ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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発表会情報 2005.12.26

2005/12/26(月) 00:13:17

○漆原啓子 門下生発表会

2006年1月9日(月・祝)開演時間未定 文京シビックホール

ハレー・ストリング・クァルテットメンバーで、東京芸術大学・国立音楽大学講師でいらっしゃる漆原啓子先生の門下生発表会です。

漆原先生は、東京芸術大学附属音楽高校在学中の1981年に、第8回ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクールで最年少18歳で日本人初の1位に輝き、6つの副賞も受賞。東京芸術大学入学後に本格的な演奏活動を開始。現在、ソロ・室内楽等多方面で活躍されています。




発表会・コンクール情報TB:0CM:0

「魔王のスタジオ」-トクダー・コバの才覚

2005/12/23(金) 02:01:37

■『サロン・ド・魔王』企画書

・ 隠れ門の発表会は、従来、隠れ門だけが演奏を行っていたが、ここに、2~3人の優秀な 門下生(きれいどころ)の演奏と魔王先生の演奏を入れることにする。隠れ門とその父兄をいい気分にさせる程度の小品をそれぞれ1曲ずつ披露すれば十分であろう。

・ 発表会後のパーティーを充実させる。フレンチの前菜のケータリングを取って、旬の最高 級の食材(例えば、国産マツタケや、松阪牛霜降り等)を仕入れ、バーベキューなどを行う。ワインもシャトー・マルゴーくらい空けたい。
 
・ 名称は、発表会ではなく、あくまで「サロン」とする。宮廷貴族のそれを模してドレスコ ードもかなり厳しくし、セレブ感をそそるようにする。

・ パーティー時間中に、出入りの楽器商主催による楽器品評会(実際は売り込み活動)を行 う。ストラドやグァルネリ、ガダニーニを魔王先生が試奏しつつ、隠れ門連中の購入ターゲット銘柄(都内近郊の70~80平方メートル3LDKクラスの分譲マンション一戸分くらいのお値段。)を多数取り揃え、参加者に自由に試奏・品評してもらう。

「楽器屋からは協賛金が取れますね。単なる発表会ではなく、上等のワインで最高級の食材 を楽しむホームパーティーであるところが、ヒルズ連中の感性にびびっと来るはずです。

そうやっていい気持ちになったところで楽器の品評会をやるのです。魔王先生が試奏して薦めてやれば、イチコロですね。プレッセンダやギヨーム思い切ってガダニーニを買おうなんていう人も現れるかもしれません。

隠れ門の父兄の中にはIT企業経営者や経営幹部もいます。彼らは、J-POP系だったのに最近クラッシックにも触手を伸ばしている新興レーベルの経営者とも親しいんです。門下生のきれいどころを紹介してやれば、彼女たちのCDデビューなんて簡単なのではないでしょうか。

うーん、参加費は隠れ門+父兄1組20万円はちょっと安いかなあ。30万円でもいいか。」

まったく飛んでもない企画力。トクダー・コバの驚くべき才覚!

いいなあ、才覚。井原西鶴。

成功、逃さんよう。世間胸算用。

トクダー・コバの将来が見えてきた。


魔王のスタジオTB:0CM:0

「魔王のスタジオ」-隠れ門の発表会

2005/12/21(水) 00:39:20

トクダー・コバは「隠れ門下生」の発表会の運営を任されることになった。

「隠れ門下生」(以下、略して「隠れ門」と呼ぶことにする。)の発表会。

その模様は想像するだけでも、怖気(おぞけ)が走るが、本当の門下生の発表会とは完全に切り離され、魔王の成城の自宅スタジオで1年に2回、しめやかに行われることになっていた。

外のホールで催したのでは一般の人に聞かれるかもしれない。ホテルの宴会場もやはりタブーだ。宴会場担当者のホテルマンは、どのように接客上、鍛えられていたとしても、隠れ門たちの演奏を聞いたが最後、「必ず」笑い出すに決まっている。

公衆の目にとまる形でその会が催された場合は、魔王のキャリアにとって取り返しのつかない汚点となることは明らかであった。

だから、ひそかに、自宅スタジオで行うのだ。

トクダー・コバは、次回の隠れ門発表会から、会費を一人3万円から20万円に値上げすることを提案した。魔王は当初からこの発表会の会費は、伴奏代とちょっとした茶話代込みで3万円と比較的良心的に設定していたのだ。

