「負けるもんか!」と力んでしまうと、結果が思わしくないことが多い。

ところが一方で、本当に実力があるのかどうかよくわからないまま、スイスイと余裕で勝ってしまうコンテスタントがいたりする。

それは、「勝つもんか!」と逆の願望を持つからリラックスして肩に力が入らず、良い演奏ができ、入賞結果も伴ってくるのだ、等と抜かす風説があるが、そんなこと絶対信じるもんか!

ところで、門下のスター・プレイヤーは、「モンスター」。その父兄は、「モンスター・ペアレント」。

兄弟で入門すれば、「もんか&ブラザーズ」。

♪ 男子 all knight ♪

と、わが子を白馬の騎士になぞらえたりもする。



おけいこヴァイオリン用語の奇想知識TB:0CM:1

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