ビバ!おけいこヴァイオリン

門下、レッスン、先生、コンクール・・・時にシリアス、時にコミカル。

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【書籍】「東京藝大 秘境図鑑』-本書を手に「藝祭」へGo!

2017/06/18(日) 12:24:52

『最後の秘境 東京藝大』(新潮社刊)と同様のコンセプトで、ユニークな藝大生の実像にインタヴュー形式で迫る別冊宝島シリーズの1冊。

『最後の秘境 東京藝大』の著者二宮敦人氏と箭内道彦美術学部准教授との対談も併録している。

「東京藝大 秘境図鑑』と銘打つだけあって、ヴィジュアル(写真・イラスト)が満載。「最後の秘境」でとりわけ印象的だった学生(からくり人形を作る漆芸専攻生)らも再登場、美校12名・音校6名のリアルな姿が、プロフィール付きで作品や演奏風景と共に紹介されている。

藝大OBの作家によるイラストエッセイ、編集部による取材ノート(秘境探検記)、藝大生御用達ショップガイド付き。

ところで、文章や写真だけでなく、秘境をリアルに体感したい向きには、やはり毎年9月上旬に開催される「藝祭」を見に行くことをお勧めしたい。

美校と音校のコラボで製作し担いで練り歩く名物の御神輿は、映画のセットのようで圧巻。

音校の演奏会は入場整理券ゲットのため並ぶのが大変だが(2017年度は抽選制に変更らしい)、美校の各専攻の作品展覧はやはり一見の価値がある。

美校受験生や画廊関係者が多数見に来ているようだが、藝高・音校志望者・ご家族も、藝高の公開実技試験・入試説明会・オケ定演・アカンサス、オープンキャンバス、奏楽堂モーニング等、定番の「学内下見メニュー」に「藝祭」観覧を加えておきたい。

気になるのは、「藝祭」と学コン・日コンの予選の日程が往々にして重なることだが、出場するのでなく見に行くだけなら、堅苦しく肩が凝る試験場っぽい空間(有料)よりアートの熱気溢れるスリリングな空間(無料)の方が…(あ、おけいこヴァイオリンブログらしからぬことを言っちゃいそう)

音楽だけでなく美術もある。アートが様々に交差し共鳴し合う磁場に身を置くことが、音を創造するマインドを強く喚起する。

そんなことをまず実感するために、本書を手に「藝祭」へGo!(パパアッチの皆様は模擬店で飲めます)




「東京藝大」秘境図鑑 (別冊宝島 2593)


「2017年度 藝祭」公式サイト(9/8〜10 ※9/9・10は学コン中学の部予選と重なる)







おけいこニスト 必見・必聴・必読!

【コラボ企画】 「第9回(2016)国際ジュニア音コン」入賞者53名の動画を公開

2017/06/09(金) 02:12:45

ビバおけが後援する「国際ジュニア音楽コンクール」(IJMC)とのコラボレーション企画。

同コンクール第9回(2016)の順位入賞者53名の演奏動画を「ヴァイオリニア」にアップした。(曲名付き)


A部門(未就学児)9名

B部門(小1・2)11名

C部門(小3・4)12名

D部門(小5・6)9名

E部門(中学生)8名

F部門(高校生)4名




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【コラボ企画】 「第8回(2015)国際ジュニア音コン」入賞者42名の動画を公開

2017/04/16(日) 16:32:28

ビバおけが後援する「国際ジュニア音楽コンクール」(IJMC)とのコラボレーション企画として、同コンクール第8回(2015)の入賞者42名の演奏動画をヴァイオリニアに順次掲載します。

各部門毎の動画集の冒頭には、本企画に寄せる思いを綴りました。

「ヴァイオリニア」




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【ヴァイオリン骨体操】 特別講座がスタート

2017/04/11(火) 01:51:48

2017年は注目のヴァイオリン本の刊行が続いている。

1月に刊行された『みるみる音が変わる! ヴァイオリン骨体操』もそのひとつ。

学習者の様々な悩み・課題を解決するナンバ術を取り入れた画期的なメソッドが評判を呼び、好調な売れ行きを示している。

著者の遠藤記代子氏はこれまでもヴァイオリン演奏のためのストレッチ講座を行ってきたが、この度、本書の刊行を機に講座内容が一新され、「レガート奏法と移弦」「ヴィブラート」「スピッカート」等、テーマ別の特別講座がスタートする。