「先生、それでは良心的すぎますよ。天下の魔王の発表会がその会費では、ブランド価値が下がってしまいます。もう少しお金を取りましょう。20万円くらい払っても、全く平気な人たちですよ、彼らは。もちろん、ただ、値上げするだけではいけませんから、次のような企画を考えました。」

トクダー・コバが魔王に示したのは「仮称『サロン・ド・魔王』について」という発表会の企画案であった。


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「魔王のスタジオ」-得だねえ、コバちゃん

2005/12/19(月) 00:08:06

優しい性格のコバちゃんは、魔王のカウンセラーとしてなくてはならない存在となった。

レッスン料を無料にしてもらい、将来の町のヴァイオリン先生としての修行を積むべく、セレブ連中の多い「隠れ門下生」へのレッスン同席が許されたコバちゃんの噂は、門下内に瞬く間に鳴り響いた。

「ニキヤ君の位置づけより凄いじゃん。」

「内弟子同然じゃん。」

「いいなー、コバちゃん。」

「レッスン料もただ、修行も積める。おまけに、セレブとお友達になれちゃう。ラッキーだねえ。お得だねえー。」

「得だねえー、コバちゃんは」

「それに、福岡で魔王先生と抱き合っていたなんて、特ダネじゃん。」

得だねえ、コバちゃん。特ダネ、コバちゃん。

いつしか、コバちゃんは門下の中で「トクダー・コバ」と呼ばれるようになった。

トクダー・コバは、風水については全く無知であったが、地方都市の出身者であり、その地の名士である税理士のひとり息子という家柄であった。

音大生の3Kと言えば、「計算できない」「漢字読めない」「結婚できない」であることはつとに有名である。

トクダー・コバはしかし税理士の息子だからか、計算が得意だった。そして加減乗除の四則計算に加え、ある種の計算高さともくろみ上手なところをも持ち合わせており、そこが他の音大生にはない彼の持ち味であった。

そして、この点でも彼は魔王に重宝がられることとなるのである。


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大魔王あらわる!

2005/12/18(日) 00:25:25

「大魔王」がサンタクロースよりひと足早く、来日。12月23日公開レッスンのプレゼントがあるようなのですが、聴講チケットはすでに売り切れだそうです。

レッスンの後は、楽器店で、例のレッスンDVD購入者へのサイン会がある模様です。

下倉バイオリン


おけいこニスト 必見・必聴・必読!TB:0CM:0

「魔王のスタジオ」-隠れ門下生

2005/12/16(金) 02:06:07

魔王はコバちゃんを「隠れ門下生」と呼ばれる人たちのレッスンに同席させることにした。

プロオケなどに入って食い扶持を稼ぐ実力などないコバちゃんは、大学卒業後は町のおけいこヴァイオリン先生として、生計を立てていくしかない。

なかなかに手強い「隠れ門下生」へのレッスンはそのための経験を積む研修の場として最適である。それは魔王の親心であった。

「隠れ門下生」・・・。

隠れキリシタンは、世を忍んだ。為政者は、彼らをいぶり出すために、踏み絵を踏ませた。

しかし、「隠れ門下生」は、世を忍ばない。それどころか、大仰にひけらかす。

彼らはそもそも門前払いされる実力レベルである。しかし、様々なルートからの依頼と仲介、しつこい申し出と売り込みに、魔王が負けてしまい、簡単に門前払いできないケースが多い。

その場合、実力のほどを思い知らせ、入門を諦めさせる手を使うことがある。

例えば、門下生の発表会を聞かせてみる。あるいは、優秀な門下生のレッスンを見学させてみる。

それでも諦めなかったことがあったので、ある時、門下生発表会で、一度弾かせてやったことがあった。

入門などできる実力にないことを、満天下にさらす、「踏み絵」のようなこの試み。しかし、その「隠れ門下生」志望者は、それを「踏み絵」とは感じなかった。

入門OKのサインだと捉えてしまったのだ。

諦めさせるための策が逆効果となってしまった。今さら断れなくなってしまった魔王は仕方なくこう言った。「本当はお教えできるレベルに達していません。しかし、本人もやる気があるようですし、ご両親の強いご希望であるのなら、仕方がない。ただし、私の門下であることは、他言無用ですよ。」

他言無用は、無理。彼らは、大宣伝をやらかす。

有名タレントの子息、今をときめくIT長者やヒルズ族の子息、会社役員・医者・弁護士の子息・・・。いわゆるセレブを地で行く人々の子供がこの種の「隠れ門下生」予備軍である場合が多い。

