ファイナルは2部構成で、11月7日に行われるリサイタルファイナル(60分以内)は、①指定(※)のソナタより任意の1曲、②ベートーヴェン:ソナタ2番 or 3番 or6番、③コンクール委嘱作(Camille Pépin (1990-) : Autumn Rhythm for violin and piano )、④シューベルト:ピアノ三重奏曲1番、⑤ミヨー:ヴァイオリンとピアノのための “屋根の上の牡牛”。(※サン=サーンス1番 or 2番、シューマン1番 or 2番、フォーレ1番 or 2番、プロコフィエフ1番 or 2番、レスピーギ、リヒャルト・シュトラウス)
ファイナルは2ラウンド構成で、 9月27日に楽友協会ブラームスホールで行われる FinalⅠ はピアノ伴奏、9月30日に楽友協会大ホールで行われる Gala Final はヨハネス・ヴィルトナー氏指揮:ウィーン放送交響楽団との共演。課題曲は、ベートーヴェン以降の19~20世紀の代表的な協奏曲1曲。(カデンツァはクライスラー版がある場合はそれを採用)
セミファイナルは50〜55分のリサイタルプログラムで、クライスラー作品1曲(悪魔のトリル・クライスラー編 or プレリュードとアレグロ or コレルリの主題による変奏曲)、18〜20世紀の "Viennese School" のヴァイオリン&ピアノ曲1曲、出場者の母国の現代作曲家の作品1曲(ヴァイオリン&ピアノ曲 or 無伴奏曲)、任意のヴィルトゥオーゾピース1曲(ヴァイオリン&ピアノ曲 or 無伴奏曲)、クライスラー作のアンコールピース1曲を演奏する。