ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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「第61回全日本学生音楽コンクール」東京大会-第1位の最年少女子に「津田梅子賞」

2007/07/30(月) 23:11:23

「第61回学生音コン」東京大会が今年から津田ホールで開催されることは既に触れたが、津田ホールは財団法人津田塾会所有のものである。

津田塾と言えば、創立者の津田梅子ということで、東京大会「本選1位受賞者のうち最年少の女子児童(生徒)に津田梅子賞を贈る」と今年の「参加規定書」にある。

女子だけなんて不公平という男子おけいこニストの声も聞こえてきそうだが、津田梅子の偉大さは、まさにこの「最年少女子児童」という点に大いに関連している。

1871年(明治11年)、明治政府がアメリカに派遣した岩倉使節団一行の中に、5人の女子留学生が含まれていた。

その中の最年少が、津田梅子。何と満6歳だった。

この写真を見れば、津田の幼さがわかる。(もっとも他の4人も、14歳が2人と11歳、8歳と、ほんの少女であった。)

津田はそれから11年間、アメリカで留学生活を送った。キリスト教の洗礼を受け、英文学、ラテン語、フランス語、心理学、自然科学などを私立の女子校で学び卒業。さらにピアノも習ったという。

そして帰国した時には、すっかり日本語を忘れていた。

帰国後は華族女学校などで英語を教えるが、女性への高等教育の必要性を痛感するようになり、自ら「女子英学塾」を創立。これが後に「津田塾大学」となる。

それにしてもこの時代に、たった6歳の少女をアメリカに留学させる親はどのような人物だったのだろうか。

梅子の父、津田仙は佐倉藩の藩士で、藩主が洋学の導入に熱心であったため、藩命でオランダ語や英語を学んだ。17歳の時、江戸湾警護の砲兵隊の任にあった時、ペリー率いる黒船を目撃する。この目で見た西洋文明の衝撃は、彼をさらなる語学学習に駆り立てる。

江戸に出てオランダ語を、横浜で英国人医師について英語を学ぶ。そして1867年に福沢諭吉らと共に、幕府随員として渡米。

その後、彼は北海道開拓使の嘱託となり、黒田清隆と知遇を得る。黒田は女子教育に関心があり、岩倉使節団に女子留学生を随行させることを計画。津田仙が、梅子を留学させるべくこれに応募したのであった。

使節団参加時、6歳の梅子が知っていた英語は、「イエス」「ノー」「サンキュー」程度であったという。父親は、英語の入門書とポケットサイズの「英和小辞典」を娘に持たせ、行李の中には娘を慰める絵草紙、人形なども入れ、娘を港から送り出した。

当時のワシントン弁務公使であった森有礼は、5人の少女を迎えたとき、梅子を見て「どうすればいいんだ。こんな幼い子をよこして」と悲鳴を上げたと伝えられている。


(参考文献)

国際留学生協会-世界を見た日本人「津田梅子」

ウィキペディア 津田梅子 / 津田仙



第61回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:0

「第10回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール」受賞演奏会

2007/07/29(日) 21:47:08

8月5日14時より、ルネこだいら大ホールで、「第10回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール受賞演奏会」。田中千香士氏指揮、新日本フィルとの共演。


【ジュニア・アーティスト部門】

 鹿島綾さん:チャイコフスキー/ワルツ・スケルツォop.34

 松原まりさん:ブラームス/ヴァイオリン協奏曲二長調op.77終楽章

 岩木亜悠子さん:ラヴェル/ツィガーヌ

 外園彩香さん:サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調op.61


【ヤング・アーティスト部門 】

 對馬佳祐さん:モーツァルト/ロンド 変ロ長調 k.269

 泉沙織さん:ショーソン/詩曲op.25

 千田奈緒子さん:シベリウス/ヴァイオリン協奏曲二短調op.47


また、2008年に開かれる第11回大会の課題曲などの概要が発表されている。



発表会・コンクール情報TB:0CM:0

「バチさばき」で「罰裁き」

2007/07/27(金) 21:06:52

紛うの手【まがうのて】

「まごの手」を別の物と取り違えてしまうこと。

「まごの手」とはそもそも、中国伝説の仙女「麻姑」の「手」に由来する。

「麻姑」は仙道を修め、その爪は長く、鳥の爪に似ていたと言う。これで痒いところを掻いてもらえば、愉快この上もないだろうという故事にのっとって、背中を掻く棒にその名称がつけられたらしい。