子供の教育に関しては、自らの衣食住以上に、超セレブの外見を、そしてブランドのお墨付きを強烈に欲するのが彼らである。魔王は、決して断われない筋からの紹介で、このような実力が伴わない、しかし、魔王ブランドが欲しくてたまらない連中をあてがわれることになるのである。

そういう「隠れ門下生」のレッスンは、ふつうのレッスンとして成立しないのは言うまでもない。指導しても直してこない。そもそも練習しない。わがままで見栄っ張りがヴァイオリンをやっているのであるから当然だ。

しかも、そのレッスンは魔王の音感を完全に乱す。数組のこの「隠れ門下生」はヴァイオリニストとしての魔王にとっては大いなるマイナス要因である。

しかし、生活者としての魔王にとっては、やはり彼らは上客であり、その点が実に悩ましい。

レッスン料は通常の門下生の2~3倍。実力が劣れば劣るほど、魔王門下への憧れは強く、その門下生としての証に、派手好きの親は、高いレッスン料を平気でどんどん支払う。

レッスン料は高くなければいけないのだ。


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「魔王のスタジオ」-コバちゃんと魔王

2005/12/13(火) 00:15:56

福岡で、ガウンを着たまま涙を流し、コバちゃんに慰められた魔王。

あの後、魔王は実際にクリニックに行くことはなかったし、その必要もなかった。コバちゃんが魔王の主治医となったのだから。

コバちゃんはあれ以降も、魔王の話を黙って聞いてあげた。魔王のわがままなモノローグの主旋律を、絶妙の通奏低音で支えてあげた。魔王はコバちゃんを心の伴奏者に指名したのだ。

時々魔王を襲う「あっちに行ってしまう」症候群を見事にコントローする、心理カウンセラーとしてのコバちゃん。彼は、この功績によって、魔王の初めての内弟子となったのである。

落語や漫才の世界の師匠は内弟子を取り、住み込みで寝食を共にする中で、芸を仕込む。いや、盗ませる。もちろん、レッスン料など取らないし、生活費の面倒さえ見てやる。

しかし、音楽界の内弟子はあまり見かけない。あの故斎藤秀雄氏くらいであろうか。生活費の面倒まで見てやりながら、弟子達を育てたのは。

コバちゃんは、さすがに成城の魔王御殿に住み込むところまではいかなかったが、毎回のレッスン料は免除されることになった。

それまで魔王の一番弟子で、国際コンクールにも通用すると言われていた俊英ニキヤ君は、実際には魔王にレッスン料を渡していたので内弟子ではなかった。

実力がすべてのこの世界で、コバちゃんは、見事に全く別の切り口から、魔王の寵愛を一身に受ける存在に成り上がったのである。

世の音大の学生諸君には、まさにこの事実は(フィクションだが)、福音であろう。

諸君、臨床心理学の単位を取っておきなさい!


