ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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ロスチャイルドのバイオリン

2006/03/09(木) 18:51:58

チェーホフの珠玉の短編に、浄化された哀しみをたたえた水墨画を思わせる筆致の40数点の絵画が効果的に配された、大人のための絵本です。

クラシカルな質感のページひとつひとつから、主人公ヤーコフの人生の悲哀をせつなく歌い込むバイオリンの音色が、ゆっくりと立ち昇ってくるようです。

装丁も本当に素晴らしい。折にふれてわが手に取り、繰り返し読み返し、文章と絵が織りなすバイオリンの音色を心のひだに染み渡らせたい。この本全体が放つ神韻の空気を深く感じてみたい。

そう思わせる、私にとって本当に大切な1冊です。

棺おけ職人のヤーコフはすでに齢70歳。本職の他に、いくばくかの収入をバイオリン演奏で得ていました。時々頼まれて、ユダヤ人のオケで演奏するのですが、そのオケのフルート奏者が、かの著名な富豪と同一名のロスチャイルド・・・。

憎しみや悪意がどんなに虚しく、おそろしい人生の損失であるかを、ヤーコフは人生の冬を迎えつつある中で、気づいていきます。どんなに辛いことがあっても、夜、欠かさず弾き続けるバイオリンの音色は、そんなヤーコフを優しく包みこんでくれるのでした。

大人のための絵本と言いましたが、きっとお子様も多く感じ入ることができる絵本かもしれません。そういう意味で言えば、ケストナーの言う素朴な感性を持った8歳から80歳までの万人のための絵本です。



ロスチャイルドのバイオリン (チェーホフ・コレクション)





この1冊、この1枚TB:0CM:0

FC2に転居して2か月。

2006/03/08(水) 19:34:12

こんにちは、イグラーユです。

楽天広場からFC2ブログに転居して2か月が過ぎました。

これからは折に触れて、創作物以外に、私の雑感も綴っていこうと思います。

今日はブログの転居の感想を少し。

転居は正解だったと思います。FC2はとても快適な環境で、編集の自由度も高く(使いこなせてませんが。)、気に入っています。選べるテンプレートの数も多く、これからブログを始めようという方には、お勧めです。

ライブドア・ショック後は、そちらからの移転も多く、つい最近、登録50万人目を迎えたようですね。FC2ブログは、アダルト系の登録サイトが多いという噂もありますが、ここ最近、セキュリティ機能もどんどん強化されています。それなりの設定をすれば安心して使えます。

わりと地味な印象なんですが、やることはやっている。そんなブログサービスです。

私のブログには、楽天広場から引き続き来ていただいている方も多いようですが、楽天広場会員の方には不便も多く、恐縮しています。楽天広場は、制約もあるんですが(カテゴリーの数が10までというのは、私の場合、制約でした)、一方で、会員間でのコミュニケーションがとりやすい、コメントがつきやすい環境ですね。

そもそもこのブログは、「おけいこヴァイオリン」という極めて特殊な世界をテーマにしています。常連で見に来ていただく方が多く、そのことが日々の更新への張り合いになっており、とても感謝いたしております。

最近は、名古屋弁の奥の深さに感動してしまって、「コーチのお城」では、ヴァイオリン関連の話題そっちのけで、名古屋弁ワールドのご紹介ばっかりでしたね。面白くない方には、全然な内容だったかもしれません。

時々脱線もありますが、自分ひとりで、「やったスマッシュ・ヒット!」と喜んでいるのは、「魔王のスタジオ」のスキムラ父子ですね。あれを書いたときには、どの週刊誌にも、「幹事長の二男」の話題は載っていませんでした。これはまさに予言。どうですか、凄いでしょ?(だから、何なのさ。)

もちろんあれは、ストーリーと人物造型含め、完全な創作です。ただ、名前だけ、あの幹事長をもじらせていただきました。そして、その「チルドレン」ということで、あのヒラリーマンから転進のお騒がせ議員さんの、これも名前をもじらせていただきました。