さて。

「ジーちゃん、お肩を叩きましょう。タントン、タントン、タントントン。」

肩を叩いた後は、背中のムズムズするところを手で掻いてあげる。

「おおー。やっぱり孫がやってくれると最高だねえ。ヴァイオリンをやってるから指が強いわなあ。」

ジーちゃん恍惚。

仙道ならぬヴァイオリン道を究める可愛い孫の背中掻きは、実に極楽、極楽。

しかし、おけいこニストたる孫にとってみれば、すべての道は無駄なくヴァイオリン道に通じるのである。

やおら、傍らにあった「まごの手」を手にする孫。

それは、ごく自然に「弓」となる。

「ワンボウ・スタッカートの練習。トトトトト・・・」

「おーっ。上手、上手。肩叩きもヴァイオリンの練習のうちとは、感心感心。ジーちゃんは大歓迎だよ。」

「トトトトト・・・」

「ああ、極楽、極楽。」

「まごの手」が「弓」であるうちは良かった。

しかしそれは、より多くの刺激を求めて、ごく自然に「バチ」と化する。

打楽器の「バチ」、そして同時に、恍惚のジーへの「バチ」だ。

「ジーちゃん、お肩を叩きましょう、タンドゥン、タンドゥン、タンドゥンドゥン。」

「ぎゃー、い、痛い! おい、ちょっと。肩の骨を叩いちゃだめだよ。あーっ、痛、痛、痛!! 肩が壊れる。助けてくれーー」

演奏に集中している孫は、簡単には止められない。

「ひえーーーっ。」


*注)「まごの手」も、おじいちゃんのお肩も、楽器ではありません。良い子のおけいこニストは、決して真似をしないようにして下さい。そして、おけいこニストのジージやバーバも、安易な気持ちで孫の肩叩きなど要求しないよう、切にお願い申し上げます。リスクが伴うことをゆめゆめお忘れなく。

尚、話の筋には関係ありませんが、「タンドゥン」は、ユニークなものを楽器として効果的に使う作曲家です。



おけいこヴァイオリン用語の奇想知識TB:0CM:0

「第19回子供のためのヴァイオリンコンクール」審査終了

2007/07/26(木) 22:56:05

今年の参加者は153名とのこと。

「第4部門B」(小5・6年)では登坂理利子さんが「プレリュード」を弾いて金賞。28日は、パガニーニである。

やはり自由曲が選択できる小5・6年と中学校の部では、「学生音コン」の課題曲を演奏する人が何人かいたようだ。



発表会・コンクール情報TB:0CM:2

「チャイコフスキー国際」のフォト・ブログ

2007/07/26(木) 22:12:48

モスクワ在住の方、留学生の方などが、ブログで今回の「チャイコフスキー国際コンクール」を伝えている。

中でも、「ゆーりあのハラショーロシア」は、数々の写真で、このコンクールの舞台裏にまで迫っている。興味深いショット満載のブログだ。





07年国際コンクールTB:0CM:0

法王の前で、ヒラリー・ハーンの自作カデンツァ冴え渡る!-「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番」