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「魔王のスタジオ」-門下生母のディープな噂話

2005/12/10(土) 01:58:56

小学5年と中学2年の門下生のお母さんの電話での会話。

「もしもし、ハニカミ様のお宅ですか。魔王先生門下のコリエですが。」

「あっ、コリエさん。このたびは、お疲れさまでした。応援にいけなくてごめんなさい。」

「いえいえ。まだまだうちは力不足だということが、よくわかりました。」

「そんなことありませんよ。本選に出場されたんですから。それだけでもう選ばれているわけじゃありませんか。」

「でも。やっとこさ予選を通るレベルと、軽々と予選を通るレベルがあって。うちは、前者。去年のハニカミさんとは比較になりません。」

「いえいえ。コリエさん、来年があるじゃないですか。」

「それをおっしゃるなら、ハニカミさん。去年、奨励賞を取られて。てっきり今年は、1位狙いかと思っていたんですが。」

「狙いに行って取れるものではないですしね。」

「たぶん、ハニカミさんのことだから、次は世界をすでに視野に入れていらっしゃる?」

「いえいえ。」

「ところで、パリのお姉様方は一次予選であえなく・・・だったようで。」

「やはり世界は難しい、ということかしら。」

「それにしても、ニキヤさんが、ブリュッセルにもウィーンにもパリにもエントリーしなかったのは、どういうことでしょうね。」

「ヘルシンキもエントリーしてないですね。来年のジェノバかポズナニ狙いでしょう。」

「あの方は世界向きですしね。」

「そのニキヤさんのお母様から聞いたんですが。最近の魔王先生って、やっばり変。あのニキヤさんでも、魔王先生の レッスンの頻度が減っているそうですよ。」

「そうなんですか。魔王先生の秘蔵っ子、内弟子と言ってもいいニキヤさんまでが。」

「例の国内コンクールの前なんかは、他の門下生を完全にオミット。ニキヤさんオンリーのホール練習を何回もやったっていう噂ですものね。」

「どういうことでしょうか。まあ、以前から、魔王先生の場合は、オケの公演頻度が高く、時々ソロを執られることもあって、そのためのご自分の練習をする時間がない。仕方がないので、お姉様方のレッスンが、魔王先生のおさらいの時間になってしまう、というようなこともあったらしいですし。」

「そうそう。お姉様方にその曲を弾かせて、それで魔王先生御自身がさらっちゃおうという、忙しい大家にありがちな秘技ですね。」

「高嶋ちさ子さんも、師匠の徳永先生がそうだって、本に書いてらっしゃいましたね、たしか。」(*註)

「これは内緒の話ですが。ニキヤさんが先週、おかしな光景を見てしまったらしいんですよ。」

「おかしな光景?」

「1か月前のレッスンが福岡だったらしくて。アクロスシンフォニーホールの控え室をノックして、部屋に入った時に・・・」

「な、何があったんですか?」

「部屋の中で、ガウンを着た魔王先生が、小林さんに抱かれて泣いていたそうですよ。」

「小林さん?」

「ほら、あの門下の小林さん」

「あ。去年の発表会に出してもらえなかった、あのコバちゃん?」

「そう、コバちゃん。」

「どういうことですか?」

「わかりませんが。ニキヤさんに気づくと魔王先生は、我に帰ったようで、コバちゃんを部屋から追い出して。ニキヤさんにはちょっと待て、と言ってドアを閉めたそうです。コバちゃんは帰っていき、その後は何事もなかったようにニキヤさんのレッスンが始まったらしいです。」

「何やらミステリアスでもあり、みだらでもありますね。」

「そしてそれ以来、どうも、コバちゃんのレッスン頻度が増えているという噂なんです。」

「ひどい。なんですか、それ。」

「そろそろこの門下も・・・」

「やはり、ハニカミさん。そのへんのところ、もうお考えのようですね?」

「見ていただく機会がこれほど減ってくると。考えたくもなりますよ。」

「そうですね。」

「コリエさん、年末にね。」

「はい。」

「ウスズミ先生の合宿セミナーがあるらしいの。まだ、空きがあるらしいから、もしよろしかったら御一緒にいかが?」

「あ、ありがとうございます。要項、ファックスしていただけますか?」


*註)「ヴァイオリニストの音楽案内」(高嶋ちさ子)


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コンクール情報 2005.12.09

2005/12/09(金) 00:10:24

○第22回かながわ音楽コンクール

ユースピアノ部門とヴァイオリン部門(いずれも小1~高3まで)があります。部門・課題曲が学年毎に適切に区分・設定されているので、チャレンジしやすいコンクールです。

ヴァイオリン部門は、2004年に続いて、神奈川県以外に在住している方も参加できます。(ユースピアノ部門は現在または過去に神奈川県に在住・在学している方に限られます。)

(ヴァイオリン部門の課題曲)

○小学校1・2年生の部

予選)ヘンデル「合唱「ユダスマカベウス」より」(スズキ教本2巻)

本選)トマ「ガヴォット「ミニヨン」より」(スズキ教本2巻)

○小学校3・4年生の部

予選)バッハ「ガヴォット ニ長調」(スズキ教本3巻)

本選)ダンクラ「パチーニの主題によるエア・バリエ」(新しいバイオリン教本3巻)

○小学校5・6年生の部

予選)ヘンデル「ソナタ第6番 1・2楽章」

本選)クライスラー「プニャーニの様式によるプレリュードとアレグロ」

小学校5.6年の部は、2曲とも毎コン予選曲レベルとなりました。

06年の第60回毎コンの予選曲を占う意味でも、おもしろいセットですね。(毎コンは第58・59回とクライスラーの小品が連続しましたから、来年はそろそろヘンデル・・・という予感もします。ヘンデルの場合は、第57回がソナタ1番、55回が2番でしたから、来るのなら、次は4番か6番と思われます。)