「特別講座 遠藤記代子のヴァイオリン骨体操」




みるみる音が変わる! ヴァイオリン骨体操




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『ヴィブラート教本』-紹介動画

2017/04/07(金) 04:07:41

訳者の山﨑千晶氏が教本の概要を紹介し、エクササイズの一つを実演する動画が YouTube にアップされた。

『ヴィブラート教本』紹介動画

今後はセミナーの開催も計画されているようだ。



ヴィブラート教本: ヴァイオリンのための




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『ヴィブラート教本:ヴァイオリンのための』-演奏者の内面性を呼び起こすヴィブラートを創るために

2017/03/28(火) 02:15:22

今春は、学習者なら必ず入手しておきたい良書の刊行が続いている。

『ヴァイオリン・マスタリー』『偉大なるヴァイオリニストたち 2』 は、バイオグラフィーの体裁で、名演奏家の生の声を伝える大変興味深い読み物だ。(前者は技術上の知見も多く含んでいる)

一方、3月1日に刊行されたこの書籍はタイトル通り「教本」で、しかもテーマはヴィブラート。

ヴァイオリン学習者がとりくむべき最大の課題のひとつにフォーカスした、従来ありそうでなかった画期的な技術書である。

著者のズデニェク・ゴラ氏はチェコのヴァイオリニスト・指導者。ベーレンライター等から数多くの教本を刊行しており、85歳になる現在も、チェコのオストラヴァとスウェーデンで教鞭を執っている。

著者は本書で、単なるメカニックな身体運動ではなく、演奏者の内面の豊かな感情を喚起し、それを音に転化するための表情豊かなヴィブラートの創り方を基礎から実践的に説き起こす。

ひじ・手首・指先のヴィブラートの基本動作とコツ、それを習得するためのエクササイズ。「広い・狭い」「速い・遅い」ヴィブラートを有機的に組み合わせる方法、さらにはレガートでヴィブラートを止めないための練習法等、学習者がよく突き当たる課題への解決策も示されている。

第1章から通して取り組む他にも、学習者それぞれのレベルや課題に応じて適切なエクササイズを選び、毎日の練習メニューに組み入れていく方法も有効だろう。

本書の訳者である山﨑千晶氏は、2004年から10年ほどチェコのオーケストラに所属しコンマスを務めた経験を持つヴァイオリニスト・作曲家である。

チェコ語の原著の素晴らしさを発見して日本語に翻訳し、出版社に原稿を持ち込んだ。そんな刊行までの経緯は『ヴァイオリン・マスタリー』の場合と似ている。

優れた眼力を備えた訳者によって貴重な外国語書籍に光が当てられ、実際に日本語版が刊行され、学習者や指導者の間で評判を呼ぶ。

そんな流れが今後もぜひ続いて欲しいと思う。




ヴィブラート教本: ヴァイオリンのための



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『偉大なるヴァイオリニストたち 2 ~チョン・キョンファから五嶋みどり、ヒラリー・ハーンまで~』(35名の演奏CD-ROM付き)

2017/03/25(土) 23:45:06

学習者や指導者の間で評判を呼んでいる 『ヴァイオリン・マスタリー 名演奏家24人のメッセージ』に続いて、またもや思わず読みふけってしまうヴァイオリニスト本が刊行された。

こちらは1948年以降に生まれた現在第一線で活躍中のヴァイオリニスト35名の音楽と人生に迫る評伝集。第1巻 同様、演奏音源を収録したCD-ROMが付いた豪華版だ。

各章は主としてヴァイオリニスト自身のコメントを交えつつ叙述を重ねるスタイルで構成されている。ミニバイオグラフィーでありながら、従来コンサートプログラムやウィキペディアでは知り得なかった情報も多く含まれている。