スキムラを「幹事長の長男」ではなく、「幹事長の二男」としたのは、ほんとうにたまたまでした。

たまたまでしたが、あの後、現実世界の展開がどんどん出てきて。そこと重ね合わせて、「幹事長の二男の子」はヴァイオリンを習っているという噂が、一部で囁かれ始めたというわけです。(一部も一部、たった数人だろ。)

そうなると、更なる第2のお騒がせ男、あの方!にもどこかでご登場いただくしかありませんね。これについては、後日検討します。


日々のザ・痛感・毒吐くTB:0CM:2

「魔王のスタジオ」-アメとムチのデータ主義

2006/03/07(火) 18:55:02

コバちゃんは次のように考えた。

日々の上達が目に見えて確認できるようにすること。現状の問題点をあぶり出し、次の課題を数値として示し、モチベーションを高めること。科学的なスポーツトレーニングによって実践されているデータ主義の考え方を、ヴァイオリンのレッスンの中に取り入れられないだろうか。

例えば、姿勢・構え、音程や運弓など、各課題におけるチェックポイントをそれぞれ数十挙げ、その克服までの期間目標を提示する。

期間目標はスモールステップの積み重ねによって成り立っている。決して、目標を大きく、大雑把に設定してはならない。

各期間目標は、小刻みなスモールステップをこなし、いくつかの復習のためのチェックポイントを通過することによって、小さな努力の集積として達成されていくように工夫した。

スキムラ・ショウゾウの場合は、35の期間目標と、400数十のスモールステップをこなしていくことになった。

コバちゃんは、スモールステップ毎の成果を点数化し、毎回のレッスン毎に発表した。

「はーい。ショウゾウ君、今回の『姿勢・構え』(4)ステップ8の得点は・・・」

(その時、ショウゾウの耳には、決まって何故か、ドラムの音が聞こえてくるのだが。)

「65点でした。残念、5点足りず!」

「あーっ。連続3回合格だったのに。ボビ、悲しい。」

「はいはい、しょうがないね。罰ゲームだよ。」

ピシーン、ピシーンとショウゾウをむち打つ真似をするコバちゃん。

ショウゾウは「しょう(ぞう)が(いけ)ないなあ」、という顔をしながらも、楽しそうに、指定された音階を20回弾く。これが罰ゲーム。

むち打っても、無視しないコバちゃんをショウゾウは信頼していた。

そしてもちろん、70点以上の合格点を取った時は、

コバちゃん特製の、デリシャスな紅玉リンゴのリンゴ飴がいただけるのであった。

また例えば、ショウゾウの「ヘンデルのソナタ第3番2楽章」における音程のはずれは、その数と程度において、2か月間のレッスンによって6割程度改善できたのであるが、コバちゃんはその達成度を「音程改善率」という数値で表し、グラフ化し、本人と父親に常に提示し続けた。

それが、本人のモチベーションアップにつながり、課題達成にプラスに働くこととなった。

ショウゾウに比べれば、その他の「隠れ門」の小・中学生は皆いい子である。彼らは、目標が明確で、成果がきちんと評価されるレッスン、そしてゲーム感覚の楽しさ満載のレッスンを受けることによって、めきめきと上達していった。

家でもおさらいをきちんとし、親を困らせることがほとんどなくなった。親は、むちが出た、飴が出た、そうしたら成果が出た、と3拍子そろったデータ主義によるコバちゃんのレッスンに満足し、コバちゃんへの信頼を益々高めていくのであった。

コバちゃんの「データ証拠」勝負のユニークなレッスン法は、決して「出たとこ」勝負ではなく、慎重に練られ、計画されたものであった。

それは、ヴァイオリン・レッスン界における革命と言っても過言ではなかったのである。


魔王のスタジオTB:0CM:5

「魔王のスタジオ」-照れ恥じ

2006/03/06(月) 19:04:30

コバちゃんの不思議な能力は、「隠れ門」の上達は絶対に不可能と言われていたそれまでのおけいこヴァイオリン界の定説を見事に覆した。

この能力には、某掲示板で噂されたような神がかり的な要素も確かに一部あった。特殊なテレパシー能力で子供を操縦している・・・。そこに秘教めいた、いかわがしさを嗅ぎとった同業のヴァイオリン教師たちが、その噂を恰好の魔王パッシングの材料に使ったのは言うまでもない。