かながわ音楽コンクールの前回(04年)のヴァイオリン部門は、開催時期が7月でした。9月に毎コンも受ける方にとっては、課題曲を4つも抱えるというハードな状況となりましたが、今回は、3月末~4月上旬と前々回と同様の時期に戻りました。

また、前回は、予選・準本選・本選とあったのですが、今回は予選と本選のみのようです。(予選は3月30日(木)にフィリアホール、31日にみなとみらいホール。本選は4月9日(日)神奈川県立音楽堂です。)

発表会ラッシュの1~3月が終り、毎コン課題曲が発表される4月下旬までのちょうど端境期です。課題曲も皆さんすでに習得済みのレベルですから、現在の実力を測るバロメーターとしてはうってつけのコンクールと思われます。(また、本選は4月9日ですが、来年度新学年ではなく、現学年で受けることになります。言わば現学年の総決算のコンクールです。)

ヴァイオリン部門の定員は200名。応募締め切りは1月20日ですが、定員に達し次第締め切るようですので、早めに御応募されることをお勧めいたします。




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「魔王のスタジオ」-Vnの木の詩がきこえる

2005/12/07(水) 23:54:56

「タコになれ。」「シベリウスの初期微動を聞け。」

おそらく一生かかっても達成できない、と言うか理解不能の課題を与えられた可哀相な小林君。そのレッスンが、2週間もしないうちにやってきた。

直接にレッスンを受けるインターバルとしては最短。こんなことは今までになかった。もちろん、レッスン冒頭、「誰だっけ?」というお決まりの展開にもならず。

どうやら魔王と小林君との関係に何らかの変化が生じたようである。今までの家元と末端の不出来な弟子という関係に。

その詳細については、次回以降に記すことにしよう。

今回のレッスンは、またもや深遠とも、幻覚とも言える、魔王の奥義。

テーマは「ヴァイオリンを構えるな」である。

「ヴァイオリンを構えるな。

 ヴァイオリンを持つな。

 ヴァイオリンは、がっちりと根の生えた、樹齢何百年もの大木。
 大木は動かない。微動だにしない。

 君は、ヴァイオリンの木についている1本の枝葉。
 枝葉は陽光を浴び、光合成をし、ヴァイオリンに滋養を与える。

 君は、ヴァイオリンが響きを作り出すための、部分となるのだ。

 枝は風にそよぎ、葉はうち震える。
 君は五体を動かし、ヴァイオリンに奉仕する。

 ヴァイオリンを構えるな。

 ヴァイオリンを持つな。

 君が動かずに、ヴァイオリンを持つのではない。
 君がヴァイオリンに君臨するのではない。

 ヴァイオリンが動かずに、君を持つのだ。
 ヴァイオリンが君に君臨するのだ。

 ヴァイオリンが木となり、
 君が枝葉となったとき、
 神の音色が発せられる。」

(ああ、迷夢の木の詩が聞こえる


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発表会・コンクール情報 2005.12.05

2005/12/05(月) 01:36:00

門下生発表会に加え、一般公開のコンクールなどの情報も随時お知らせしていきます。

○第15回日本クラシック音楽コンクール

全国大会

12月13日(火)弦楽器部門 中学生の部

12月22日(木)弦楽器部門 小学生の部

12月26日(月)ピアノ部門 中学生の部

12月27日(火)ピアノ部門 小学生の部

かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール

通称「クラコン」の全国大会です。自由曲制。4~5人の審査員がひとり100点満点で採点し、最高・最低点をひとつずつカットした平均点で順位をつけます。各審査員の採点結果は、結果発表後に会場ロビーに掲示。予選・地方本選は講評付きで、全国大会は点数のみ。

例年、東西の「毎コン」入賞者も何人か出場し、難度の高い曲が各種演奏されるので、なかなかに楽しめます。また、発表会などで同じ曲を演奏する方にとっては、ハイレベル層の曲の仕上がり具合を確認する絶好の機会にもなります。全国大会での入賞が最も難しいコンクールとの定評があるそうです。


○恵藤久美子門下生 第27回ヴァイオリン発表会

12月20日(火)16:00~20:00

藤沢市民会館 小ホール

桐朋学園大講師、桐朋音教 仙川教室弦楽合奏科主任、アンサンブル・アルス・ノヴァ コンサートミストレスの恵藤久美子先生の門下生発表会です。恵藤先生はあの樫本大進さんの先生としても有名ですね。