とりわけ学習者にとって興味深いのは、彼らがヴァイオリンを習い始めたきっかけや師事した指導者のこと、その指導法について振り返る箇所だろう。

また、国際コンクールで世に出た演奏家もいれば、そのキャリアの中でコンクールとは一切無縁だった演奏家もいる。「国際コンクールを受けたことは?」との質問にツィンマーマンが答えるくだり等、各演奏家のコンクール観が示されている部分もある。

インタヴュー形式で構成された章(※)では、師のこと、影響を受けたヴァイオリニスト、使用楽器、演奏観、プログラムや様式へのアプローチ等が演奏家自身の口からより率直に詳しく語られている。(※ ナイジェル・ケネディ、フランク・ペーター・ツィンマーマン、ジョシュア・ベル、ギル・シャハム、イザベル・ファウスト、ルノー・カプュソン、ヒラリー・ハーン、ユリア・フィッシャー、セルゲイ・ハチャトゥリアン)

各章では、現在及びこれまでに使用した楽器の情報が記載されているが、このクラスの演奏家なら当然のこととはいえ、次から次へと登場する絢爛たる名器の数々には思わず息を呑んでしまう。一方でヒラリー・ハーンは、イタリアの名器を様々試したものの、結局14歳から弾いている楽器に落ち着いたと意外な事実を述べている。

CD-ROMに収録された演奏音源は、
ピンカス・ズーカーマンのヴュータン5番1楽章、シュロモ・ミンツのブルッフ1番3楽章、ヴィクトリア・ムローヴァのバッハ2番1楽章、フランク・ペーター・ツィンマーマンのイザイ無伴奏ソナタ6番、ヴァディム・レーピのラロ:スペイン交響曲1楽章、ジュリアン・ラクリンのヴィエニャフスキ2番2楽章、ニコライ・ズナイダーのプロコフィエフ2番1楽章、ジェイムズ・エーネスのパガニーニ:カプリース16番・17番、サラ・チャンのパガニーニ:カプリース1番・15番、ヒラリー・ハーンのベートーヴェン2楽章、ユリア・フィッシャーのサラサーテ:ツィゴイネルワイゼン等だ。

本編で取り上げられた35名のヴァイオリニストの「それぞれの演奏活動のなかでもとりわけ重要な意味を持つ作品、または演奏家の芸術性をもっともよく表している一曲」(本書P15)が選ばれている。

巻末には本編で取り上げた以外の19名のヴァイオリニストと46名の指導者の略歴も付されている。



偉大なるヴァイオリニストたち 2 ~チョン・キョンファから五嶋みどり、ヒラリー・ハーンまで~




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【デビュー盤はNAXOSより】ベリオ:ヴァイオリン協奏曲 第4番・第6番・第7番、バレエの情景(辻彩奈/パルドゥビツェ・チェコ室内フィル)

2017/03/14(火) 20:38:13

ナクソスのベリオ協奏曲シリーズと言えば、ビバおけ読者なら知らない方はほとんどいないはずだ。

かつて学コン小学校の部の課題曲の定番だった9番(※)が収録された 西崎崇子氏/ブリュッセル放送響盤(1番・8番・9番) を所有している読者は多いだろう。※過去24年では第9番第1楽章が第51回(1997)と第56回(2002)の予選課題曲となっている。

もうひとつある協奏曲集は、フィリップ・クイント氏/スロバキア放送響盤(2番・3番・5番)

残るは4番・6番・7番。ナクソスがこの協奏曲シリーズを完結させるべく、今回新たにソリストとして抜擢したのが、「2016モントリオール国際」覇者の辻彩奈さんだ。

パルドゥビツェ・チェコ室内フィル
との共演で収録された楽曲は、協奏曲4番・6番・7番に加え、学習者にはお馴染みの「バレエの情景」と、「エア・ヴァリエ第4番 "モンタニャール"」のヴァイオリンと管弦楽版。

