ビバ!おけいこヴァイオリン

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「第1回“小さな魔法のヴァイオリン”国際コンクール」ファイナリストに登坂理利子さん!

2006/08/31(木) 19:17:01

イタリアのポルトグルアーロで8月26日から行われてい「第1回“小さな魔法のヴァイオリン”国際コンクール」本選は、28日に第1ステージが終了。第2ステージに進むファイナリスト4名が選出されました。

Kim Ye Rang (South Korea)

Thomas Lefort (France)

Ririko Noborisaka (Japan)

Dmitrij Smirnov (Russia)

日本から参加の登坂理利子さん(小5、05年「毎コン」小学校の部大阪大会第2位、05年大阪国際音楽コンクール弦楽器部門(Age-E)第1位、03年「クラコン」小学校低学年の部第3位)がファイナリストに選出されました。

第2ステージはオーケストラとの共演で、モーツァルト:協奏曲第1番第1楽章と任意の協奏曲第1楽章を演奏します。現地時間31日夜には審査結果が出て、入賞者が発表されるものと思われます。




コンクールTB:0CM:0

「第60回全日本学生音楽コンクール」大阪大会概要

2006/08/30(水) 15:21:51

(大阪大会)会場:ザ・フェニックスホール
*<>は参加者数                     
小学校の部:9月3日(日) <47名>
中学校の部:9月2日(土) <43名>
高校の部 :9月1日(金) <36名>

大阪大会は各日9時開場、10時開演。入場券(1500円・全席自由)は当日9時より会場で発売されます。

各部の終了予定は小学校が16時25分、中学校が15時、高校が15時45分とのことです。

大阪大会の参加者数は東京大会のほぼ半分です。

(審査員)*敬称略

稲垣琢磨(大阪教育大助教授)

大谷玲子(1996年ヴィエニヤフスキ国際最高位)

小栗まち絵(相愛大教授、1968年「音コン」第1位)

渡邊百百雄(相愛大教授、1949年「音コン」第3位)

北浦洋子(大阪音大講師、「毎コン」高校の部西日本大会第1位)

久合田緑(京都市立芸大教授、1961年「毎コン」中学校の部西日本大会第1位)

高橋満保子(神戸女学院大講師、1957年「音コン」第2位特賞)

田辺良子(相愛大教授、「毎コン」西日本大会第1位)

山本裕樹(同志社女子大専任講師)




第60回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:0

「第60回全日本学生音楽コンクール」予選、9月1日より-東京大会概要

2006/08/29(火) 19:54:51

9月の声を聞くやいなや、2006年コンクール“秋の陣”の火ぶたが切っておとされます。

これから12月までは、国内外ともにコンクールが目白押しです。

2年目に入ろうとしている当ブログも昨年以上に情報力を強化し、激戦の模様を熱い視線で追跡していこうと思います。

まずトップバッターは9月1日から始まる国内コンクール、「還暦」60年目を迎えてリニューアルを図る「第60回全日本学生音楽コンクール」(「毎コン」)予選です。

コンクールを見に行かれる方に役立つよう、以下、各大会の予選に関する事前情報をまとめてみました。

*注)以下、課題曲・審査方法・場所・日程・審査員名については『第60回全日本学生音楽コンクール参加規定書』より引用。審査員略歴は管理人イグラーユによる調査結果であり、コンクール事務局から発表されたものではありません。

【ヴァイオリン部門 予選】

小学校の部 課題曲⇒ローデ:24のカプリース第11番
中学校の部 課題曲⇒パガニーニ:24のカプリース第13番
高校の部  課題曲⇒バッハ:無伴奏ソナタ第1番フーガ

*審査は、各部門・各部ごとに、審査員一人25点満点で、各一人の最高最低点をカットした上で平均点の高い順に本選出場者を選出する。

(東京大会)会場:王子ホール
*<>は参加者数                     
小学校の部:9月2日(土)・3日(日)  <96名>
中学校の部:9月9日(土)・10日(日) <96名>
高校の部 :9月5日(火)・6日(水)  <67名>

東京大会は各日10時30分開場、11時開演。入場券(2000円・全席自由)は当日10時30分より会場で発売され、予選の入場券については電話予約などは行っていないそうです。