2007/07/25(水) 19:34:07

あくまでも自然で端正なたたずまいの中、劇的な音の展開が、作曲家の意図を一分の隙もなく彫塑し、「静」と「動」の美を究めていく。

鮮やかで品格に満ちた音の粒立ちと、難なく隅々まで解き放たれる響きの透徹した美しさ。完璧な音程感が作品のフォルムを明瞭に浮き立たせる。

先般の「チャイコフスキー国際」の予選(第1ラウンド)で、やはり最大の難関とされたモーツァルト。

では、どのようなモーツァルトであるべきなのか? 悩みは尽きない。

その永遠の問いに、ハーンの出した最良の解答。

ヒラリー・ハーンのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番。

今年4月16日、バチカンで開かれたローマ法王ベネディクト16世の80歳のバースデー・コンサート

音楽好きで知られる法王は、プログラムにモーツァルトが入ることを希望したという。

オーケストラは法王の出身国ドイツよりシュトゥットガルト放送交響楽団。そして指揮は、先日紹介した期待の若き新鋭、ベネズエラ出身のグスターヴォ・ドゥダメル。

舞台は完全に整った。

そして、第1楽章のカデンツァは、ヒラリー・ハーンのオリジナルである。

How cool! その美しさに思わず息を呑む。

現代に蘇ったモーツァルト、その新鮮な驚き。

じっと聞き入る法王の姿が実に印象的である。


ローマ法王ベネディクト16世 バースデイ・コンサート



○7年前、19歳のハーンのモーツァルト第4番

プロムス2000-ヒラリー・ハーンのバッハとモーツァルト




おけいこニスト 必見・必聴・必読!TB:0CM:0

まだ間に合う、ヴァイオリン夏期セミナー

2007/07/25(水) 00:11:22

これから8月末まで、国内外でのヴァイオリン夏期セミナーが真っ盛りとなる。

すでに申し込みが締め切られているセミナーが多いが、探せばまだ間に合うものもあるようだ。

だんだんと仕上がってきた「無伴奏パルティータ第3番“プレリュード”」を、師事する先生以外の先生に見てもらい、セカンドオピニオンを頂くのは実に有益である。できればそれが「学生音コン」の審査員だったりしたら、一石二鳥。

イグラーユ宛に耳寄りな情報をいただいた。

「第61回学生音コン」東京大会審査員の沼田園子氏、「第76回日本音コン」審査員にして、まさに今日と明日、熱き闘い進行中の「第19回子供のためのヴァイオリンコンクール」客員審査員の澤和樹氏ら、「上野」系の先生方が大挙結集する夏期セミナーが、何と「まだ」参加者を募集中である。

対象学年はなし。(幼児・小学生もOK。)曲は自由。参加のために事前にMDを送るとかの面倒も一切なし。

主催は紋別市の教育委員会。

間違いなく涼しいオホーツクの町で、熱い地元の声援を受けての公開レッスンである。

「オホーツク紋別音楽セミナー2007」

7月29日(日)~8月4日(土)

ヴァイオリン部門講師: 澤和樹氏、沼田園子氏

受講料:170,000円(レッスン代・航空運賃・宿泊費・食事代含む)

申し込み締め切りは、7月27日(金)「オホーツク紋別音楽セミナー実行委員会」
TEL 0158-24-2416




日々のザ・痛感・毒吐くTB:0CM:0

「第61回全日本学生音楽コンクール」25日に申込締切

2007/07/24(火) 23:27:57

「第61回学生音コン」の申し込みは、明日(25日)締め切りとなる。

東京・大阪・福岡の各大会は25日必着、名古屋大会のみ25日消印有効である。

以前にも紹介したが、名古屋大会は独自のウェブ・ページを持っており、「学生音コン」公式サイトからもリンクされている。

入賞者の速報・地元オーケストラとの共演など、コンテスタント目線に立ったローカルな情報をフットワーク良く伝えるページを、他の地方大会でもぜひ開設して欲しいものだ。

公式サイトが今のように、貝のように口を閉ざしたままでは、尚更そう思う。

公式サイトについては、作成だけでなく、運営自体も、アウトソーシングされていないだろうか? つまり外部の人に任せっぱなし、ではないか? 即時性や配慮の点で、事務局担当者「自らが」運営しているような空気が全く感じられないのだ。