第7番は第1楽章が「第48回(1994)学コン」小学校の部の本選課題曲に、「バレエの情景」は第59回(2005)の同部の本選課題曲になっている。

4番・6番・「エア・ヴァリエ」は言うまでなく、7番のCD化も極めて稀な例で、貴重な録音となる。

技巧と情感が絶妙に配されたベリオの楽曲を国際コンを制した若き俊英がどのように表現するか。

リリースは3月24日だが、一部を以下のサイトで試聴できる。

"Daily Download: Charles Auguste de Beriot - Violin Concerto No. 6: II. Allegretto"("YourClassical")




シャルル・オーギュスト・ド・ベリオ:ヴァイオリン協奏曲集




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【必読】『ヴァイオリン・マスタリー 名演奏家24人のメッセージ』

2017/02/28(火) 21:24:37

約100年前(1919年)に出版され、海外では今なお読み継がれている名著の待望の日本語版新訳が刊行された。(旧訳は1973年に『バイオリン技法』のタイトルで刊行後に絶版)

当時アメリカで活躍していたヴァイオリンの名演奏家・名教師24人へのインタヴュー集だ。

レオポルド・アウアー(73歳)、ウジェーヌ・イザイ(60歳)、フランツ・クナイゼル(53歳)、モード・パウエル(51歳)、フリッツ・クライスラー(43歳)… 最年少はヤッシャ・ハイフェッツ(17歳)である。

「ヴァイオリン・マスタリー(ヴァイオリンに熟達すること)」をテーマに、伝説の名ヴァイオリニストらが縦横に語るその内容は、わが師とレッスン、技術上の知見と練習法、楽曲と作曲家、楽器や弦のこと、演奏プログラムと心構え、同時代の音楽家のエピソード等、多岐に渡り、どれも実に興味深い。

例えば、ジャック・ティボー(38歳)が語るのは、以下のような内容だ。

・一番難しいのは運弓
・セヴシックの問題点
・私の理想はイザイとサラサーテ
・「ストラド弾き」と「グァルネリ弾き」、その具体的事例
・最高のプログラム、一番嫌いな協奏曲

また例えば、10歳台前半からメジャーオケとの共演を重ねてきたハイフェッツが、技術的に一番難しいと感じたことは何だったのか? 後に超絶技巧のレジェンドとして半ば神格化される彼が、それを正直に語る様はとてもリアルで新鮮だ。

現代の各スクールのまさに源流に位置するレオポルド・アウアー(73歳)本人へのインタヴューに加え、その弟子の立場から、ハイフェッツやトーシャ・ザイデル(19歳)がアウアーの秀逸なレッスン内容をエピソードを交え具体的に語る。

24人の各章のどの部分から読んでも、思わず読みふけってしまう。訳文のリズムが整っており、語られる内容に応じシンプルな見出しが付けられている点も効果的だ。

技術上のワンポイント・アドヴァイスも多く、巻末にはアーサー・ハートマン(37歳)によるポジション移動、レオン・サメティーニ(32歳)によるダブルハーモニクス等のまとまった解説が付されている。学習者にとって参考になる箇所は多いだろう。

実際、本書の訳者はヴァイオリンのレイトスターターで、エドムンド・セヴァーン(56歳)が紹介した方法を練習に取り入れたら、短時間で運弓が劇的に改善されたとブログに記している。(ブログには 各演奏家の音源リンク も示されている)

本書の価値を再発見した訳者が、新たに日本語に訳し、最初は電子書籍の個人出版として世に送り出し、この度、遂に商業出版へとこぎつけた。

ヴァイオリンを手にするすべての人が一読し、座右に置き、折に触れ読み返すべき名著と言えるだろう。




ヴァイオリン・マスタリー 名演奏家24人のメッセージ



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【蜜蜂と遠雷】 国際ピアノコンクールを克明に描いた小説が、直木賞を受賞!