予選会については見に行きたい時間帯に行っても席の余裕はあるはず、とコンクール事務局の方はおっしゃっていました。

東京大会の小学校の部は例年、開場前に入場者が列を作っています。自由席なので、いい座席位置で見たいという方が多いのでしょうか。ただし、まる1日予選を見ようというイグラーユ級の奇特な方はそんなにたくさんいらっしゃるわけではなく、出場者周りの方々の入れ替えで、だいたいどの時間帯に見にいっても、座席位置にこだわらなければ座れるようです。

ただし、予選は例年、審査員席が1F客席に設けられており、その周辺に空席部分が作られ、その分入場者用の座席数が減ります。また、近くで審査がなされているという何となく重苦しい雰囲気が客席に漂っていて、見ているほうも緊張を強いられます。

そして、客席もロビーもそんなに広くないこのホールが、大変な熱気に包まれるのは11月3日の本選会です。本選のチケットは今年もチケットぴあなどで前売りされると思われますが、早めに入手しておく必要があります。

おそらく今年も売り切れ必至と思われます。

(審査員)

*審査員の先生方の在職学校名は2005年11月現在で確認できたもの。コンクール受賞歴は1つのみ掲載しました。(「音コン」(=「音楽コンクール」)は現「日本音楽コンクール」の旧称。)敬称は省略させていただきます。


磯恒男(洗足学園音大教授)

井上将興(東京音大教授)

梅津南美子(桐朋学園大講師、1963年「音コン」第2位)

大関博明(国立音大教授)

島根恵(1981年ヴィエニヤフスキ国際第6位)

沼田園子(京都市立芸大講師、1982年パガニーニ国際第3位)

矢嶋佳子(武蔵野音大講師、1958年「毎コン」中学校の部西日本大学第1位

横山奈加子(1994年チャイコフスキー国際第5位)

三戸素子(「ジャパンシンフォニア」コンサートマスター)-小学校・中学校の部のみ

植村理葉(ミケランジェロ・アバド国際第1位)-高校の部のみ




第60回全日本学生音楽コンクール

「第4回東京音楽コンクール」依田真宣さんが第2位!

2006/08/27(日) 00:19:18

8月25日に行われた「第4回東京音楽コンクール」弦楽部門の本選は、ヴァイオリンで依田真宣さんが第2位を獲得しました。


【弦楽部門】

第1位 小熊佐絵子 さん ヴィオラ

第2位 依田真宣 さん ヴァイオリン

第3位 アデル・亜貴子・カーンズ さん チェロ






コンクール

ヴュータン:協奏曲第2番(「毎コン」小学校の部1988年本選曲)・第4番(同じく1999年本選曲)

2006/08/27(日) 00:07:19

ヴュータンの4番は、グリュミオーハイフェッツ などいくつか録音が見つかりますが、2番は少ないようです。

ナクソス・レーベルはヴュータンの7つの協奏曲をすべてCD化しており重宝します。

Violin Concertos 1 and 4

Vieuxtemps;Violin Concs.2&3

Vieuxtemps: Violin Concertos Nos. 5, 6 and 7

どの曲も美しく、独奏のテクニカルな表出をこれ見よがしにすることなく、オーケストレーションとの幸福な調和の内に、ヴァイオリンが朗々と艶やかに、みずみずしくも輝きに満ちた千変万化の芳醇な音色を紡いでいきます。

さらにナクソスには、学者者向けにもよく取り上げられるヴュータンのファンタジア・アバショナータとバラードとボロネーズが収録された貴重な盤もあります。

Fantasia Appassionata Ballade





この曲のCDあります?