しかしながら、テレパシーだけで生徒が育つわけがない。

「ヴァイオリンには向いていない」、「ヴァイオリンを弾けるDNAは持っていない」などという、これもおよそ科学的とは言えない烙印を一方的に押されて、あちこちの門下をたらい回しにされてきた最底辺層にとって、コバちゃんが救いの神となったのには、もっと別の大きな理由があったのだ。

コバちゃんは彼らを適当にあしらうのではなく、真正面から見据え、忍耐強くレッスンを施していった。コバちゃんなりのユニークで緻密なレッスンを受けることによって、彼らの中に、ヴァイオリンを弾けるような心身のインフラが徐々に形成されていったのである。その結果、以前よりも確実に実力が向上した生徒が続出した。

ユニークで緻密なレッスン法。これこそがコバちゃんの奇跡の本質であったのだ。

あの史上最強のダダイスト、家庭教育の崩壊が生み出した恐怖の鬼っ子、スキムラ・ショウゾウでさえ、今や何とか「ヘンデルのソナタ」をそれらしく弾けるようになってきたのである。

コバちゃんは、自らが「テレパシーを使うヴァイオリン・エスパー」などと言われることを好まなかった。だから噂を聞きつけたテレビ局の取材は一切断った。それは「照れ恥じ」以外の何物でもないと思ったからである。


魔王のスタジオTB:0CM:0

「コーチのお城」-「みゃあコン」(2)

2006/03/06(月) 00:01:04

その場合、2千円もの入場料払っとる観客も黙っとりゃあせん。

だいたい、予選会場のホールには、もともとごが沸いとるでよ。あのホールの座席、座り心地が最悪! 寒ぼろ出るわ。

いつか、「2千円でこれか!」言うて、どえらけねゃあ(=「どえりゃあ」の最上級)勢いで座席蹴ったくっとるおやじもおったがね。

まあ、「みゃあコン」名古屋大会は、言ってみれば東海3県のみの専用・御用達。悪く言えば、鎖国状態。名古屋大会1位が全国大会出て行っても、内弁慶で苦戦しがちという負の面はある。なんてこと言うと、名古屋のコンテスタントにど叱られるがね。

高校の部なんか、菊里高校と明和高校の音楽科の学内コンクールかと間違ってまうでかんわ。あっ、余計なこと言ってまった。堪忍したってちょ。

今年の「みゃあコン」60回記念大会では、いろいろ変わるところがあるみたいやが、名古屋大会のええ所がのーなるのは悲しいでかんわ。ええ所は当然、残したってちょ。


*さて、名古屋弁と言えば、作家清水義範氏。『やっとかめ探偵団』シリーズなど、一連の「名古屋語」(氏によると、名古屋弁ではなく、名古屋語なのである。)の抱腹絶倒ワールドには定評があります。

以下の辞典は、この「コーチのお城」執筆でも大いに参考にさせていただきました。この辞典中にある、喫茶店で名古屋のおばさま連により展開される、「ええて、いかんて論争」。どえりゃあ笑えるでかんわ。その他にも、名古屋語の会話実例が極めて豊富な辞典です。





コーチのお城TB:0CM:0

「コーチのお城」-「みゃあコン」(1)

2006/03/04(土) 18:44:30

(*そろそろ読者の皆様も慣れてみえた名古屋弁。今回は訳・語注なしでお届けします。)

ヴァイオリンのコンクールについても、名古屋は独特の文化を有している。

「みゃあコン」(毎コン)の名古屋大会には、愛知・岐阜・三重の「東海3県」に在住の小4から高3までが出場できる。もっと正確に言うと、三重県でも、名張・伊賀・熊野などの人は申し訳ないけど、大阪大会へ行ってちょ。それから、静岡県がどんなに主張しても、名古屋人は静岡含めて「東海4県」なんていう感覚は一切ない。ほんだで静岡県の人は東京大会へ行ってちょ。