2017/01/20(金) 20:20:35

小説の舞台は、「浜松国際ピアノコンクール」を想起させる「芳ヶ江国際ピアノコンクール」。

直木賞の恩田陸さん「蜜蜂と遠雷」 浜松が舞台(1月20日付「中日新聞」web)

コンクールの一次予選からファイナルまでの4ラウンドを克明に追い、互いにしのぎを削り合うコンテスタントらの姿を鮮やかに描き出す人間ドラマ。

コンクールの舞台裏や審査の実態にも鋭く分け入り、とりわけ課題曲の演奏シーンの描写が多彩で美しい。

音楽そのものを文学の言葉で表現し尽くすという強い意志に貫かれて構築された魅惑的な物語世界。

2段組500ページを超える大作だが、物語の推進力に導かれ、活字の上を様々な音楽が流れていく心地良さを感じつつ、一気に読了してしまう。

著者の恩田陸氏は、高校生までピアノを弾き、浜松国際ピアノコンクールを第4回から、4回連続で見に行った経験を持つ。作品は、クラシック音楽への深い造詣、コンクールへの入念な取材に裏打ちされている。

【著者に訊け】恩田陸氏 音楽を描く青春小説『蜜蜂と遠雷』(2016年10月20日付「NEWSポストセブン」)

小説に登場するコンクールの各ラウンドの課題曲のプレイリストが作られ、NAXOS MUSIC LIBRARY で聴けるサービスもあるようだ。

マスコミも注目!――『蜜蜂と遠雷』のコンクール曲が作中の演奏順に聴ける! in NAXOS MUSIC LIBRARY(2017年1月18日付「幻冬舎 plus」)




蜜蜂と遠雷



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【書籍】『みるみる音が変わる! ヴァイオリン骨体操』

2017/01/05(木) 21:08:58

動きに溜めや捻りを作らず、骨を折り畳むようにして身体を使う「ナンバ術」。

これをヴァイオリン演奏に応用すると、演奏者にとっての悩みである身体の痛みが解消されるだけでなく、楽器の鳴りが改善され、テクニックの克服が促され、演奏自体の質が向上する効果が得られるという。

実際、桐朋学園では、ナンバ術を体得した生徒が数々のコンクール実績を生み出してもいる。

そんなナンバ術を誰でも取り組める画期的なメソッドとしてプログラム化した「ヴァイオリン骨体操」の全貌を明らかにする注目の書。



みるみる音が変わる! ヴァイオリン骨体操


1月14日には、ヤマハ銀座で、著者の遠藤記代子氏によるヴァイオリン骨体操の講座が開催される。

「ナンバ術ヴァイオリン骨体操と基礎練習~腕の力みを取り去るために~」




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【新刊】 必携のCD-ROM付ヴァイオリニスト本の第2弾、2017年3月に刊行

2016/12/22(木) 01:30:32

偉大なヴァイオリニスト50名の評伝とその歴史的名演を付属のCD-ROMに収めた著書 『偉大なるヴァイオリニストたち~クライスラーからクレーメルへの系譜~』 が刊行されたのは、2012年のことだった。

刊行当時は大きな話題を呼び、ヴァイオリン学習者にとって必携の名著となったのは言うまでないが、同シリーズ待望の第2弾が、2017年3月31日に刊行される。

今回対象となるのは1948年〜85年生まれの現代のヴァイオリニスト35名。日本人ヴァイオリニストも含まれている。

前作同様、使用楽器等の情報にも踏む込んだ従来ない解説テキストと共に、付属のCD-ROMにどんな演奏楽曲が収録されるのかが注目される。

『偉大なるヴァイオリニストたち 2~チョン・キョンファから五嶋みどり、ヒラリー・ハーンまで~』(「ヤマハミュージックメディア」公式サイト)

原著刊行の出版社 "Buchet Chastel" の公式サイトより



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【セヴシック教本】日本語ライセンス版、ニューリリース

2016/11/16(水) 20:19:02

「セヴシック(Ševčík)バイオリン教本 OPUS 8 」の日本語ライセンス版が、ヤマハミュージックメディアより11月20日に発売される。

システマチックにのみなりがちな音階・ポジション移動の練習を、実践的・音楽的なアプローチで学ぶ、115年前に初版が出た基礎テクニック養成のための王道的教典。

練習ごとのポイント・技術的なアドバイスなどが、日本語で解説されている。監修は花田和加子氏(東京芸大講師 / アンサンブル・ノマド、サントリーホール 室内楽アカデミー・ファカルティ)




セヴシック バイオリン教本 OPUS8




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【書籍] 『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』