「第60回全日本学生音楽コンクール」東京大会の参加者数が物語るもの

2006/08/25(金) 19:26:49

ここ5年間の「毎コン」東京大会・小学校の部参加者数と課題曲の推移は以下の通りです。

05年:128名(予選:クライスラー、本選:バレエの情景)
04年:100名(予選:クライスラー、本選:ハイドン1楽章)
03年:78名(予選:ヘンデル1番1・2楽章、本選:ブルッフ1番3楽章)
02年:87名(予選:ベリオ9番1楽章、本選:モーツァルト4番1楽章)
01年:70名(予選:ヘンデル2番1・2楽章、本選:ヴィエニヤフスキ2番1楽章)

主に課題曲の難易度の変化によって、参加者数が増減してきたことが見て取れます。

以上の5年間の状況と似たようなことが、実は10年前にも起こっていました。

94年:124名(予選:ヘンデル4番1・2楽章、本選:ベリオ:7番1楽章)
93年:113名(予選:ヘンデル3番1・2楽章、本選:モーツァルト5番1楽章)
92年:88名(予選:クライスラー、本選:バレエの情景)
91年:98名(予選:クロイツェル、本選:シュポア2番1楽章)
90年:67名(予選:クロイツェル、本選:ヴィエニヤフスキ2番1楽章)

共通しているのは、ヴィエニヤフスキが本選曲の場合(01年・90年)はいずれも参加者数が激減していることです。

また、93年のようなパターン(予選、本選共にバロック~古典派を出す)はきわめて稀ですが、このパターンがもし今年あたりに採用されていたとしたら、おそらく参加者数は05年の128名を軽く上回ったことでしょう。

それはさておき、93・94年と04・05年は共にそれまでの2~3割増しの100名を超える多数の参加者を集めた「特異な年」でした。この「特異な年」の前後では、参加者数は平均約80数名程度で推移しています。

しかしながら、この2つの「特異な年」同士を比較した時、その背景には大きな相違が存在します。

大雑把な数字で恐縮ですが、1994年と2004年の小4~小6までの全国の学童人口の合計は以下の通りです。

・94年:440万人
・04年:360万人

94年~04年までの10年間で、小4~小6の人口は80万人も減っています。約18%の減少です。

「毎コン」の参加者数は、対象学年(小4~小6)の総人口が激減し続けてきたにも関わらず減ることはなく、04年には10年ぶりに100名を超え、05年には遂に史上最高の128名に達したということになります。

ヴァイオリンのおけいこ人口は、少子化による学童人口の大幅な減少にも関わらず、いや、少子化ゆえにこそ高まってきた教育熱の影響を受け、増加の一途をたどっています。

勉強・スポーツ・おけいこ、どの分野でも、できれば他の子よりも上位に行って欲しい。競争には勝たせてやりたいと思うのは親心です。

「毎コン」をはじめとした音楽コンクールが活況を呈する理由がここにあります。

そういった風潮を快く思わない向きもあるかと思いますが、受験熱・競争熱の高まりは全体の学力・技量の平均レベルの向上に役立つ部分が確かにあります。

学校は今、「ゆとり教育」で失ったものを取り戻すことに必死です。何でも平等を押し通してきた公立の学校が、「エリート教育」に取り組もうとさえしています。

逆方向への一方的な揺れ戻しが別の弊害を生むことにも注意を払いつつ、熱き志の総和がこの国の学力や音楽における技術水準をさらに高めていくことを期待したいと思います。




第60回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:1

「第60回全日本学生音楽コンクール」東京大会・参加者数

2006/08/24(木) 19:07:01

8月24日付「毎日新聞」社告で、第60回「毎コン」東京大会の参加者数が公表されました。

【ヴァイオリン部門】

小学校の部:96名(05年度は128名。32名減。)

中学校の部:96名(05年度は78名。18名増。)

高校の部:67名(05年度は75名。8名減。)

全国大会の自由曲化など、還暦60年を記念してリニューアルをはかる「毎コン」ですが、東京大会ヴァイオリン部門の参加者数を前年度との比較で見る限りは、やはり予選・本選の課題曲が与えた影響は少なからずあったと言えるでしょう。

小学校は予選のローデ:カプリースがバーを高くし、中学校は本選のモーツァルトの協奏曲がバーを低くした、とまず第一にそういう推測が成り立ちます。

さらに小学校本選曲のラロ:スペイン交響曲は、昨年のベリオ:バレエの情景に比べると、やはり手ごわいという印象があったのかもしれません。

また昨年は小4の予選通過者がゼロで、新規参入組にとっては非常に厳しい年でした。安易に受けられるコンクールではないことが再認識され、指導者の先生による出願の引き締めが行われたのかもしれません。