尾張名古屋は城でもつ、中京文化は「東海3県」でもつ。

それから、「みゃあコン」は全国一律2万円の参加料を取る。これは、「たいがいにしとかなかんわ」というレベルの金額。当然、付加価値がなければ、名古屋では許されん。

名古屋大会では、予選でもちゃんと出場者の名前と在学校名が書いたるパンフレットが作られる。これ、当たり前。さすがに写真までは載っとらんがね。

東京大会みたいに、A4のコピー用紙1枚に参加者の名前だけ書いたのを配っておしまい、というのは名古屋では考えられん。そんなけちくしゃあことしたら、名古屋では、どえりゃあ騒ぎになるぎゃあ。そりゃあ、参加者が一揆起こすがね。


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「コーチのお城」-「コーヒー飲みに行こまい」

2006/03/03(金) 00:05:10

名古屋は倹約・実質本位の、独自文化が発達した土地柄。

喫茶店のコーヒー一杯にも、必ず付加価値が求められる。

名古屋人が「コーヒーでも飲みに行こまい」と言った時、それがコーヒーだけを飲みに行くことを指していると思ったら大間違いだ。

名古屋の喫茶店にあるメニューに書かれた「コーヒー」は、通常、ゆで玉子や柿ピー、マドレーヌやクッキーが付いてくることが前提である。そのすべてが付いてくることも決して稀なことではない。

もちろん「モーニングセット」はこれとはまた全くの別物で、もっと大きな付加価値が付いてくることを厳しく求められる。コーヒーに小倉&バタートースト、ゆで玉子、ミニサラダが付いてくる程度では、名古屋人は誰も驚かない。

「東京の喫茶店で『コーヒーいっぴゃあ』言うたら、コーヒーしか出てこなんだ。どえりゃあたまげたでかんわ。東京はけちくしゃあがね。」

たまに名古屋ネイティヴとは違うマスターがやっとる喫茶店のメニューに「コーヒー(お菓子付き)」等と書いたる場合があるが、それは、「カツ丼(カツ付き)」と言うとんのとおんなじだが、と秘かに感じているネイティヴ名古屋やんは多い。


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「コーチのお城」-30,000円超

2006/03/02(木) 01:02:02

東京から最近引っ越して来た、名古屋弁が皆目わからない門下生のレッスンで。

「はい、これ。チケット10枚。わしがソロ執るから、家族やお友達と見に来たってちょ。

おみゃあさんとご両親がござる(=「いらっしゃる」)んなら、その分5,000円負けとくがね。

ほんだで、チケット代は・・・。30,000円と。


30,000円ちょう。


「えっ?」


「30,000円ちょう。」


「せ、せ、先生。すみません。このような場合、標準的には大体おいくら位お支払いすればよろしいのでしょうか?」

「ほんだで、


『30,000円ちょう。』


って言ったがね。」


「で、ですから、その。『超』と言われても、相場がわからないものですから。いくら位なんでしょうか?」

「ん?」

*注)「ちょう」=「頂戴」「下さい」。 (用例)タバコ屋さんの店先で。「ヒャアラアト、ちょう!」(ハイライト、下さい!)



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「コーチのお城」-コメヒョウは買ってくれる?

2006/03/01(水) 00:56:44

多忙なコーチではあるが、頼まれたら嫌とは言えない。

しぶしぶ、地元アマオケのソロを「おつとめ品」レベルのギャラで受けることになってまった。今のコーチの地位からすると、メリットは全くなし。すでに頼まれる前から、出来上がっていたチラシに、コーチの名前がソロ奏者として書いたる。

そして主催者側は平気でコーチにまでチケット販売を依頼してくる。

「こんなにチケット押しつけてきて。こっすい(=「ずるい」)奴らだがね。

『コーチ先生の出演だと、超満員確実。お弟子さんにいい席を早めにご販売下さい。』やと? 

このたわけが。きんのう持っていりゃあせ。(=「昨日もっていらっしゃい」)

弟子にさばけんかったら、どうしてくれる? 

何? 『いらんものは、コメヒョウに売ろう!』ってか。

コメヒョウはこうてくれんがね。」 


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