コンクールサイトという性格上、伝える情報が随時あるわけではないのはわかるが、例えば今はやりの事務局スタッフ・ブログなんていい試みだと思うがどうだろうか。運営の仕事の楽しさ、辛さなどの雑感を交えつつ、きちんとコンクール情報を伝えていく。アクセスは少なくとも「ビバ!おけいこヴァイオリン」級は期待できると思う。

守秘義務の情報が多いからと言って、このウェブ時代に口を閉ざしていてはだめである。

ここに、その志や良し! でも続けなきゃ意味ないね、の例が。

全国数十名のコンクール広報担当者の皆様!

権威に安住せず、「コンテスタント目線」の情報発信を切にお願い申し上げます。



第61回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:0

「第41回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」受賞者発表!

2007/07/23(月) 21:04:07

受賞者が発表された。


(1st prize) Viatcheslav Chestiglazov(スペイン・「03年ヴィエニャフスキ&リピンスキ国際シニア部門」第1位)

(2nd prize) Jaroslaw Nadrzycki(ポーランド・「01年及び06年ヴィエニャフスキ国際」第5位)

(3rd prize) Clara-Jumi Kang(ドイツ / 韓国)

第1位のヴィアチェスラフ・チェスティグラゾフさんは「聴衆賞」(Public prize)も受賞した。

本コンクール入賞は近年、メジャーコンクールへの登竜門となっている感がある。

入賞者の今後に注目しよう。



07年国際コンクールTB:0CM:0

「モーストリー・クラシック9月号」-速報「神尾真由子 世界の頂点に!」

2007/07/22(日) 23:15:31

今月発売のクラシック音楽系の雑誌の中で、「第13回チャイコフスキー国際」の神尾さん優勝を詳報しているのは「モーストリー・クラシック」。

受賞式翌日の滞在ホテルでの独占インタヴュー、恩師の工藤千博氏と原田幸一郎氏のことば。原田氏は、あの劣悪な環境のネット配信に耳を傾けていらっしゃったようだ。

審査員の清水高師氏の「彼女のコンサートのようでした」という評も。ピアノ部門は審査員の中村紘子氏の「ピアノ部門をふりかえって」という記事が1ページ。

「産経新聞」からの抜粋記事もあるが、8ページにわたっていち早く今回のコンクールを詳しく報じている。ちなみに、「音楽の友」は原稿が間に合わなかったのか、今月発売号には「チャイコン」の記事は見当たらない。

このほか「音楽現代8月号」が特報記事を掲載している。

また「弦楽ファン vol.9」には、神尾さんへのインタヴュー記事が載っているが、これは「チャイコン」の何ヶ月か前のもの。インタビュー内容からは、彼女が「チャイコン」に出場するかどうかは明らかでないが、これはこれで旬な神尾さんを知る意味では貴重なインタヴュー記事となった。

ホールやレコード店・楽器店などで入手できる無料情報誌「月刊ぶらあぼ8月号」には今月の表紙として神尾さんが登場。神尾さんの今後の公演予定として「10月にはメータ指揮のバイエルン国立歌劇場管との共演、来年3月にはニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタルなど」が挙げられている。


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ワルサの音無

2007/07/21(土) 23:23:13

けったいでんなあ【けったいでんなあ】

一部のおけいこニスト間で流行しているらしい携帯電話の使用法のこと。そのあまりの特異さに、思わず「けったいでんなあ」と上方風に嘆いてしまったことに発している。

ああ、涙ぐましや、おけいこニスト。やっとのことで買ってもらった携帯電話。でも勉強とヴァイオリンに忙しくて、いじれる時間が極端に少ない。

わが愛しきケータイと戯れる時間がもっと欲しいのになあ・・・

自室にこもり、一人でヴァイオリンを練習している時、特に退屈な音階やエチュードをそぞろ弾いている時など、てきめんにその欲求が頭をもたげてくる。

そして時々、チャンスは到来する。自室での練習を厳しくチェックする監視員が、ちょっと外出する場合だ。その時、ヴァイオリンへの情熱は、いともたやすくケータイへの情熱へと転換。