しかしながら、中学の予選曲もパガニーニのカプリースという難物。これは参加者減少要因に働くはずですが、記念すべきモーツァルト・イヤーにおけるモーツァルト5番という「一応、誰でも弾ける」本選曲の誘引度のほうがそれに勝ったという結果でしょうか。

ただし、小学校の部については、過去の参加者数と課題曲の推移をマクロ的な視点から今一度眺めてみると、少し別の感想もわいてきます。


第60回全日本学生音楽コンクールTB:0CM:0

「基礎」が「壁」を越えさせ、「負け」が「勝ち」を創り出す-早実・斎藤佑樹投手のこと(2)

2006/08/23(水) 18:59:54

昨日の勢いのままに、2稿目に入る。

斎藤投手のこと、そしてもう一人のエース田中投手のこと、歴史を作った早実と駒大苫小牧のナインのことは、これからもますます多くのことが語られ、また書かれることだろう。

スポーツ界の偉業が伝える教訓はあらゆるジャンルにとっても有益であるに違いない。おけいこヴァイオリンを扱う当ブログとしても、その貴重な教訓を素晴らしい感動と共にぜひ共有しておきたいと思う。

連投で酷使されてもびくともしない斎藤投手の肩や肘は、軟式野球をやっていた中学時代に作られたという。

来る日も来る日も遠投を繰り返す。疲れても、決してやめない。3年間のたゆまぬ練習が、強靭な肩や肘の基礎を作り上げた。

以来、故障知らず。超人的なタフネスぶりの秘密は中学時代のこのような地道な基礎練習の繰り返しにあったのだ。

おけいこヴァイオリンも同じ。小学校高学年から中学時代にかけての音階・エチュードによる地道な基礎練習は、ヴァイオリニストとしての基盤となる正しい左手と右手の形成を促す。

ともすれば「コンクール」(=野球で言えば「試合」)に追いまわされ、「曲」(=野球で言えば、「試合形式などの実戦メニュー」)の練習に忙殺されてしまう時期である。それでなくてもただでさえ時間を捻出しにくい中で、地道な基礎練習への意欲はなかなか湧いてこない。

しかし基礎練習を怠ったつけはやがて確実に回って来る。将来、支払いきれない代償となって自分の身にふりかかって来ることを肝に銘じておかなければならない。

斎藤投手は重要な試合における2度の手痛い敗戦から教訓を得て、課題を見つけ、弱点克服の努力をしてきた。

昨年の西東京大会の準決勝。マウンド上で気持ちが動揺し、そこを相手に突かれ、激しく打ち込まれた。コールド負けだった。彼が感情をコントロールし、いつもクールでいることを自らに課したのはそれからだ。

春の選抜大会では3連投ゆえの疲労から球威が落ちたところを打ち込まれ、これも大敗した。以来、連投に耐えうる足腰を鍛えるため、徹底的な走り込みをした。

その結果、鍛え抜かれた下半身と、誰よりも多く、誰よりも厳しい練習をこなしてきたという自信が下支えとなって、今夏の大会は連投につぐ連投でも球威や球の切れが衰えることはなかった。勝利への高いモチベーションを保ち続け、破竹の勢いで勝ち進んだ。

「負け」を教訓として次の「勝ち」につなげたのである。

「コンクール」での負けと真正面から向き合い、敗因を分析して、次につなげる。修正点や課題を他者との相対評価の中で明確に意識し、それを克服するための練習に自らを仕向けていくことは、「コンクール」出場の主要な目的でもある。

もちろん勝敗も重要だが、勝敗にこだわっているだけでは、「勝ち」を手にすることはできない。

「勝ち」につながる具体的な努力の実践がなければならない。

斎藤投手のように、その努力の手ごたえを揺ぎない自信と共に全身で感じ取れる時、勝利はおそらく確実に自分のものとなるであろう。


日々のザ・痛感・毒吐く

クールに熱い、静かに凄い-早実・斎藤佑樹投手のこと

2006/08/22(火) 21:47:42

何となく全体の色調が「早実カラー」の当ブログである。

ヴァイオリンとは関係ないが、今日はやはり気になる「彼」のことを書いておきたいと思う。

夏の甲子園、早稲田実業対駒大苫小牧の球史に残る激闘。中でも決勝再試合を含む4連投ながら、クールな表情で疲れも見せず投げ続け、見事優勝を勝ち取った早実・斎藤佑樹投手のことだ。