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「魔王のスタジオ」-地震予知(2)

2005/12/04(日) 23:59:52

「そうですか。」(幻覚だろ。)

「この予知能力は、ここ数日ブラームスを練習している時に、突然身についたんだ。」

「はい。」

「弓を弦におろし、弾き始める。普通、弾き始めた時に音が鳴る。音が聞こえるだろう。」

「ですね。」

「しかし、弾き始める直前に、かすかな音が聞こえるようになったんだ。」

「聞こえるようになったんですね。」

「そうだ。それはたしかに、これから弾こうとする音だった。」

 魔王の目に涙。完全に行ってしまった。

「・・・」

「それは、それは、まぎれもなくブラームスの音だったんだ。」

「ブラームスの音だったんですね。」(語尾を繰り返してあげると、落ち着くという。)

「そうだ。ありがとう、えーっと・・・」

「小林です。」

「そう、小林君。君はわかってくれるんだな。わかってくれるんだな。うれしいな。」

 また、涙。

「で、先生。」

「なんだ?」

「ヴァイオリンの初期微動を感じられるようになると、どうなるのですか?」

「感じられる。これは素晴らしいことじゃないか。」

「はい。」

「真の芸術家のみが獲得できる神の感性だ。」

「神の感性ですね。」

「そして、地震を予知できるようになるんだ。」

「・・・」(わかった、わかった、よちよち。

「凄いだろう。君もシベリウスの初期微動を聞けるように努力したまえ。」

「はい、努力します。」

「いいね、えーっと。」

「小林です。」

「神の感性を得れば、地震のP波も感じられるようになるんだ。」

「はい、先生」(P波でハッピーになります。)


アース・クェイク、明日・クリニックで。診てもらったほうがいいかもしれませんね。)


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「魔王のスタジオ」-地震予知(1)

2005/12/03(土) 01:15:04

魔王の最優先の仕事がオケのコンサートマスターである以上、魔王の時間的都合を考えて、門下生のレッスンが、各ホールのリハーサル室や楽屋で行われることも多い。

オケは地方公演もするので、レッスンが日本全国津々浦々で行われることにもなる。

運悪くオケの九州公演期間中に、あのタコになるべく努力中の小林君のレッスンがかち合ってしまった。

またもや半年ぶりのレッスン。しかも福岡。しかも5分で打ち切りの危険あり。

と言っていても仕方がないので、やむなく羽田から福岡空港へ。地下鉄に乗り継いで、天神駅下車。

アクロス福岡シンフォニーホール。

魔王はこのホールのソリスト控え室(定員3名。トイレ・シャワー・ピアノ付)をひとりで占拠している。

小林君が控え室に入ると、魔王のヴァイオリンケースのふたが開いていない。これは、「僕は今日のレッスンでは自分のヴァイオリンを弾いて教えることはしない」との意思表示である。

オケのリハーサルでかなり疲れているのだろう。福岡まで来たのに、運が悪い。得るところの多い魔王の実演レッスンは今日はなしか。

このままいくと「御託」のオンパレードになりそうだな。もちろん有益な「御託」も多いが、なにしろ芸術家魂が立ち現れてくると、レッスンそっちのけで「あちらに行ってしまう」魔王である。

それはもはや常人では解釈不能の領域になってしまうのだ。

シャワーを浴びたのか、魔王はバスローブ姿でくつろいだ様子。

「先生、お願いします。」

「えーっと。誰だっけ?」

「はい?」

「名前、何だっけ?」

「こ、小林です。」(半年前の前回レッスンと全く同じ展開。)

「小林君か。君は、最近入門した人だったかな?」

「入門して2年になりますが。」(あのさー、もういい加減覚えてよ。)

「あっ、そう。」

小林君、シベリウスのコンチェルト1楽章を通して弾く。

魔王がひと言。

「前よりよくなったよ。」(あのー、前回弾いたのはサンサーンスなんですけど・・・)

魔王が次々と的確なアドバイス。レッスンひと通り終了。

「ところでな。」

「はい。」

「さっき地震があったんだ。」

「えっ。地震?」

「そう地震。君が来る2時間くらい前。福岡が震度3。」

「そ、そうですか。その時間は飛行機に乗っていたので、知りませんでした。」

「あのね、僕はね。」

「はい。」

「ゆれる前に感じたんだ。」

「はい?」

「地震の前に感じたんだ。」

「な、なにをですか?」

「P波を感じたんだ。」

「何ですか?」

「P波だ。」

「P波?」

「君は高校の時、地学で習わなかったのか。地震のP波。」

「はい。あいにく芸術科だったもので。」

「初期微動だよ。ふつうの人間には感知不可能な地震の最初のゆれだ。」

「はい・・・」

「僕は、地震計しか感知できないこのP波をさっき感じたんだ。」

「そ、それはすごい。」(ほんまかいな。)