2016/10/29(土) 03:39:33

手前味噌になるが、受験界の常識が一切通用しない特異な位置にある芸大入試について書いた 「【芸大入試のリアル】偏差値 “ありえね” 受験産業不在の異界」(「ヴァイオリニア」)のページヴューが、とうとう10万を超えた。無論、記事単体の人気度としてはダントツの第1位。内容を少しづつ更新しながら、掲載して2年になるが、今なお毎日、新たな読者に読まれ続けている。

最近テレビでは、東大生という知的エリートの落差や個性に着目したエンタメ番組がよく作られているが、芸大生の場合は、一般にはあまり知られていない彼らのリアルな日常にスポットを当てるだけで、面白いコンテンツが出来上がりそうだ。

テレビでは芸能人らの芸大キャンパス探訪記等が放映される中、そろそろ芸大生の日常をレポートした本が出てもよさそうだと思っていたら、キャッチーなタイトルの本が大手出版社(新潮社)から刊行された。

二宮敦人氏著 『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』(新潮社)

芸大生自身にとってはいたって普通、しかし世間から見たら秘境としか言いようがない世界を目の当たりにして、一般の読者は驚き、あきれ、でも最後はその真剣な姿に心を打たれる展開となるに違いない。

とはいえ、ビバおけ読者は、芸大生のみならず音大生・音高生なら概ね、同じ秘境の住人。そこを目指している人たちは、秘境での市民権を得るため、日々努力している、本の世界に近いタイプが多い。

だから、本書でレポートされる「音校生」の日常については、特に驚きもなく、「私も同じですけど何か?」との感想で終わってしまう可能性が高いかもしれない。

しかしながら、それでも尚、本書が面白いのは、噂には聞くが、ここまでとは思わなかった「美校生」の実態が、著者の体験を交えつつ、詳しく報告されている点だろう。

著者の二宮敦人氏は一橋大学経済学部卒のミステリー作家で、奥さんが現役の「美校生」(彫刻科)。

深夜に半紙で自分の型をとったり、芸大の生協で買ったというガスマスクをキッチンにポンと置く我が妻…

奥さんに導かれるように、謎の秘境に足を踏み入れる著者。「美校」と「音校」の全学科の学生にインタヴューを敢行し、彼らの制作・演奏現場にも潜入した。

「美校生に比べたら、私たちはまだ普通寄りで良かった」と安心するために、一読の価値があるノンフィクション作品と言えるだろう。




最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常


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【書籍】『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』-ジュネーヴ高等音楽院教授(「サラサーテ国際」覇者」)の波乱の青春記

2016/05/25(水) 21:53:55

2011年のLFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)で来日。ファンも多いと聞くが、正直、名前を聞いたことがある程度の存在だった。

少なくとも自叙伝を出せる「巨匠」(将来そうなる可能性はあっても)とは言えないと、失礼ながらそう思ってしまった。

しかも、この自叙伝は22歳までの前半生のものに過ぎない。

そんなヴァイオリニストが書いた本の日本語版を、あの藤原書店が刊行した。人文・社会科学の専門書・教養書で定評のある出版社だ。

何か理由があるに違いない。

そう思ったが、本の定価を見て、購入を躊躇してしまった。

税込み 4,968円。368ページとそこそこの大部とはいえ、この値段はよくあるヴァイオリニスト本の相場の2倍を軽く超えている。

しかし、書店で手に取り、冒頭の写真ページとそこに記された著者による説明文、そして目次を見たら、これはもう買うしかないと感じた。

引き込まれるように読み進み、読了した今、最初の直感は当たっていたと確信した。

人生にはかけがえのない本との出会いが必ずある。

どんなことがあっても読まなければならない本が存在する。

テディ・パパヴラミ(Tedi Papavrami)。

1971年アルバニアの首都ティラナ生まれのヴァイオリニスト。

11歳でフランス政府から奨学金を受け渡仏。4分の3のヴァイオリンでパガニーニの協奏曲1番を弾き、パリ国立高等音楽院にトップ合格、ピエール・アモイヤル教授に師事した。