投球の合間に愛用のハンドタオルで汗をぬぐう可愛らしい姿。静かで淡々とした佇まい。試合中は喜怒哀楽の感情や無駄なガッツポーズは一切見せない。そして、ここぞという場面では、凄みのある速球と切れ味鋭いスライダーで相手をねじ伏せる。

あたかも重要な場面でのエネルギー放出を最大化するため、平時はすべてを削ぎ落としにかかっているかのようだ。燃費効率を最大限に高めた環境に優しい究極のハイブリッド投法。「静」と「動」、「クール」と「ホット」、「可愛らしさ」と「凄み」の共存・・・。

ダグアウトにいる彼がコップで水を飲む姿はスポーツ選手のそれではない。ガツガツしたところが一切ない。身分を隠して漫遊中の若殿様が、道中立ち寄った峠の茶屋でお茶をいただく上品な風情とでも言えばいいだろうか。(しかし一方でこの若殿様、剣術に長けた武士としてのただならぬ気配も宿しているのである。もし、刺客が陰に潜んでいたとしても、彼の中に隙を見いだすことはできないだろう。)

さすがに優勝が決まった直後の喜びと涙はひとしおのものがあったようだが、宿舎に帰って祝勝会で盛り上がる彼は、一応楽しそうな表情を見せてはいたが、周囲とは一線を画したクールな雰囲気がすでに復活していた。

強い闘志が完全に内に秘められた時、そして尋常ならざる体力や精神力がその発露の瞬間に向けて準備・注入されつつある時、スポーツ選手はひとりの完成された表現者として、凛とした存在感を醸し出す。

彼はまるで芸術家のようである。

終盤の147キロ。斎藤投手が全身全霊を込めて投じた1球を見た瞬間、畏怖にも似た感動が私の全身を駆け巡った。ぞっとして身の毛がよだつ瞬間はクールに感じる。斎藤投手がたゆまず持ち続けた秘めたる熱い闘志の一端に、少し触れたような感覚があった。

淡々とした表情、無駄な動きを排して凛と立つ姿。切れのよいボウイングから、時に輝かしく、時に妖艶な音色が表情豊かに奏でられる。圧倒的な美音に貫かれてこちらの身の毛がよだつ稀有な体験。

ヤッシャ・ハイフェッツのクールに熱い演奏のことも同時に思い出していた。


日々のザ・痛感・毒吐く

ラロ:スペイン交響曲(「毎コン」小学校の部1997・2000・2006年本選曲)

2006/08/22(火) 01:39:40

「毎コン」小学校の部本選曲の過去20年を見ると、モーツァルト(協奏曲4番2回、3・5番各1回)、ラロ(スペイン交響曲3回)、ブルッフ(協奏曲1番2回)、ベリオ(バレエの情景2回、協奏曲7番1回)、ヴュータン(協奏曲2番1回、4番1回、ファンタジア・アパッショナータ1回)で、全体の75%を占めています。

今年第60回大会の本選曲、ラロ:スペイン交響曲の録音は非常にたくさん出ています。


LALO/SARASATE/BRUCH:VIOLIN

ルノー・カピュソンとパーヴォ・ヤルヴィ指揮:パリ管弦楽団との共演盤。ラロ:スペイン交響曲とブルッフ:協奏曲1番を収録。


Symp Espagnole / Violin Concerto / Poeme

ジョシュア・ベルの2枚組。スペイン交響曲、サンサーンス:協奏曲第3番(1楽章が「毎コン」中学校の部01年本選曲)、サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(「毎コン」高校の部97年本選曲)、サンサーンス(イザイ編):ワルツ形式の練習曲によるカプリース(「毎コン」高校の部05年本選曲)、ラヴェル:ツィガーヌ(「毎コン」高校の部00年本選曲)などが収録されています。





この曲のCDあります?