「P波を感じてから4~5秒後に本震のゆれ-S波-が来たんだ。」

「S波・・・」

「そうだ。S波が本当に来たんだ。」
 
「つまり、先生・・・。」

「なんだ?」

「つまり、先生は、エスパーなんですね。」

「そ、そのとおりだ。君は、君は。えーっと・・・誰だっけ?」

「小林です。」

「ああ、そう小林君。そのとおり、君は勘がいいなあ。ヴァイオリンの勘は悪いけど。」

「・・・」(ムカ。)

「そうだ。僕は地震を予知できるんだ。エスパーなんだ。」


・・・(続く)・・・・


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発表会情報 2005.12.01

2005/12/01(木) 19:57:54

ネットで見つけたヴァイオリンの門下生発表会などの情報です。

一般の方でもご入場可能と思われるもののみご紹介します。

○木野雅之門下生発表会

12月11日(日)13:00~ 清瀬市民センター

日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの木野雅之先生の門下生発表会です。木野先生は桐朋学園大学からロンドン・ギルドホール音楽院。カールフレッシュ、メニューインの両国際コンクールで入賞。1993年より日フィルのコンサートマスターを務めていらっしゃいます。


○桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」オーディション合格者による演奏会

12月18日(日)15:00~ 浜離宮朝日ホール

入場料1000円(全席自由) 

毎年恒例の桐朋音教のオーディション合格者と毎コン入賞者の演奏会です。弓さんのツィガーヌ、福田さんの詩曲。楽しみですね。


○澤和樹門下生によるクリスマスコンサート

12月25日(日)16:00~ 府中の森芸術劇場ウィーンホール

入場無料

東京芸術大学教授、紀尾井シンフォニエッタ東京リーダー、SAWA QUARTET主宰の澤和樹先生の門下生の方々によるコンサートです。コレルリのクリスマス協奏曲、ヴィヴァルディの四季など。大学生の方々中心のコンサートと思われます。澤先生は東京芸大から英国王立音楽院。ロン=ティボー、ヴィエニヤフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールで入賞。英国王立音楽院名誉会員でもいらっしゃいます。



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「2017イサン・ユン国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/10/28〜11/5 韓国・トンヨン)

第2回若い音楽家のためのモーツァルト国際コンクール」(2017/9/12〜24 中国・ジュハイ)
事前審査結果

「第1回バルトーク国際ヴァイオリンコンクール」(2017/9/10〜17 ハンガリー・ブタペスト)
【新設】 バルトーク国際ヴァイオリンコンクール(「ヴァイオリニア」)
事前審査結果

「第36回ロドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリンコンクール」(2017/9/8〜17 イタリア・ゴリツィア)

『第24回ヨハネス・ブラームス国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/9/2〜10 オーストリア・ペルチャッハ)
→応募締切 2017/7/1

「第66回ARD(ミュンヘン)国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門(2017/8/28〜9/6 ドイツ・ミュンヘン)
事前審査結果

「第17回クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリンコンクール」(2017/8/24〜9/4 ドイツ・シェーンタール)

「2017ティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリンコンクール」(2017/8/22〜29 スイス・シオン)
事前審査結果

「第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/6/15〜25 カザフスタン・アスタナ)

「2017マイケル・ヒル国際ヴァイオリンコンクール」(2017/6/2~10 ニュージーランド・クイーンズタウン / オークランド)
受賞結果

「第33回ヴァルセシア・ムジカ国際コンクール」ヴァイオリン&オーケストラ部門(2017/5/26〜30 イタリア・ヴァルセシア)
受賞結果

「第24回アンドレア・ポスタッキーニ国際ヴァイオリンコンクール(2017/5/20〜27 イタリア・フェルモ)
受賞結果

「第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」(2017/5/13〜21 大阪)

○【チェロ】「2017エリザベート王妃国際音楽コンクール」チェロ部門(2017/5/8~6/3 ベルギー・ブリュッセル)
受賞結果

「2017プラハの春国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門(2017/5/7~15 チェコ・プラハ)
受賞結果

