ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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悲しき一杯のかけソバ

2008/07/31(木) 00:49:38

手打ちソバ【てうちそば】

自ら打つ公演、つまり「自主公演」のこと。「手打ち sober(地味な 節制している)」。

「ホームメイド・アイスクリーム」同様、「手打ち sober」の台所事情も極めて厳しく、「満席でもトントンというのがこの世界の常識」(ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ / 青柳いづみこ)であるらしい。



おけいこヴァイオリン用語の奇想知識TB:0CM:0

それぞれのコンクール

2008/07/30(水) 00:38:46

コンクールに出ない、という選択



コンクールTB:0CM:0

「招き neko」プロジェクト(52)-「続・妻には愛を」

2008/07/29(火) 00:46:06

<<男親は社会で働いていますから取引先を含め全方向から厳しく批判されたり評価されたりしています。つまり、もまれ慣れていると同時に評価もしてもらえる、しかし親業は、特に「音楽をやる子の親」業は演奏家だろうと音楽教師だろうと皆素人です。その渦中にいる母親が「金切り声」をあげたり一見些細なことに取り乱すのは、慣れないからです。

慣れないながら子どものヴァイオリンは5年も続いている。昔に比べれば上手になってきた。自分も子供も誉めてやりたいが先生は「これからが本番」と要求がきつくなる、あるいは更に音高向けの先生にかわってレッスンのやり方もすっかり変わってしまった。これから先どうしよう、もう既に自分の手には負えなくなっているのじゃないか?たとえ先生から「もうなるべくひとりで練習させてください」と言われないまでも小学校高学年になればそんな思いも胸をよぎります。

「ついて来ないで下さい」と言われれば泣く泣く踏ん切りもつきますが、そうでなければ「上手くいかなければ自分の責任」の思い込みから抜けにくいのです。教師の側としては、ここまでくれば黙って見ていて時々生徒の様子を知らせる程度のつかず離れずのフォローが欲しいのですが、その阿吽の呼吸はなかなか難しいのかもしれません。

だからこそ「妻には愛を」と言うのです。

5年もかけてここまで続けさせてきた妻を「金切り声」と批判するのではなく、「母さんが頑張ったからこんなにいい音になったんだよねえ」とその労をねぎらってあげてください。子どもを誉めるなら「お前も母さんのしごきに耐えて頑張ったから」とユーモアにくるんで二人一緒に誉めてください。

遅かれ早かれ子どもは母親の下から離れて教師の音楽と一対一で向き合うことになります。その闘いを経て自分の音楽を確立していくわけで、その大事な時期に背後で親同士が無視、あるいは批判しあっていていいわけがありません。「自分が音楽をやっているせいで、家庭が暗い。だからやめます」と言われるほど悲しいことはありません。

妻が愚痴をこぼしたら正論で対抗せずに聞いてあげてください。呑気・楽天家を装ってなだめてあげてください。「まあ、おいしいものでも食べに行こうや」と二人で外食でもしてください。そうやって信頼関係ができればこそ、さりげないひと言も妻の耳に入り、徐々に気持ちも切り替えていけるものです。

ある父親は発表会だかコンクール終了後の祝いの席で開口一番、子どもを誉めるより先に「母さんにお礼は言ったのか」と訊いたそうです。母親は思いがけない言葉にうろたえて、「それは○○ちゃんが頑張ったから。お父さんにも迷惑かけたわね」

生徒はあとで「なんだか母とふたりでうろうろしちゃいました」と言っていましたが、なかなかできないことでしょう。

惜しみなく楽器に金をかける父親、ピアノの伴奏をしてもらえる父親、コンサートやオペラに連れて行ってくれる父親のどれよりも、これまで毎日地道な世話をしてきた母親を理解し認めてくれる父親の姿勢こそが不可欠です。

格好悪くても地道な努力を見ていてくれる家族がいる、その思いがこれからの子どもの長い道のりを支える糧となるからです。>>

(続・妻には愛を 2002/10/ 5 2:28)



nihonnnoneko 先生・全発言TB:0CM:2

「招き neko」プロジェクト(51)-「妻には愛を」。おけいこニストのすべてのお父さん、必読の名言!