「第60回全日本学生音楽コンクール」自由曲の選択状況-「いしかわミュージックアカデミー」受講曲一覧に見る

2006/08/21(月) 01:06:00

「2006いしかわミュージックアカデミー」のマスタークラス受講曲一覧からは、その受講者が出場予定のコンクールを推測することができます。

「毎コン」小学校の部:5名、中学校の部:8名、高校の部:8名。「日コン」:6名。

さらに「毎コン」については予選・本選の課題曲以外で受講曲になっているものは、おそらく全国大会での自由曲として選択されるものではないかと推測することができます。

あくまでも推測であることをお断りした上で、「2006いしかわミュージックアカデミー」マスタークラス受講曲に見る「毎コン」自由曲の選択状況をまとめておきましょう。

(小学校の部)

・ヴィエニヤフスキ:協奏曲第2番第1楽章
・サンサーンス:協奏曲第3番第1楽章
・チャイコフスキー:協奏曲第3楽章

(中学校の部)

・ラヴェル:ツィガーヌ
・ヴュータン:協奏曲第5番第1楽章
・サンサーンス:協奏曲第3番第3楽章
・ブラームス:協奏曲第3楽章
・ベートーヴェン:ソナタ第5番
・シペリウス:協奏曲第1楽章
・バッハ:シャコンヌ
・プロコフィエフ:協奏曲第2番第1楽章
・シューベルト:ソナチネ第1番

(高校の部)

・サラサーテ:カルメン幻想曲
・ラヴェル:ツィガーヌ(2名)
・モーツァルト:協奏曲第3番
・バルトーク:無伴奏ソナタ
・ヴィエニヤフスキ:創作主題による変奏曲

*注)ひとりで2曲挙げてある場合も、1曲ずつ記載しました。また、一部楽章が不明な曲もあります。

小学校はサンプルが少ないので何とも言えませんが、中学・高校を見ると、協奏曲、ヴィルトゥオーゾ・ピース、無伴奏曲、ソナタと多彩な選択状況が伺われます。



発表会・コンクール情報

「2006 いしかわミュージックアカデミー」マスター・クラス受講曲

2006/08/20(日) 00:33:18

原田幸一郎氏、ジェラール・プーレ氏、小栗まち絵氏などが講師を務める「2006いしかわミュージックアカデミー」のマスタークラスの受講曲がアップされています。

9月のインディアナポリス国際に出場する南紫音さん、パガニーニ国際に出場する正戸里佳さんをはじめ、「日コン」・「毎コン」に出場予定の方が大勢受講されています。




発表会・コンクール情報TB:0CM:2

「プレジデントファミリー 2006年10月号」-ピアノの小林愛実さん(「毎コン」史上初の最年少全国制覇)登場!

2006/08/19(土) 00:59:53

ビジネス雑誌「プレジデント」別冊から発したユニークな教育雑誌「プレジデントファミリー」。

好調な売れ行きと共に、内容面も号を重ねるごとに進化し充実しています。今までの教育雑誌になかった切り口と取材対象選択の目利きのセンス、そして記事の深み。「次はどんな特集が」と期待を抱かせる誌面作りは、追随する他社の教育・育児雑誌とは一線を画したポジションをすでに獲得した感があります。

1、2号は売り切れ店が続出したということですが、それもうなずけます。

そして、8月18日発売、待望の月刊化第2号「プレジデントファミリー10月号」に、おけいこニスト注目の取材記事が掲載されました。

グラビア特集「未来の泰斗」FILE 02 に登場したのは、ピアノの小林愛実さん(小5)。

昨年の第59回「毎コン」で史上初の小学4年生での全国第1位を達成。04年ピティナ・ピアノ・コンペティションJr.G級金賞受賞。カーネギーホールでも大喝采を浴びた「『ピアニスト』を名乗ることができる日本最年少の女の子」(同誌より)。