おけいこニストは、マザーの監視がないのをいいことに、ご禁制を破ってしまう。

「だってお友達からメールが届いていたんだもん。」-「(おけいこ)ニストにも三分の理」とばかり、ちょっと3分間だけ戯れるつもりが、ついズルズルとはまってしまう。見つかれば当然、マザーの逆鱗に触れ、ケータイ召し上げとなるリスクは極めて高い。

外出から帰宅しようとするマザーのほうも心得たもので、気づかれないようにコッソリ玄関から家の中へ入る。そしておけいこニストの部屋からヴァイオリンの音が聞こえてくるかどうか耳を澄ます。

弾いていない。

帰宅時間の目測を誤ったおけいこニストの敗北である。

マルサの母、いきなり踏み込む。ケータイ召し上げ。

そして暫く愛しきケータイとのお別れが続くことになるが、やがて解放の時が到来する。

しかしさすがにあっさり解放されるはずもなく、それは実に「けったいな」形でやって来るのだ。

「ヴァイオリンもお勉強もよく頑張っているようね。そろそろケータイを返してあげようかな。ハイ、使っていいわよ。」

と、マザーがケータイを差し出す。

飛び上がって喜ぶおけいこニスト。すぐにもぎ取り、ケータイと戯れようとする。

「ただーし。条件があるわ。」

キョトンとするおけいこニストにマザーは宣言。

「メールを打つのは左手限定よ。まず、ケータイ下部を右手でつまんで、左肩甲骨のあたりに液晶の裏板をあてる。そうよ、そう。液晶が見えるわよね。

その姿勢で、親指以外の左手4本指をケータイのキーにあてる。そうよ。

あとはヴィオリンの弦を押さえる要領で、キーを叩くのよ。どう、素晴らしいアイデアでしょ。あっ、親指は使っちゃだめよ。さあ、やってみて。

あーっ。薬指と小指の叩きが弱い! 遅いわよ、もっと速く、もっと強く!」

こうしてケータイは「けったいな」練習道具に早変わり。

前代未聞のケータイ左手4本指打鍵。

できるのか?、おけいこニスト!



おけいこヴァイオリン用語の奇想知識TB:0CM:2

「第41回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」8名がセミファイナルへ!

2007/07/20(金) 22:00:13

セミファイナリスト8名が発表された。

残念ながら、日本人のセミファイナル進出はゼロ。

第1ラウンド(予選)の実際の出場者は44名だったようだ。(出場登録は64名。)


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生きる力と希望の音楽-グスターヴォ・ドゥダメル指揮「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」

2007/07/19(木) 20:49:28

2000年11月、ベネズエラの首都カラカスで世界アマチュアオーケストラ連盟(WFAO)の会議が開かれた。

貧困と犯罪の多発に悩む人口2600万人のこの国については、1975年から始まった元文化大臣ホセ・アントニオ・アブレフ博士による子供達への音楽教育のプログラムがよく知られていた。

音楽の力で貧困を救い、社会を変えたい。

その教育プログラムの成果が示されるこの会議の場に、各国から集まった連盟の委員達は、それでも少なからずこんな先入観を抱いていただろう。「スラム街出身の子供達に、一体どのようなクラシック音楽を奏でることができるのだろうか」と。

これから自分達の前で繰り広げられる演奏に対し「外交辞令的な」「寛容な」態度を取らなければと、委員の誰もが内心、そう考えていたに違いない。

しかし・・・

<<バッハのカンタータ特集に始まったアブレフ博士の音楽的結晶は、次の日おそるべき音量と技巧を持った青少年弦楽アンサンブルのチャイコフスキーに続き、夜はサイモン・ボリーバ交響楽団(プロ)のマーラーの3番で我々を圧倒した。