2008/07/28(月) 00:41:52

投稿時、多くの共感を呼んだ、「妻には愛を」。涙を流した人もいた。

子供に毎日、直接向き合う母と、距離を置く父と。

あらためて、すべてのお父さんに読んで頂きたい。

<<これは冗談ではありません。

殆どの家庭では、自宅練習をさせているのは母親です。週1回レッスンに連れてくるのも母親が殆どです。父親と顔を合わせるのは発表会やコンクールで年に1度あるかないかです。なかにはピアノやチェロが弾ける父親もいて、伴奏をしてもらったり合奏をしたりとうまく父親を参加させているお母さんもいますが、大概はレッスン代や楽器を買うとき以外は蚊帳の外です。

仕事から帰ってくると練習は終わっている。土日にはゆっくり休みたいのだが、妻は「練習に休みなんてないのよ」と言って騒音公害が始まる。ワールドカップも練習の邪魔だと居間から追い立てられてゆっくり見せてもらえなかった。聞き耳を立ててみれば聞くに堪えない罵詈雑言でもっと冷静に出来ないものか。あれでは子どもが反抗して練習しなくなっても当たり前だ、自分ならもっと上手くやるのに。しかし下手に首を突っ込んで妻ともめても面倒だ。「そんなに言うならあなたやってよ」と押し付けられてもそんな時間は取れないし。

これが大抵の父親の心情ではないでしょうか。

ただし、ここで押さえて欲しいのは妻の境遇です。男親のほうが冷静、というのは必ずしも当てはまりません。「頑張れがんばれ」「お前より上手い奴はいないんだから」で子どもをつぶしてしまった父親は何人もいます。

母親がのめり込むのは毎日毎日時間と労力を注いでいるからで、父親が冷静でいられるのはその渦中から距離を置いているからです。所詮は他人事なわけで、だからこそ冷静な判断も下せるのです。

しかし、「自分は冷静だ」と誇示するあまり、母親の心情も考えずにただ批判する、あるいは「母さんは行き過ぎだよなあ」と無意識のうちに子どもの機嫌を取っている、そんなことはないでしょうか。

母親は毎週レッスンで子どもが叱られるのを目の前で見ています。小さいうちは熱を出したり学校行事で一日弾けなければはらはらし、注意をメモして帰り、漏れがないように毎日なんとか練習させて連れて行けば、反対のことを言われたり、「だってママが」「弾くのはママじゃなくて君だろう」などど顔から火の出るような思いもします。上手くいけば子どもにお褒めの言葉がありますが、「お母さん、よくやりましたね」とは言って貰えません。(これは熱心な母親ほどのめり込むので言えないことが多いのです)

時には「お母さん、あまりうるさく口出ししないで下さい」と宣言され、「ここまでになったのは私が毎日頑張ったからなのに」と人格を否定されたような思いにかられます。

掲示板に来てみれば正論を並べられ「金切り声」と揶揄されて「好きで金切り声を出しているわけじゃない。他にだれがやってくれるの?夫は手を汚さずにきれい事を言うだけ。先生は他に上手い生徒さんが一杯いてうちの子をどこまで評価してくださってるのか。誰も私の気持ちなんかわかってくれない」と孤独感に悩みます。(⇒続く) >>

(妻には愛を 2002/10/ 5 1:31)



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【TV】 「情熱大陸-ヴァイオリニスト 五嶋龍」 (2008/7/27 放映)

2008/07/27(日) 00:19:36

「日本のために、音楽家としての自分に何が出来るのか?」(番組公式サイトより 「情熱語録」あり)







おけいこニスト 必見・必聴・必読!TB:0CM:0

全然おいしくない自家製アイスクリームはいかがですか?

2008/07/25(金) 20:46:55

ホームメイド・アイスクリーム【ほおむめいどあいすくりーむ】

CDを自主制作した演奏家が、アイスクリーム= I scream (「買ってよ、お願い!」と絶叫)しつつ、親族、門下生、友人、知人、果ては出入りの三河屋さんから生命保険のセールスレディに至るまで、ありとあらゆるツテを頼って、自身の買い取り分を1枚でも多く売りさばこうとする涙ぐましい努力の姿を指す。

『ボクたちクラシックつながり-ピアニストが読む音楽マンガ』(第九章 ピアニストは本当に不良債権か?)によれば、CDは最低1000枚プレスしないとメーカー側の元がとれないにも関わらず、CDショップからのオーダーは数百枚程度。残りはアーティストがすべて買い取らなければならないという。