この雑誌の取材力の凄さから、いずれ「おけいこ」の世界にもスポットが当てられるだろうと見てはいましたが、小林さんをいち早く取り上げるセンスには脱帽です。

ちなみに、前月号(9月号)「未来の泰斗」FILE 01 に登場したのは「身長157センチ、世界記録まであと3秒」「金メダルに一番近い小学生」、萩野公介さん(小6)。

さっそく読んでみたくなりませんか。

9月号は、「最強の教材50選」という企画も「待ってました!」「それ知りたかった!」という興味をそそられる内容です。難関の中高一貫校の各教科の先生に取材して、使用している教材とその指導方針・指導法の神髄に深く迫ろうという、日能研やサピックス真っ青の特集です。「開成の数学は絶対説明力」、「灘の英語は反ペラペラ力」・・・。これも読んでみたい!

プレジデントファミリー公式サイト





おけいこニスト 必見・必聴・必読!

「第8回関西弦楽コンクール」タイム・テーブル発表

2006/08/18(金) 00:03:38

8月19日(土)・20日(日)の2日間に渡って行われる「第8回関西弦楽コンクール」のタイム・テ-ブルが発表されました。

「毎コン」大阪大会ヴァイオリン部門の予選まであと2週間。「毎コン」参加者にとって、同一会場(ザ・フェニックスホール)で開催されるこのコンクールは、格好の予行演習の舞台となることでしょう。

参加者の皆さんのご健闘をお祈りいたします。






コンクール

ヴィオッティ:協奏曲第22番(「毎コン」小学校の部1995年本選曲)

2006/08/16(水) 19:48:59

ヴィオッティ22番は、コンクールピースや音高入試の課題曲となることも多いですが、その甘く美しい旋律は鑑賞用としても大変魅力に富んだ名曲と言えるでしょう。

先にご紹介した 「子供時代の思い出」 の他にも、録音は比較的多く見つかります。


Violin Concerto / Violin Concerto 22

端正にそして豊かに歌う美音の持ち味が十二分に発揮されたグリュミオー盤は、ベートーヴェン:協奏曲とのカップリングです。


モーツァルト:協奏交響曲/ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番

同じくグリュミオー。こちらはモーツァルト:協奏交響曲とのカップリングです。





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全日本学生音楽コンクール

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「2017イサン・ユン国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/10/28〜11/5 韓国・トンヨン)

第2回若い音楽家のためのモーツァルト国際コンクール」(2017/9/12〜24 中国・ジュハイ)
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「第1回バルトーク国際ヴァイオリンコンクール」(2017/9/10〜17 ハンガリー・ブタペスト)
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事前審査結果

「第36回ロドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリンコンクール」(2017/9/8〜17 イタリア・ゴリツィア)

『第24回ヨハネス・ブラームス国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/9/2〜10 オーストリア・ペルチャッハ)

「第66回ミュンヘンARD国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門(2017/8/28〜9/6 ドイツ・ミュンヘン)
事前審査結果

「第17回クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリンコンクール」(2017/8/24〜9/4 ドイツ・シェーンタール)

「2017ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」(2017/8/22〜29 スイス・シオン)
事前審査結果

「第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/6/15〜25 カザフスタン・アスタナ)

「2017マイケル・ヒル国際ヴァイオリンコンクール」(2017/6/2~10 ニュージーランド・クイーンズタウン / オークランド)
受賞結果

「第33回ヴァルセシア・ムジカ国際コンクール」ヴァイオリン&オーケストラ部門(2017/5/26〜30 イタリア・ヴァルセシア)
受賞結果

「第24回アンドレア・ポスタッキーニ国際ヴァイオリンコンクール(2017/5/20〜27 イタリア・フェルモ)
受賞結果

「第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」(2017/5/13〜21 大阪)

○【チェロ】「2017エリザベート王妃国際音楽コンクール」チェロ部門(2017/5/8~6/3 ベルギー・ブリュッセル)
受賞結果

「2017プラハの春国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門(2017/5/7~15 チェコ・プラハ)
受賞結果

「若いヴァイオリニストのためレオニード・コーガン国際コンクール2017」(2017/5/1〜6 ベルギー・ブリュッセル)

「第6回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」(2017/4/24~5/6 ドイツ・リヒテンベルク)
受賞結果