コンサートが嵐のような拍手の中で終わると、私を目指して走ってくる青年がいる。何と昨年の市川大会に参加したベラスケス君ではないか。私は抱きついた彼と何度も抱擁をかわした。彼はこの一年でプロになっていたのだ。(彼は今回名古屋大会に参加)

そしていよいよ極めつけのベネズエラ・ナショナル・チルドレン・シンフォニーのコンサートが4日目に開かれた。難曲中の難曲チャイコフスキーの「リミニのフランチェスカ」を皮切りに200名の超絶技巧が始まった。

指揮は17歳グスタブ・ドゥダメル君。全曲暗譜での指揮は反射神経の塊であった。

最年少7歳から18歳までのこのオーケストラは、居並ぶ欧米のトップを自認する指導者に強烈なインパクトを与えた。私ももちろん例外ではない。

子供たちの目の輝き、体から立ち上る躍動感、国旗の色彩をかたどった首掛けと金のヴァイオリンが踊っている。南米という地域への誤まった先入観を叩きつぶされた日であった。

この子供たちの音の洪水の中で私は日本が今失おうとしているものの影を見たような気がした。>>
―「世紀の谷間で-WFAOカラカス会議報告」(WFAO委員長 森下元康)

この時、強烈な印象を残した指揮者のグスターヴォ・ドゥダメルは1981年生まれ。当時は17歳ではなく19歳だったと思われるが、4年後の2004年、「第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクール」で優勝を飾り、世界の桧舞台に衝撃的なデビューを果たす。

その後世界各国の主要オーケストラとの共演を重ね、2005年にはドイツ・グラモフォンと専属録音契約を結ぶ。この年、ネーメ・ヤルヴィの代役としてイギリスの「BBCプロムス」にもデビュー。2007年にはスウェーデンのエーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任。また2009年にはエサ=ペッカ・サロネンの後任として、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督への就任が決定している。

1975年にカラカスで始まったアブレフ博士の教育プログラムは、「ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団」に発展し、現在、全国で25万人の児童・青少年が参加し、210のユース・オーケストラを擁する全国組織となっている。

ドゥダメルもこのプログラムで4歳からヴァイオリンを始めたという。

ドゥダメルが指揮する「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」はこのプログラムのまさに頂点、ベネズエラ全土25万人の青少年から選抜された精鋭たちで構成されるユースオーケストラである。

その若々しく生命力にあふれた演奏は、クラシック音楽の既成のフォルムを揺さぶり、また、聴衆の心をも強く揺さぶる。バレンボイム、アバド、ラトルら現代の巨匠が賛辞を惜しまない。

ドゥダメルにとっての、そしてベネズエラの青少年たちにとってのベートーヴェンとは・・・

<<交響曲第5番は、単なる音ではない。オープニング・モチーフは誰もが知っている。それは運命であり、宿命であり、全ての人にとって何か重要なものなのだ。説明の必要もない。それは音の中にあり、聴けば感じることができる。

この交響曲は怒りで始まる。しかし終わりまで展開に沿って演奏して、最終楽章まで来ると、そこには希望がある。聞けば音楽の中にそれを感じることができる。

多くの子供たちは貧しい家庭からきている。彼らは犯罪、ドラッグ、家庭の問題などひどい体験をしてきている。でもこの音楽を演奏するとき、彼らには特別なものがある。みんな希望を分かち合える。なにか驚くべきものになるんだ。>>
(グスターヴォ・ドゥダメル)


ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第7番 / ドゥダメル(グスターヴォ)


マーラー:交響曲第5番 / ドゥダメル



この1冊、この1枚TB:0CM:0

「第3回仙台国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門ファイナル-BSハイビジョンで放映

2007/07/19(木) 00:44:43

しまった。忘れていた。

25日(水)13時より再放送があるようだ。


おけいこニスト 必見・必聴・必読!TB:0CM:0

「第5回東京音楽コンクール」ファイナリスト2名発表!