著者青柳いづみこ氏のCD『水の音楽』の場合も、500枚・約100万円分をご本人が買い取っており、一方CDが1枚売れることによる印税収入は定価(3000円)の3パーセントの90円にすぎない。

即ち、アーティストにとっての損益分岐点は10000枚以上。これはクラシック音楽のCDにおいて、メガヒット級のセールスを意味し、ほとんどの自主制作アルバムにとって夢物語の数字と言わざるをえないのである。



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「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」-受賞者発表

2008/07/24(木) 00:36:31

「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」の受賞者が発表されている。

( 1st prize ) Illian Gârnet (モルドバ)

( 2nd prize ) Stefan Tarara (ドイツ)

( 3rd prize ) Kristi Gjezi (フランス)



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「招き neko」プロジェクト(50)-「常に上手い」ことの功罪

2008/07/23(水) 01:30:25

<<いわゆる「音教」に所属する生徒と保護者、特に成績優秀者の親子が陥りやすい罠があります。

子供が大体上位○人の中に入っている。

低学年の頃から「あの子は上手い」という評判が確立していて演奏会などにも選抜されてソロで弾く。模範演奏などの機会も多い。

すると親も子も心のどこかで自分(の子)は上手い、常に上手く弾けて当然だという確固たる信念が生まれます。口では「いやいや、そんな、まだまだです。」とか「今日はちょっと失敗しちゃって」と言いつつ、心底は「誰よりも上手いのだ」と思っています。

それが中学生くらいになると、「もう自分は何でも弾けるのに、何で皆と同じプログラムをこなさなくてはならない?」とか「嫌な曲は弾きたくない」と思うようになります。地道な練習はしなくなる、もともと器用ですから短時間でなんとか曲を纏め上げる、それで試験もこなして「ほら、何とかなってるじゃないか」と居直る。

それでコンクールに入ったりしながら音高に合格した途端、伸びなくなる。早い子ではこれが中2・中3でやってきます。ただ本人も周りもそれまでのイメージが払拭できずに気付くのが遅れるのです。あるいは「音教」というごく狭い世界に慣れきってしまった結果かもしれません。

指導する側にとって「音教」は学年が上がるにつれて非常にやりにくくなるシステムです。

成長期でフルサイズに変えたら一度は必ず徹底的に左手右手を作り変えなければならないのに、親も子もそれまでの評判を落としたくないので抵抗する。次々と実技試験もあるのに今更そんな単純作業に時間が割けるか、というわけです。

また加えて、碌にものを知らない人間(嘆かわしいことに若手教師のこともあります)が「あれで本当に演奏会でソロで弾いたの?酷い出来」などと茶々を入れる。そんなことを言われたら、「こいつは音楽のことなど何も知らないのだな、そんな耳では・・・」と内心で笑って済ませばいいのですが、保護者も人間ですから自分の子供が虚仮にされたと怒り心頭、「先生の詰めが甘いから」と恨まれたりする。

受験もあるし仕方ない、音高に入ってからやり直そう、と予定を変更しますが中学生なら1年で済むものが3年たってもなおらないケースはよくあります。

「音教」を例に取りましたが、これは毎年課題曲を仕上げることに忙しいコンクール常連者の親と子にも当てはまることです。親の役割は目先の結果を追い求めるのではなくて、数年先を見据えながら、いわれのない誹謗中傷から子供を守ることです。周囲の雑音にうろたえる心情はわかりますが、一番心が揺れるのは子供です。ぐっとこらえてここ一番の足固めができるように舵取りをしてあげて欲しいものです。 >>

(「常に上手い」ことの功罪 2002/10/ 1 1:45 )



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ソロもんは、ダヴィッドの子

2008/07/22(火) 01:47:05

ソリスト【そりすと】

フランス語で soliste 、英語で soloist

ソリッドな(*)音色を持ち、「そろそろ出番です」と言われる光栄に浴し、オケとそりが合わなくても、オケがそろってなくても決して動ぜず、しかしそりに乗るように勝手に滑ってはならず、「アイム ア ソリスト」とは言っても、決して「アイム ソーリー」とは言わない人。