2016年の国際コンクール

2015年の国際コンクール

2014年の国際コンクール

2013年の国際コンクール

2012年の国際コンクール

2017国内コンクール
Link


「第15回チェコ音楽コンクール」(予選会10/14、本選会11/8)

「第9回徳島音楽コンクール」(10/7)

「第8回クオリア音楽コンクール」(予選9/18、本選12/10)

「第86回日本音楽コンクール」(第1予選:9/13・14・15、第2予選:9/16・17、第3予選:9/18、本選:10/22)

「第71回全日本学生音楽コンクール」(【予選】東京小学:9/2・3、中学:9/9・10、高校:9/5・6、大阪小学:9/3、中学:9/2、高校:9/4、名古屋:9/10、北九州:9/24、【本選】東京小学・中学:10/15、高校:10/16、大阪:10/21、名古屋:10/22、北九州:10/21、【全国】小学・中学:12/3、高校:12/4)

「第11回全日本芸術コンクール」(予選:音源審査、本選:8/23・24)

「第10回国際ジュニア音楽コンクール」(予選:ビデオ・録音審査、本選:8/21・22)

「第19回関西弦楽コンクール」(8/19・20)

「第23回宮日音楽コンクール」(予選:8/18、本選:11/18)

「第13回ルーマニア国際音楽コンクール」(一次審査:音源審査、二次審査:8/17、本選会:8/20)

「第4回刈谷国際音楽コンクール」(8/10・11)

「第4回桐朋学園全国ジュニア音楽コンクール」(予選:8/9・10、本選:10/8)

「第21回松方ホール音楽賞」(予選:8/9、本選:8/10)

「2017飛騨河合音楽コンクール」(予選・本選:8/5)

「第19回洗足学園ジュニア音楽コンクール」(予選:8/3、本選:9/23)

「第11回ベーテン音楽コンクール」(地区予選:7/26〜9/3、地区本選:9/24〜11/11、全国大会:11/23・12/25)

「第29回子供のためのヴァイオリンコンクール」(7/25・26)

「第63回鎌倉市小・中・高学生音楽コンクール」(予選:7/23、本選:9/23)

「第19回日本演奏家コンクール」(第1次予選:7/23〜27・30、第2次予選8/19・20・23〜25・28〜30、本選:10/10・11)

「第18回大阪国際音楽コンクール」(予選:録音・映像審査、地区本選:7/22〜8/31、ファイナル:10/7・8)

「第27回日本クラシック音楽コンクール」(予選:7/15〜8/31、本選:9/21〜10/31、全国大会:12/6・7・9・15・18・19・20・26・27)

「第15回東京音楽コンクール」(第1次予選:7/1〜3、第2次予選:8/24、本選:8/31)

「第3回豊中音楽コンクール」(予選:6/17・18、本選:7/2)

「第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:6/11〜8/8、本選:6/25〜8/16、全国大会:8/23・25・26・27、9/16)

「第5回 Kアンリミテッド弦楽器コンクール」(予選:6/3・4・10、本選:6/25)

「2017ハマのJACK コンチェルト ソリスト オーディション」(予選:5/4、本選:5/21)

「第33回かながわ音楽コンクール」(第1次予選:3/19・20、第2次予選:4/16、本選:5/14)

「第3回日本ジュニアヴァイオリンコンクール」(4/4)

「第1回赤坂ジュニア音楽コンクール」(予選:3/29、本選:3/31)

「第11回セシリア国際音楽コンクール」(予選:録音・録画審査、本選:3/29・30)

「第6回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」(第1次予選:3/28・29、第2次予選:3/30・31、本選:4/2)

「第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:2016/12~2017/2、本選:2017/1~3、全国大会:2017/3/25・26,・31、4/3)

「ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2017」(2017/3/13・21・22)

「第5回 Kジュニア&学生音楽コンクール」(予選:CDまたは実演2016/12/23・24、セミファイナル:2017/1/7・8、ファイナル:2/4)

「第22回KOBE国際音楽コンクール」(予選:音源審査、本選:2017/1/7〜9)

「彩の国 String Competition 4th(予選2017/1/4、本選1/5)

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