14歳の時、「1985年ロドルフォ・リピツァー国際」で第2位(最高位)。その後、16歳からコンサート活動で生計を立て、プロとしてのキャリアを確立した22歳で、「絶対に負けられない状況」の中、「1993年サラサーテ国際」に挑み、第1位と特別賞を獲得した。

ソリストとして、ザンデルリンク、パッパーノ、クリヴィーヌ等、多くの名指揮者と共演し、録音も数多い。

2008年より、ジュネーヴ高等音楽院 教授。2014年に、フランス政府より「芸術文化勲章シュヴァリエ」を受章した。

かつてはヨーロッパの最貧国と言われ、1990年代初頭まで鎖国状態にあった共産主義国アルバニアに生まれた。

「アルバニアのモーツァルト」と賞讃されたが、11歳でフランスに移住、15歳で両親と共に政治亡命を余儀なくされるという波乱の青春期を過ごした。

独裁政権下の神童としての日常、鎖国体制における初の異国との邂逅、パリ国立高等音楽院の入学試験、国際コンクールへの挑戦…。亡命への報復措置でアルバニアに残された祖父母は収容所に送られた。

活発な少年時代と愛すべき家族たちの思い出、亡命者として断絶を余儀なくされた祖国への複雑な心情、若きヴァイオリニストとして抱く将来への希望と不安。

それらが次々と織り成される様々なエビソードによリ浮き彫りとなる。

強く優しい、大胆にして繊細なヴァイオリンの音色を紡ぎ出す表現者としてのパパヴラミの至芸は、半生記を活写する文章表現においても冴え渡っている。

その類稀な文才はアルバニアを代表する作家イスマイル・カダレの作品のフランス語訳にも向けられ、演奏家や指導者としての活動の傍らで、刊行された翻訳は既に10冊を超えるという。

さらに表現者としての活動領域は俳優業にまで拡大、2002年にフランスのテレビドラマ「危険な関係」でカトリーヌ・ドヌーヴと共演した。

訳者の山内由紀子氏のあとがきの一節を紹介しよう。

「フランスの書評の多くが「大いに笑い、泣ける」と絶賛する通り、老若男女どのような読者にも突き刺さる親近感に溢れ、私達にはあまり馴染みのない世界の物語にもかかわらず、きっと、私も、僕も、そうだった、という不思議な懐かしさを抱かれることでしょう。」

さらにビバおけの読者なら、アモイヤル先生のレッスンやパリ・コンヴァトの入試、2つのコンクールのことを書いた章では、興味深い記述を随所に発見するだろう。

章末にはQRコードが印刷されていて、スマートフォンで読み取れば、著者自身が演奏する楽曲の一部が録音から抜粋で聴ける特典も付いている。

「ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ」(藤原書店公式サイト)



ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ




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全日本学生音楽コンクール

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「第1回バルトーク国際ヴァイオリンコンクール」(2017/9/10〜17 ハンガリー・ブタペスト)
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「2017ティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリンコンクール」(2017/8/22〜29 スイス・シオン)
事前審査結果

「第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」ヴァイオリン部門(2017/6/15〜25 カザフスタン・アスタナ)

「2017マイケル・ヒル国際ヴァイオリンコンクール」(2017/6/2~10 ニュージーランド・クイーンズタウン / オークランド)
受賞結果

「第33回ヴァルセシア・ムジカ国際コンクール」ヴァイオリン&オーケストラ部門(2017/5/26〜30 イタリア・ヴァルセシア)
受賞結果

「第24回アンドレア・ポスタッキーニ国際ヴァイオリンコンクール(2017/5/20〜27 イタリア・フェルモ)
受賞結果

「第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」(2017/5/13〜21 大阪)

○【チェロ】「2017エリザベート王妃国際音楽コンクール」チェロ部門(2017/5/8~6/3 ベルギー・ブリュッセル)
受賞結果

「2017プラハの春国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門(2017/5/7~15 チェコ・プラハ)
受賞結果

「若いヴァイオリニストのためレオニード・コーガン国際コンクール2017」(2017/5/1〜6 ベルギー・ブリュッセル)

「第6回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」(2017/4/24~5/6 ドイツ・リヒテンベルク)
受賞結果