ソロが執れるようになれば安泰、幼少期からの投資を通算し、やっとこれでそろばんが合ったなと、親なら一安心したいところだが、そろは問屋が卸さない。

ソリストと言っても、様々なのである。

<<日本音楽コンクール優勝、あるいは海外の有名コンクール上位入賞者レヴェルで、一公演あたりのソリストの取り分は、マネージメント代、源泉税をさしひくと税込み五十万円前後だそうです。コンスタントに公演があるソリストはほんの一握りなため、演奏による収入が一千万円を超える売れっ子アーティストはたった数十人。>>
(青柳いづみこ著『ボクたちクラシックつながり-ピアニストが読む音楽マンガ』(文春新書)P197)

誰もが一応目標とするが、でも結局、勉強した協奏曲はすべてピアノ伴奏でしか弾いたことがないまま終わるのが現実で、そろそろ年貢を納めざるをえなくなる。甘やかな見果てぬ夢の総称。

*注)「中身が詰まった」


おけいこヴァイオリン用語の奇想知識TB:0CM:1

「ヴェルビエ音楽祭」-神尾真由子氏の演奏をライブ中継

2008/07/21(月) 01:09:25

日本時間で7月21日2:00より配信開始



おけいこニスト 必見・必聴・必読!TB:0CM:0

ダブルヘッター、連敗。左(投)手崩壊

2008/07/18(金) 20:43:15

ダブルヘッター【だぶるへったあ】

①重音が下手なこと。

②二重奏が両パートとも下手なこと

③ガソリン・食料品等とレッスン代の高騰にダブルで見舞われ、お金がどんどん減ること。

とりわけ最近の家計の支出増は深刻で、どっと減るので「ドッペル」ね、と悲鳴をあげる家庭も多いと言われている。

従って、現代おけいこヴァイオリン界の発表会プログラムにおいて、ダブルヘッターによるドッペル協奏曲が連続することほど、悲哀の涙を誘うものはない。

*注) doppel (ドイツ語): 英語の「ダブル (double)」の意。



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「第6回東京音楽コンクール」-第2次予選の結果

2008/07/18(金) 01:12:58

7月15日に行われた弦楽部門・第2次予選(セミファイナル)の結果、ファイナリスト3名が選出された。

本選は、8月27日(水)、東京文化会館・大ホールで、 梅田俊明氏指揮:新日本フィルとの共演によるチャイコフスキー:協奏曲である。



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「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」-第1ラウンド出場者

2008/07/17(木) 01:36:39

7月13日~21日、スイス・マルティニーで開催の「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」の第1ラウンド出場者64名が発表されている。

日本人コンテスタントは7名だろうか。


*イグラーユ宛に、コンクール公式サイトでの発表があったとの情報を頂きました。ありがとうございました。




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「第9回インターナショナル夏期講習会」-受講曲発表

2008/07/16(水) 00:58:20

7月20日~25日に開かれるウィーン国立音大教授陣による「第9回インターナショナル夏期講習会」(徳島文理大・ウィーン国立音大共同主催)の受講曲目一覧表が発表されている。



公開レッスン・マスタークラス情報TB:0CM:0

「招き neko」プロジェクト(49)-海外の講習、通訳付きでない場合は

2008/07/14(月) 01:19:17

<<一度も海外に出たことのない子が希望の講師を決めてフランスの夏期講習に臨んだケースですが、前もって先方と連絡をとり個別レッスンのみ、パリから参加する学生に頼んで通訳をしてもらっていました。現在、どの夏期講習に行っても必ず何人かの日本人に会いますから、師事している先生を通じて依頼してみてください。

「面倒見のいい○○が××の講習に行くと言ってたから相乗りで頼んでみよう」というのはよくあります。あるいは同期の○○が現地にいるから聞いてみる、等々。留学生はみなそうやって面倒を見てもらいつつ海外生活に慣れていくわけです。ここのところを、将来ものになるかも分からないから、と変に遠慮しているとそのあとの展開が開けていきません。

ただ、帰国子女でない限り、高校生くらいまでは語学力に関しては皆同じようなものです。むしろ初めての外国人講師の前でパニックに陥ってしまうかどうかが分かれ目です。音楽に集中できる子は講師が様子を見ていて通訳に「この子は分かっているから訳さなくてもいい」と言うケースもあります。本人の性格によってはまず来日中の人間を紹介してもらってレッスンを受けてみるのも良いでしょう。

日本にいると、とかくパンフレットに書いてあるとおりのことしか出来ないと思いがちですが、つてを頼れば色々と融通が利くものです。ですからなおさら現在師事している先生に隠すことなく何でも相談してみてください。>>

(通訳つき講習 2002/ 9/29 1:11 )



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