2007/07/18(水) 20:52:20

成田達輝さん、高橋和歌さんがファイナルへ。

弦楽部門ヴァイオリンファイナリスト(第2次予選合格者)2名



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「第8回クオリア音楽コンクール」(予選9/18、本選12/10)

「第86回日本音楽コンクール」(第1予選:9/13・14・15、第2予選:9/16・17、第3予選:9/18、本選:10/22)

「第71回全日本学生音楽コンクール」(【予選】東京小学:9/2・3、中学:9/9・10、高校:9/5・6、大阪小学:9/3、中学:9/2、高校:9/4、名古屋:9/10、北九州:9/24、【本選】東京小学・中学:10/15、高校:10/16、大阪:10/21、名古屋:10/22、北九州:10/21、【全国】小学・中学:12/3、高校:12/4)

「第11回全日本芸術コンクール」(予選:音源審査、本選:8/23・24)

「第10回国際ジュニア音楽コンクール」(予選:ビデオ・録音審査、本選:8/21・22)

「第19回関西弦楽コンクール」(8/19・20)

「第23回宮日音楽コンクール」(予選:8/18、本選:11/18)

「第13回ルーマニア国際音楽コンクール」(一次審査:音源審査、二次審査:8/17、本選会:8/20)

「第4回刈谷国際音楽コンクール」(8/10・11)

「第4回桐朋学園全国ジュニア音楽コンクール」(予選:8/9・10、本選:10/8)

「第21回松方ホール音楽賞」(予選:8/9、本選:8/10)

「2017飛騨河合音楽コンクール」(予選・本選:8/5)

「第19回洗足学園ジュニア音楽コンクール」(予選:8/3、本選:9/23)

「第11回ベーテン音楽コンクール」(地区予選:7/26〜9/3、地区本選:9/24〜11/11、全国大会:11/23・12/25)

「第29回子供のためのヴァイオリンコンクール」(7/25・26)

「第63回鎌倉市小・中・高学生音楽コンクール」(予選:7/23、本選:9/23)

「第19回日本演奏家コンクール」(第1次予選:7/23〜27・30、第2次予選8/19・20・23〜25・28〜30、本選:10/10・11)

「第18回大阪国際音楽コンクール」(予選:録音・映像審査、地区本選:7/22〜8/31、ファイナル:10/7・8)

「第27回日本クラシック音楽コンクール」(予選:7/15〜8/31、本選:9/21〜10/31、全国大会:12/6・7・9・15・18・19・20・26・27)

「第15回東京音楽コンクール」(第1次予選:7/1〜3、第2次予選:8/24、本選:8/31)

「第3回豊中音楽コンクール」(予選:6/17・18、本選:7/2)

「第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:6/11〜8/8、本選:6/25〜8/16、全国大会:8/23・25・26・27、9/16)

「第5回 Kアンリミテッド弦楽器コンクール」(予選:6/3・4・10、本選:6/25)

「2017ハマのJACK コンチェルト ソリスト オーディション」(予選:5/4、本選:5/21)

「第33回かながわ音楽コンクール」(第1次予選:3/19・20、第2次予選:4/16、本選:5/14)

「第3回日本ジュニアヴァイオリンコンクール」(4/4)

「第1回赤坂ジュニア音楽コンクール」(予選:3/29、本選:3/31)

「第11回セシリア国際音楽コンクール」(予選:録音・録画審査、本選:3/29・30)

「第6回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」(第1次予選:3/28・29、第2次予選:3/30・31、本選:4/2)

「第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:2016/12~2017/2、本選:2017/1~3、全国大会:2017/3/25・26,・31、4/3)

「ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2017」(2017/3/13・21・22)

「第5回 Kジュニア&学生音楽コンクール」(予選:CDまたは実演2016/12/23・24、セミファイナル:2017/1/7・8、ファイナル:2/4)

「第22回KOBE国際音楽コンクール」(予選:音源審査、本選:2017/1/7〜9)

「彩の国 String Competition 4th(予選2017/1/4、本選1/5)

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