「若いヴァイオリニストのためレオニード・コーガン国際コンクール2017」(2017/5/1〜6 ベルギー・ブリュッセル)

「第6回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」(2017/4/24~5/6 ドイツ・リヒテンベルク)
受賞結果


2016年の国際コンクール

2015年の国際コンクール

2014年の国際コンクール

2013年の国際コンクール

2012年の国際コンクール

2017国内コンクール
Link


「第15回チェコ音楽コンクール」(予選会10/14、本選会11/8)

「第9回徳島音楽コンクール」(10/7)

「第8回クオリア音楽コンクール」(予選9/18、本選12/10)

「第86回日本音楽コンクール」(第1予選:9/13・14・15、第2予選:9/16・17、第3予選:9/18、本選:10/22)

「第71回全日本学生音楽コンクール」(【予選】東京小学:9/2・3、中学:9/9・10、高校:9/5・6、大阪小学:9/3、中学:9/2、高校:9/4、名古屋:9/10、北九州:9/24、【本選】東京小学・中学:10/15、高校:10/16、大阪:10/21、名古屋:10/22、北九州:10/21、【全国】小学・中学:12/3、高校:12/4)

「第11回全日本芸術コンクール」(予選:音源審査、本選:8/23・24)

「第10回国際ジュニア音楽コンクール」(予選:ビデオ・録音審査、本選:8/21・22)

「第19回関西弦楽コンクール」(8/19・20)

「第23回宮日音楽コンクール」(予選:8/18、本選:11/18)

「第13回ルーマニア国際音楽コンクール」(一次審査:音源審査、二次審査:8/17、本選会:8/20)

「第4回刈谷国際音楽コンクール」(8/10・11)

「第4回桐朋学園全国ジュニア音楽コンクール」(予選:8/9・10、本選:10/8)

「第21回松方ホール音楽賞」(予選:8/9、本選:8/10)

「2017飛騨河合音楽コンクール」(予選・本選:8/5)

「第19回洗足学園ジュニア音楽コンクール」(予選:8/3、本選:9/23)

「第11回ベーテン音楽コンクール」(地区予選:7/26〜9/3、地区本選:9/24〜11/11、全国大会:11/23・12/25)

「第29回子供のためのヴァイオリンコンクール」(7/25・26)

「第63回鎌倉市小・中・高学生音楽コンクール」(予選:7/23、本選:9/23)

「第19回日本演奏家コンクール」(第1次予選:7/23〜27・30、第2次予選8/19・20・23〜25・28〜30、本選:10/10・11)

「第18回大阪国際音楽コンクール」(予選:録音・映像審査、地区本選:7/22〜8/31、ファイナル:10/7・8)

「第27回日本クラシック音楽コンクール」(予選:7/15〜8/31、本選:9/21〜10/31、全国大会:12/6・7・9・15・18・19・20・26・27)

「第15回東京音楽コンクール」(第1次予選:7/1〜3、第2次予選:8/24、本選:8/31)

「第3回豊中音楽コンクール」(予選:6/17・18、本選:7/2)

「第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:6/11〜8/8、本選:6/25〜8/16、全国大会:8/23・25・26・27、9/16)

「第5回 Kアンリミテッド弦楽器コンクール」(予選:6/3・4・10、本選:6/25)

「2017ハマのJACK コンチェルト ソリスト オーディション」(予選:5/4、本選:5/21)

「第33回かながわ音楽コンクール」(第1次予選:3/19・20、第2次予選:4/16、本選:5/14)

「第3回日本ジュニアヴァイオリンコンクール」(4/4)

「第1回赤坂ジュニア音楽コンクール」(予選:3/29、本選:3/31)

「第11回セシリア国際音楽コンクール」(予選:録音・録画審査、本選:3/29・30)

「第6回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」(第1次予選:3/28・29、第2次予選:3/30・31、本選:4/2)

「第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:2016/12~2017/2、本選:2017/1~3、全国大会:2017/3/25・26,・31、4/3)

「ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2017」(2017/3/13・21・22)

「第5回 Kジュニア&学生音楽コンクール」(予選:CDまたは実演2016/12/23・24、セミファイナル:2017/1/7・8、ファイナル:2/4)

「第22回KOBE国際音楽コンクール」(予選:音源審査、本選:2017/1/7〜9)

「彩の国 String Competition 4th(予選2017/1/4、本選1/5)

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