2016年の国際コンクール

2015年の国際コンクール

2014年の国際コンクール

2013年の国際コンクール

2012年の国際コンクール

2017国内コンクール
Link


「第15回チェコ音楽コンクール」(予選会10/14、本選会11/8)

「第9回徳島音楽コンクール」(10/7)

「第8回クオリア音楽コンクール」(予選9/18、本選12/10)

「第86回日本音楽コンクール」(第1予選:9/13・14・15、第2予選:9/16・17、第3予選:9/18、本選:10/22)

「第71回全日本学生音楽コンクール」(【予選】東京小学:9/2・3、中学:9/9・10、高校:9/5・6、大阪小学:9/3、中学:9/2、高校:9/4、名古屋:9/10、北九州:9/24、【本選】東京小学・中学:10/15、高校:10/16、大阪:10/21、名古屋:10/22、北九州:10/21、【全国】小学・中学:12/3、高校:12/4)

「第11回全日本芸術コンクール」(予選:音源審査、本選:8/23・24)

「第10回国際ジュニア音楽コンクール」(予選:ビデオ・録音審査、本選:8/21・22)

「第19回関西弦楽コンクール」(8/19・20)

「第23回宮日音楽コンクール」(予選:8/18、本選:11/18)

「第13回ルーマニア国際音楽コンクール」(一次審査:音源審査、二次審査:8/17、本選会:8/20)

「第4回刈谷国際音楽コンクール」(8/10・11)

「第4回桐朋学園全国ジュニア音楽コンクール」(予選:8/9・10、本選:10/8)

「第21回松方ホール音楽賞」(予選:8/9、本選:8/10)

「2017飛騨河合音楽コンクール」(予選・本選:8/5)

「第19回洗足学園ジュニア音楽コンクール」(予選:8/3、本選:9/23)

「第11回ベーテン音楽コンクール」(地区予選:7/26〜9/3、地区本選:9/24〜11/11、全国大会:11/23・12/25)

「第29回子供のためのヴァイオリンコンクール」(7/25・26)

「第63回鎌倉市小・中・高学生音楽コンクール」(予選:7/23、本選:9/23)

「第19回日本演奏家コンクール」(第1次予選:7/23〜27・30、第2次予選8/19・20・23〜25・28〜30、本選:10/10・11)

「第18回大阪国際音楽コンクール」(予選:録音・映像審査、地区本選:7/22〜8/31、ファイナル:10/7・8)

「第27回日本クラシック音楽コンクール」(予選:7/15〜8/31、本選:9/21〜10/31、全国大会:12/6・7・9・15・18・19・20・26・27)

「第15回東京音楽コンクール」(第1次予選:7/1〜3、第2次予選:8/24、本選:8/31)

「第3回豊中音楽コンクール」(予選:6/17・18、本選:7/2)

「第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:6/11〜8/8、本選:6/25〜8/16、全国大会:8/23・25・26・27、9/16)

「第5回 Kアンリミテッド弦楽器コンクール」(予選:6/3・4・10、本選:6/25)

「2017ハマのJACK コンチェルト ソリスト オーディション」(予選:5/4、本選:5/21)

「第33回かながわ音楽コンクール」(第1次予選:3/19・20、第2次予選:4/16、本選:5/14)

「第3回日本ジュニアヴァイオリンコンクール」(4/4)

「第1回赤坂ジュニア音楽コンクール」(予選:3/29、本選:3/31)

「第11回セシリア国際音楽コンクール」(予選:録音・録画審査、本選:3/29・30)

「第6回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」(第1次予選:3/28・29、第2次予選:3/30・31、本選:4/2)

「第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」(予選:2016/12~2017/2、本選:2017/1~3、全国大会:2017/3/25・26,・31、4/3)

「ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2017」(2017/3/13・21・22)

「第5回 Kジュニア&学生音楽コンクール」(予選:CDまたは実演2016/12/23・24、セミファイナル:2017/1/7・8、ファイナル:2/4)

「第22回KOBE国際音楽コンクール」(予選:音源審査、本選:2017/1/7〜9)

「彩の国 String Competition 4th(予選2017/1/4、本選1/5)

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